2012年7月24日火曜日

種子島宇宙センターの海、種子島の海。

種子島は海の美しい島でした!一緒に行ったのが海友達ではなかったので、海で泳いだのは2時間だけでしたが、種子島の海も紹介します。

宇宙センターの海
宇宙センターとロケット射場の間の砂浜です。真っ白な砂がまぶしい浜でした。種子島にはこんな砂浜が多かったです。


打上の前日でしたが、サーファーが波乗りしていました!


打上が終わるとプレス席も自由に入れるようになりました。


これがプレス&VIP席。


プレス席の一番上から見るとこんな感じ。


射場は宇宙センター内の芝生の向こうの海の先に見えます。
世界一美しいロケット射場と言われていますっ♪


プレス席の裏の海。漁港がありました。


宇宙センター横の遊歩道を登った先にある展望台にも登ってみた。


展望台から宇宙センターの海を見下ろした所。


同じく展望台から、宇宙センターとは反対側の海。

めっちゃ泳ぎたいっ。

シュノーケルセットを送った露美ですが、一緒に行ったのは宇宙友達でした。露美だけが毎日、毎日「海で泳ぎたい。」「緑の豊かな島の海は、きっと魚が一杯いる!」と騒いでいました。帰る前日、やっと2時間だけシュノーケルの時間が取れましたっ!


一緒に行った友達はシュノーケルセットがないので、種子島のOCEAN GUIDESって所にガイドを頼みました。レンタル込ガイド付で2時間一人3千円でした!安いっ。


島の北の方にある港横でシュノーケリングです!
オヤビッチャ居た~っ!
鯖の子供

レンタルは、マスク・シュノーケル・ウォーターシューズのみで、フィンはありませんでした。友達二人は露美より体力あるので丁度良かったかも?


だから港の周りだけの時々、テトラにつかまったり立ったり出来るポイントでしたが、魚影は濃いっ♪これはボラ。カラスミの魚ですねっ。




こちらはガイドさん。フィンなしでグイグイ潜ります!


フィンなしの友達はバタ足で意外と進みます。


ミノカサゴ


港の出口ですが一番深い所は白砂でした。透明度もまあまあ。


港のテトラポットにはサンゴ礁が育っていました!


海友とゆっくりシュノーケルに来たい島でしたーっ。

2012年7月21日土曜日

種子島。H-ⅡBロケット、こうのとり3号機HTV3打上!

いよいよ打上当日です!
この日の早朝には国際宇宙ステーションISSが北東の空を通過します。3時だったか?4時だったか?。。。今日射ち上がるこうのとりが1週間後にドッキングするISSを見ようと、早起きしました。でも残念ながら北の空は曇っており、星は東の空しか見えませんでした。光害の無い吸い込まれるような漆黒の空にザラつく程沢山の星が見えました。

露美は前の日の早朝も1人で起きてISSの通過を見ました。その時は快晴で街灯の無い種子島の星空は星座が分らない程、沢山の星が見えていました。沢山の星の間の真っ暗な空間を進むISSは、まさに宇宙を進んでいるように見えました。真っ暗で地上が全く見えなかったので、自分も宇宙に居るみたいな錯覚に落ちいりました。打上当日の朝、皆でISSを見て盛り上りたかったのですが、残念ー。

一度寝なおして、5時半起床~。眠い目を擦りながら昨日下見した観望場所に向かいました。前の日から場所取りしてる人が居るかと思いましたが意外とガラガラ。何も6時前に来る事はありませんでした。車で細い道には入らない方が良いと言う地元の人の忠告通り入り口付近に車を置いて15~20分程歩きました。尾根の陰から射場が見えて来ました!ここで5時間待ちます!人が沢山来る所ですが公式観望所では無いただの道端。トイレも無いので携帯トイレとポンチョを持参しました!
55mm
300mm

恵美の湯は立入禁止となりました。
とりあえず恵美の湯跡地手前の射場が見える道端に三脚を立てて確保し、恵美の湯を見に行きました。途中の車が止められるスペースは既に一杯。ここには10台ちょっと位停められそうですが、


射場が見えるのは凄く狭い沢の出口のみ。下の写真で人が一人立っていますが、とても車の台数分の人数が快適に見れそうにはありません。三脚立てずに見る人だけなら大丈夫なのかなぁ?


恵美の湯の手前の民家。車を停めてある前には名前を書いたコンテナが置いてあったので、事前に許可をもらって車を置かせてもらってるようです。


民家から先が恵美の湯跡地です。私有地につき進入禁止の看板がありました(昨日の下見の時には無かったので入っちゃった)。看板と紐が張ってありますが、歩いて行く人に紛れて、ちょっと見に行ってみました。日避用テントと椅子、最前列は紐で囲ってあります。打上5時間前ですが、既に数人の人が居ました。たぶんですが、恵美の湯本館に泊っているお客さんの観望場所となってるかも?です。それにたぶん手前の民家に車を停めさせてもらった人も?

私達が確保した場所に戻って来ました。
寝不足で5時間待つので、ハンモックを持って行きました。打上は11時6分18秒と発表がありました。暑い時間まで待つ事になります。この日は曇っていましたが、かなり暑かった。でもハンモックの場所は木の後ろが崖になっていて風が吹きあがって来ました。寝ているとすっげー寒くなりました。恐るべし、ハンモック。しかし、寒くなるとトイレが近くて困る。

写真左奥に見える人影の所が観望場所です。その他の路上は木が邪魔で射場は見えませんでした。また、木を掻き分けた先は崖なので入れません。崖崩れを防ぐために植えられた木々は小さく、登る事も出来ません。背の高い車の屋根の上なら、もしかしたら見えるかもしれませんが、車を停めるスペースがありません。恵美の湯が立入禁止なので、射場が見えるポイントは殆どありませんでした。

打上40分前になると人が増えて来ました。この期に及んで入って来る車も居て、ハンモックの前はクーラーかけっ放しの車で渋滞しました。この先車がUターンする所も無いし、打上時間は迫ってるし、渋滞してるけどちょっとずつ進む以上は車を道に置きっぱなしでロケットが見える所へ行く訳にも行かないし、どうしたんでしょう?恵美の湯のお客さんだったのかなぁ。打上に間に合ったかな?

人ごみから離れて、こっそりポンチョで簡易トイレも済ませ、いよいよ打上ですっ!カメラは10mmの広角レンズで固定して動画撮影体制。これなら興奮して三脚を多少蹴飛ばしてもロケットは視野に入ってるでしょう。自分は双眼鏡で見るのに専念しましたっ!準備は万端ですっっ。


しか~しっ、近づく雷雲っ。
ロケットは雨だけなら射ち上がりますが、雷では打上延期となりますっ。

燃料注入後のNoGoは2日以上延期となります。土日で見に来てる人は打上を見れずに帰る事になるでしょう。プレス席に居る記者の柴田孔明さんがツイッターで逐一状況をつぶやいてくれました!

島の北の方にある増田通信所で雷警報。職員退去命令が出た!
増田通信所は射ち上がったロケットを追尾するパラボラアンテナがある所です。

射場を見守る私達の背中からも雷の音が近づいて来ましたっ。
射点の向こう側、プレス席辺りに雨のカーテンが見えます。
私達の居る場所も雨がパラつきました~っ。゜゚(>ヘ<)゚ ゜。

誰かがPCを持ちこんで中継動画を見てる音が聞こえます。
打上判断は、Go!ですっ!
カウントダウンが始まっていますっ!

中継動画は回線スピードに寄って、どの位遅れているのか分りません。いつロケットが上がっても良い様にカメラの動画の録画をスタート!自分は双眼鏡を覗き込みました~っ!

TVで見る打上とは大違いでした。ものすごい爆音。ビリビリ震える空気。自分と同じタイミングで叫ぶ人。拍手する人。笑う人。動画では自動で露出が絞られていて分りませんが、太陽が上がっていくみたいに眩しかった。ロケットはあっけない程あっという間に雲に突っ込んで見えなくなりましたが、ものすごい爆音は雲の向こうから聞こえています。今、ここは地球の頂点です!目の前にいたロケットは、ここ種子島から宇宙に射ち上がって行きました~っ!

打上直後。余韻を味わっている人達。
打上を見慣れた地元の人達は、爆音が遠ざかるとすぐに居なくなってしまいました。

残ってるのは観光客ばかりです。

暑い中、汗を大量に流しながら何時間も一緒に打上を待って、
背後の雷雲を心配して、Go/NoGoを見守り、
パラつく雨に溜息をつき、そして、一緒に歓声をあげた。

もはや同志達ですっ。

今度は青空で~っ!

もう少し鮮明な動画は、こちら。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18500458
http://www.youtube.com/watch?v=_-mZQTsl7CI&feature=plcp

2012年7月20日金曜日

打上前日ロケットの射点移動。

打上の前日、午後7時半頃ロケットが組立棟を出て、30分かけて射点まで移動しました。何時から移動が開始されるのか分りませんでしたが、ツイッターで柴田孔明さんがプレスルームから射点移動の開始時間をつぶやいてくれたので、ちょうど良い時間に見に行く事が出来ました!

ライトアップされ、ゆっくり移動する機体移動は実に美しかった。ライトアップされたロケットがスローモーションで移動する姿は何だかSF映画を見ているようでした。じっくり写真を撮る事が出来て良かったです。打上前日は、まだ3Km以内に立入れるので、宇宙センター敷地から見ました。宇宙センターの敷地は三菱のつなぎを着た関係者の人達も機体移動を見に来ていて、まるで自分が映画のワンシーンに紛れ込んだみたいで楽しかったです。
←動画を再生してから、カーソルを動画上に持って行くと右下に出る[YouYube]ボタンを押すと、大きな画面で見る事が出来ます。

機体移動が終わってもしばらく余韻を楽しみました。


明日は、ここが地球の頂点ですっ。宇宙向かってリフト・オフっ!


いやがおうにも盛り上がってきた~っ!!!

種子島ロケット打上、観望場所下見編。

打上前日は、観望場所を下見して回りました。(期間限定で詳しく書きますが、人が殺到するキャパは無い所が殆どなので、その内この記事を非公開にします。)

打上当日は3Km以内が立入禁止となります。前日の機体の射点移動時はまだ入れるので、打上時立入禁止でも射点移動を見るのに良さそうな場所は下見しました!右も左も分らない種子島を地図を見ながら迷走して、開けた場所を見つけては、双眼鏡で射点を覗て確認するのは非常に楽しい作業でしたっ。俄然、打上に向けて盛り上がります~っ!

恵美の湯(私有地につき立入禁止)射点まで3.5km
以前、恵美の湯と言う宿があった跡地です。火事で焼けてしまったそうです。下見の時は紐も何も張ってありませんでしたが、当日行ったら少し手前の民家がある所に「私有地につき進入禁止」の看板と紐が張ってありました。徒歩では入れましたが物凄い人で写真を撮る人には向きません。最前列に紐で四角く囲ったゾーンがあったり、椅子が並べてあったりしたので、一等地は恵美の湯本館の泊り客専用なのではないでしょうか?


それにしても近い。55mmで撮ってもこの近さ。肉眼だけでも楽しめそうです。
55mm
ここから見れたら素晴らしい。恵美の湯に泊りたいですね~。


射点に近いゲート(打上当日立入禁止)
前日午前中の下見の時にはゲート直前まで入れました。射点移動の時はどうだか確認しませんでした。めっちゃ射点に近いけど、手前に中型ロケット発射場があるので、ちょっと射点移動を見るには邪魔かなぁ。


射点移動時ここまで入れれば、すっごく近くで見れるけど。。。



ロケットの丘(打上時立入禁止)
ロケットの射点移動の時は人気のスポット。狭い。が、見晴らしが良い。早くから神撮り出来るならここで見たい。でも今回は一日遅れで来る友達を空港に迎えに行くので断念。


旧小型ロケット射点(打上時立入禁止)
広いし車で宇宙センターの駐車場があるので、ここで射点移動を見ました。広角レンズで撮っているので、すごく遠く見えますが双眼鏡が、あればものすごく楽しいです。射点移動の1時間前に行きましたが空いていました。三菱の繋ぎを着た関係者?な人達もここで射点移動を見ていました。


砂利置き場。射点まで5km
射点から5kmですが前日夕方前を通ったら紐が張ってありました。車を停める所もトイレも無く、何処か遠くに車を停めて歩いてくるしかありません。狭い。草が伸びてたら見えない。


でも申し分なく見えます。300mmでこんな感じ。当日行ってみたら紐張ってあったがありうるので行きませんでしたが良く見えました。


長谷観望所(公式観望所)射点まで7km
トイレもあり、カウントダウンもあり、記念バッチも配られます。最前列は前日から椅子を置いて場所取りしている人が居ましたが広いので、当日早くから行けば大丈夫そう?公式観望所の中では一番射点に近く、肉眼でも楽しめそう。もちろん双眼鏡があった方がより楽しめます!


第一射点は手前の建物に半分隠れてしまいますが、今回使う第2射点はロケット組立棟の右側にバッチリ見えています。第一射点はHⅡ-Aロケット、第2射点はHⅡ-Bロケット用だそうです。
300mm

下見の結果、恵美の湯へ立ち入れるなら恵美の湯へ向かう途中の道。恵美の湯跡地は私有地なので除外。ツイッターで拾った島のロケット打上お知らせ看板でも微妙に立入禁制区域に恵美の湯跡地がかかっていました。恵美の湯跡地へ向かう途中の海岸線の砂利道も立入禁制区域にかかってるのか微妙です。


で、そこの所を友達の従兄で島に住んでる方に聞いてみました。良く子供と打上を見に行っているそうです。いつも入れるから大丈夫~。だそうです。大丈夫かな?当日行ってダメだったら長谷公園かなー?と言う訳で観望地を決定しました!

2012年7月19日木曜日

ロケット打上、種子島の行き方(飛行機編)。

種子島へロケットの打ち上げを見に行って来ました!
ロケット打上の為の種子島上陸編をお届けしますっ。

今回は行きも帰りも飛行機で種子島入りしました。飛行機の予約は普通は2ケ月前のから始まりますが、夏休みのせいかJALの先得割引が5/1から始まりました。JALのマイレージ会員だったら、前日の4/30_11:00から先行予約が出来ました。露美はJMBの会員でしたが、友達もこの機会にJMB入り先行予約しました。打上は7/21ですが、2日前の7/19の飛行機を取りました。時報と同時に予約ページにアクセスしたが、一番安い朝一便は瞬殺。種子島に飛ぶ最終便が取れました。打上が伸びると帰りはいつになるか分らないので、帰りの飛行機は予約しませんでした。予約便を自由に変えられる正規料金は4万以上するので、帰りは新幹線でも良いかな?と思って飛行機は行きだけ予約しました。

宿は友達の親戚が種子島に住んでいて泊めていただける事になりました。聞く所に寄ると、打上前日&当日はGWから宿もレンタカーも予約が殺到していたとか?レンタカーも友達の親戚の方が手配してくれました。ラッキー♪、、、とか、油断してたら直前で友達が打上前日まで仕事が入ったーっ!ってー!! えーっ?!友達来ないのに、友達の親戚の家に泊る訳に行かないよね!? 私達いきなり宿なしーっ!!! な、事件もありましたが、友達が到着する前から私達だけ先に行って親戚の方の家に泊めて頂ける事になりました。なんか種子島の人、とても親切です。

そんな訳で種子島へ出発~。鹿児島空港で乗継時間が2時間近くありました。鹿児島までの飛行機はもう一本遅いのでも良かったのですが、一応早めに移動。島へ渡る飛行機のゲート前は畳があり、ゴロ寝して待てるので安心ですっ。結果的に、これが良かった。ゴロ寝してる内に鹿児島空港近辺に雷雲が発生しました。後から降りてくるANA,JALは上空待機。私達は降りれてラッキーでした。

屋久島や種子島へ向かうプロペラ機です。
小さくて飛行場のタラップには着けないので、バスで飛行機まで行って乗換ます。


この為、雷雲警報が出るとバスから降りられません。バスの中で雷雲通過待ち。


雷雲警報が長引くようなので、一度バスから降ろされました。この最終飛行機が飛ばないと、明日の飛行機も船も予約が一杯なので種子島に渡れるか分りません。私達、世界一美しい射場を見る事が出来るのでしょうか?

上空で待機していたANA,JALは近くの空港に降りて給油して再度チャレンジすると放送が入りました。ANA、JAL以外は早々に欠航が決定。鹿児島空港にはスカイマークも飛んでいましたが、安いからって、これに乗ってたらアウトでした!

30分以上遅れましたが、やっと飛行機に乗れました。アメダスを見ると、飛行機が上がってしまえば種子島は降りれそうな気がします。

飛行機に乗ってみると、1列・2列席しか無い小さい飛行機でした。
36人乗り。予約、瞬殺な訳だぁ。


機長からアナウンスがありました。左手(東)にある雲の壁を右(西)回りに迂回するそうです。飛行時間は倍近くかかりますが降りれるだろう、と。途中揺れますが心配いりません、って。機長っ!お願いしますっ。


かなり荒れた空でしたが、プロペラのエンジン音が心地よい、ターンの安定した格好良い飛行機でした。SAAB340Bと言う機体らしい。「飛んでくれてありがとう!」機長に伝えて欲しい言葉をスチュワーデスさんに伝えました!


1時間程遅れて種子島に着きました!種子島は良い天気。


ロケットの島だーっ!! 友達の優しそうなおじさんにも会えましたっ。後で聞いたのですが、種子島空港は山の上にあるのでガスり易く欠航しやすいんですってー。


結論。
種子島、飛行機で入るは危険みたい。
船の方が確実みたいですよー。