2014年4月30日水曜日

御蔵島、宿でまったり、おじさんと飲めて楽しかった編。

一夜明けて、もちろんゲロゲロ船酔いは治りました~っ。しかぁ~しっ、今日の天気予報は南風が強くて海は荒れる予報。昨日ゲロゲロ、ドルフィンスイムだけで寂しい私達は「御蔵島の港は島の北側にあるっ。あわよくば、島の風影にあたる港の前だけでも行けるのでは?」と、淡い期待をしていました。可能ならドルフィンスイムに行きたいっ。判断はK船長任せですがっ!


朝ごはんを食べてると海ガイドのTちゃんが来ましたっ。昨日の内にK船長から『海に行くか行かないかはお客さん次第』って言われてるそうです。行けば行けるって事?確かに宿の部屋から海を見ると遠くはウサギ飛んでて(白波が立ってて)風が強そうだけど、島に近い側はウサギ飛んでないっ。すっげー悩む。返事を決めかねながら、朝ごはん。

朝ごはんを食べながら宿のおじさんとガイドのTちゃんの会話が聞こえちゃった。
Tちゃん『行くかもしれないなら準備しておかなくっちゃ!急に行く事になっても間に合わないからっ!』
おじさん『この海じゃ無理だよっ。行かないよ!』
Tちゃん『でも~っ』

大変だっ。私達が決めないとっ!Tちゃんがどうして良いか判らないんだっ。露美、宿のおじさんおばさんのお部屋に顔を出して
「行かないっ。海が悪いなら行かない。」と伝えました。
「それで良いよね?Rちゃん?」と目の前で事後承諾~(^^;。

後からK船長も来て『港の前だけなら行けそうだけど、行けるのが狭い範囲だからイルカに会えるか判らない。』と言いました。もう心を決めていた私達、「無理をしてまで行かなくて良いです~。」←語尾は微妙に悩んでる感じで。言い切れなかった。弱っ(^^;;;

何はともあれ今日は停滞日と決まりました。雨だし。山も行けない。島の北側にある里はそうでもないけど、きっとエビネ公園がある南側とかは既に強風でしょう。里の周りをお散歩だな~。幸い、GW中とは言え今日は4/30(水)平日です。いつも土日に来ると閉まってる御蔵島農協が空いています。他のお土産屋さんでは買えないお土産が買えます。ツゲや島桑製品の木目が美しいのは農協じゃないと買えないの。

そうそう、朝ごはんの食器を下げた時、今夜のおかずが居ましたっ。宿のおじさんが、刺し網で獲ったイセエビっ!港の海のカゴに入れてあったんですって~っ♪おじさん、ありがとう!


午前中はカッパ着てお出かけしました。
 

これは農協で買った島桑のヘラ980円。めっちゃくちゃ木目が美しいでしょ~っ。木の宝石みたいでしょ~っ♪

農協で、これともう一本の木目が美しいヘラを手にしたRちゃん。横で「わぁ~、どっちか欲しい。出来ればこっち~。」と、のたまう露美。←尊大。

Rちゃん、何気に売ってる雑多な中から、こう言う素敵なのを見つけるのが上手です~。

どっちを買うのかな~と見てる露美を尻目に、Rちゃん、2本とも持ってレジへ向かいましたっ。「えーっ、両方買うの~っ?1本で良いじゃーんっ」と責める露美。←だからRちゃんが見つけたんだってヾ(^∇^;)。はじめはギャグかな?と思っていましたが、Rちゃん2本とも買っちゃった!

えー!それじゃ、残りの余り木目の綺麗じゃ無い只の縞々のヘラから選ばなくっちゃ~。と棚に戻る露美に、Rちゃんが『ハイ、誕生日プレゼント♪』
キャ~っ、露美が欲しかった方のヘラをくれるの~?ありがとう~っ!!!
粋なRちゃんでしたっ♪

あれ?さっき自分で買った様なこと書いたっけ?
いいえ、買ってもらったのでしたっ!

ブラブラ散歩してたら、昨日は行くのが遅くて閉まってたふくまる商店。今日は開いてましたっ。で、ジェラード食べました♪めっちゃ美味しいよ!御蔵に来たら食べて見れ~っ。


今日は海ガイドTちゃんがお昼にパンを焼いて来てくれるって言ってましたっ。散歩後、お宿に帰ると届いてたっ。焼き立てパン♪宿のおじさんの畑のスナップエンドウ入りと、シーチキン入りのパン。パン屋さん出来そうな位、美味しかったっ。Tちゃん、ありがとう~っ。写真は撮り忘れちゃった。残念。宿の居間で頂きました!

まだ疲れていたのか午後はお昼寝&おしゃべり。御蔵島には珍しく、ゆっくり過ごせた良い時間でした。


宿の夕飯。昼間ピッチビチ跳ねてたイセエビですっ。一人半分!

御飯を食べながら「おじさんと飲みたいなぁ。」ってRちゃんと。昨日は、おじさん出かけちゃったし、私達も疲れていて早寝しちゃって飲めなかった。ごはんのお盆を持って、おじさん達のお部屋に乗り込もうか?いやいや、御飯中に迷惑かも?だから、御飯は食べ終わってからにしようとか、おしゃべりしてたら、おじさんが居間に来てくれました!わーいっ♪

おじさんによると、イセエビは半分にしないで1匹のまま上手に殻をむいて裸に出来るらしい。その方が美味しいんだってー。でも半匹でもご飯を食べられない位お腹いっぱいだったのに、1匹丸ごとは食べられないなぁ。

そうそう、今回のRさんの大発見なんですが、おじさんの作った明日葉茶。急須で半日位ふやけたやつにちょっと醤油をたらして食べると、めっちゃ良いおつまみだった。アツアツごはんにも合いそう。アクが無くて、甘みがあって、旨みも残ってるの。適度にふやけて歯ごたえもある。えー、捨てるの勿体なーい。と、おばさんに取って置いてもらいましたっ。

宿で出る明日葉は、おじさんが赤沢の畑で作った明日葉です。明日葉茶も、おじさんの明日葉を干して炒って作ってるんだって。大器おじさんは御蔵島と同じ位、赤沢の明日葉を愛しています。明日葉の美味しい食べ方を発見すると、とても喜んでくれるの~。この夜は、焼酎の明日葉茶割を飲みながら、おじさんの子供の頃の御蔵話も聞けました!


むかーし昔、今は客室2部屋の、この宿に、おじさん兄弟4人?と、爺婆、両親、大勢住んでいたんだと。囲炉裏があって、それで暖をとっていたんだけど、おじさんが子供の頃に島で薪ストーブが流行っちゃったと。おじさんは山から薪を集めてくる役を任されちゃった。

1日に背負子に2回、山から薪を集めてきたら遊びに行って良いと言われてたんだと。それで、何とか早く遊びに行く方法を考えた子供の頃の大器おじさん。背負子に薪を集めたら、途中まで背負って来て半分置いて、残りの半分だけ持って帰ったって。そして残りの半分を取りに戻って、薪を2回運んだことにしては海に遊びに行ったんだと。『言われたのは薪2回だったから。』って。

ジャガイモ2つポケットに入れて、お腹がすいたら海で何か取って、海の玉石の間で火をおこして焼いて食べたんだって。夕方までに帰れば、とくに何をしていても構わない時代だったんだって。露美も子供の頃、薪ストーブで、週末に薪を割って壁に積むのがあんまり好きじゃ無かったけど、おじさんは毎日山へ薪集めに行くこの島が嫌でたまらなかったんだって。

周囲を崖に囲まれた御蔵島では里の面積が狭くて新しい家を建てる土地が今でも足りない。『海暗』って、有吉佐和子が書いた、戦後の御蔵島を舞台にした小説が有るんだけど、昔から、長男以外はいずれは島を出ないとならなかったって。大器おじさんは二男。島には高校が無いので、おじさんが中学を卒業した時も、15歳で御蔵島を出る事になった。島を出る船を見送る家族は、長男には『帰ってこいよ~』って手を振るけど、二男以下には『帰って来るな~』って手を振るんだって。自然の厳しい島ならではの旅立ちです。小説では読んでたけど、おじさんもそうやって島を送り出されたそう。でも、その時は『薪集めから解放されて、やっと島を出られる。』って、嬉しかったんだって。全然、悲しくなかったって。

長男のお兄さんは後継ぎとして、島に居る時も大事に育てられたとか。でも島で満ち足りてた人は島に帰りたくならないみたい。お兄さんは跡を継ぎたくないって言ったんだって。反対に御蔵島で、やんちゃしてたおじさんは御蔵が懐かしくてたまらなかったって。御蔵に帰って家を継いでくれって言われた時は、それはそれは嬉しかったって。だけど既におじさんと結婚してたおばさんが島に行きたくないって言って、えらい騒ぎになったとか。今では電気も水道もガスもあるのが当たり前で便利になった、『いや、俺達が便利にしたんだ!』と、おじさん。当時は不便だった。そんな島に行きたくなかったんだって。おばさん、一緒に来てくれて良かった、良かった。おかげで露美は、こんな素敵な宿に泊りに来れるんだものねっ。『俺達が良くした。』って、言える故郷って素敵だねー。

おじさんを呼び戻したお父さんは御蔵島の郵便局長だったそう。島で唯一のお金や保険を担う、郵便局の局長は、今でも村長と並んで責任重大な役職です。ちなみに大器おじさんも郵便局長を引退してから、この宿を営んでいます。実は、小説『海暗』に出てくる、あの郵便局長は宿のおじさんのお父さん、その人だったんです。御蔵島がアメリカ軍の射爆場にされそうになった時、直談判の為、2月の海に裸で飛び込んだ局長です。当時、御蔵には桟橋は無く、沖に停まった東海汽船まで艀を出して乗船してたんだって。桟橋のある今でも冬は、客船が殆ど着岸できないのに、当時、海が荒れる冬は玉石の浜から小さな艀をを出す事が出来ませんでした。東京へ直談判に行くには、冬の海に飛び込んで、沖に停まった東海汽船まで泳がなくちゃならなかったんだって。とても責任感のあるお父さんで、島の皆に頼りにされていたんだって。

そのお父さん、あの激戦、硫黄島の戦いの生き残りなんですって。下士官として硫黄島に居たそうです。とても面倒見の良い人で、常に人の為に心を尽くした人望の厚い人だったそうです。おじさんも『おやじには敵わない。』と言っていました。戦後の軍事裁判では、ちょっとでも名前が上がると、起訴されて裁判を受けさせられたとか。おじさんのお父さんもグアムに連れていかれて軍事裁判を受けたのだそうです。グアムの裁判ではC級戦犯として多くの人が死刑になったそう。でもおじさんのお父さんは人望が厚く、誰も悪く言わなかったので軍事裁判からも生きて帰って来たそうです。戦後、軍事裁判から何年も帰って来なかったので、おじさんとお兄さんは10歳も年が離れているそうです。お父さんが島に帰って来これたから、おじさんが生まれたんだって。おじさんのお父さんは、戦争・軍事裁判から帰ってからも一生懸命島の為に働き、郵便局長を引退してからも、老局長と呼ばれていたそうです。

おじさん『俺は局長を引退しても、老局長とは呼ばれないなぁ。』なんて言ってるけど、やんちゃな、おじさんは島の人に愛されてると思う。鳥の尾に勝手に石碑を建てちゃって、辞世の句みたいの書いちゃっても、何だか皆に許されてるよね?お父さんとは違うけど、おじさんも御蔵には居なくちゃいけない人だと思うよ。一生、やんちゃで居て欲しいなぁ。周りが大変かな?(^o^)。まだまだ色々なお話を聞きたかったけど、おばさんが隣の部屋から、おじさんを迎えに来た。『おじさんに、あんまりお酒を飲ませないで~。おじさん、早死にしても良いなら良いけど~。』 ほら、ここにも、おじさんが必要な人が居るっ♪ 今度は、おばさんの話も聞きに来たいなぁ。

楽しい夜は、あっという間に過ぎましたっ。
明日は帰るのか~。早いなぁ。物足りないなぁ。イルカも足りないっ。

2014年4月29日火曜日

御蔵島、出航&寝不足ドルフィンスイム編。

月山から帰った翌日の夜の船で御蔵島へ行って来ました!

もうすぐ引退する”かめりあ丸”です。


22:20定刻通り竹芝桟橋を出航しました。


レインボーブリッジをくぐり、東京湾へ!その後、羽田沖から飛行場が見えたりしますが、明日の為に寝ます。御蔵島には6時に到着予定。


船でちゃんと寝て行かないと明日遊べないので、行きは特1等船室で行きました!(写真は5時頃着いた三宅島)。←しかし、Rさんと2人で遅くまで飲んじゃった~っ。


5時半頃、寝不足のまま御蔵島が見えて来ましたっ。露美、既にハイテンションですっ!←寝とけってヾ(^∇^;)。


御蔵島は江戸時代からツゲの産地です。ツゲの櫛が有名ですが、この櫛の形は御蔵島を模したものとも言われています。


6時半に宿到着。仮眠をとって8時半からドルフィンスイムに行きましたっ。御蔵島は周りが500mの崖に囲まれた島で、湿った海風が常に崖を上昇し雲が出来るので、島には珍しく水の豊富な島です。ドルフィン船に乗って島を1周するとあちこちに滝が見えます。


水温は20度だそうですが始めは冷たく感じました。


イルカとすれ違うも潜れず!シーズン一発目はこんなものかなぁ?酔い止めは飲んでドルフィンスイムに臨みましたが、Rさんも私も船酔いでゲーゲー吐いて終わってしまいましたー(´へ`;。


吐いて終わりじゃ寂しいから、午後からもドルフィンスイムに行くつもりでしたが、昼寝をしても体調戻らず。Rさんも4月初めに肋骨にヒビ入れてて、ドルフィンスイム1日2本は辛そうだったので、午後のドルフィンスイムはキャンセルしちゃいました。K船長、ごめんなさいm(_ _)m。

午後いっぱい、ゆっくり過ごして、宿の夕飯。今年は不漁の鰹のお刺身でしたっ!それと宿のおじさんが作った野菜づくし。スナップエンドウが甘くてマメの味が濃くって美味しかった。旬の竹の子もみずみずしい。御蔵島では雨の他にも、樹雨と言って霧が木の梢で水滴になって降ります。水分が豊富な土地に育った竹の子はアクが無く甘いんですっ。特筆すべきは、御蔵のじゃがいも!水分豊富なジャガイモはしっとりしてサトイモに似たネットリ感までありますっ。ホクホクじゃないっ、しっとりネットリな大器おじさんのジャガイモっ、美味し~いっ。


夕飯の後は、かなり早い時間から、ぐっすり寝てしまいました。

教訓
寝不足でドルフィンスイムは止めましょう。
午後から行けば良かった~。明日の天気予報が悪かったから、無理しちゃった。

2014年4月27日日曜日

月山キャンプ2日目(最終日)。

昨夜は食事の後、大宴会&じゃんけん大会。めちゃくちゃ楽しくて、少々飲み過ぎました~。旦那が居たら、露美が飲み過ぎてると止めてくれるんですけど居なかったからな~。←人のせいにしてみる…((((^^;。2日間の月山ガイド・レッスン&1泊3食付に、楽しい宴会付で28000円ってお安くないですかっ?

そんなこんなで、2日目。今日は月山スキー場でレッスンかと思いきや、結局リフトを使って色々な斜面に連れて行ってもらいました。リフトが長いから、1本で何斜面も美味しい。昨日、2班に分けるって言ってたから、技術別かと思ってたら、のんびり班とバリバリ班だった(^o^)。露美はのんびり班。午前中、色々な斜面を滑ったつもりだったけど、リフトは2本しか乗らなかった。


露美は月山に来てみるまで、

『月山は体育会系のスキーヤーが板を担いでコブコブをガンガン滑る所』

だと思っていました。でも来てみたら、ただ山に長いリフトが1本かかってるだけの山だった。ここまでがゲレンデって境は無く、リフトを降りると、それぞれ好きな所を目指して歩きだす感じ。体育会系じゃなくて、山好き系だった!

お昼は月山レストラン前の雪の上。のんびりゴロゴロしてると、裏の斜面からバリバリ班が現れたっ!露美には崖に見える斜面をガンガン降りてきたっ。でも、体育会系じゃないよ、楽しみ系だよっ♪露美ね、上手な人って、もっと、しんみりねっちりした努力だけをしてる人なのかと思ってた。そんなことないね。ここの参加者の皆、楽しんでるよねっ。ついでに上手になってる感じっ。良いなぁ、楽しいなぁ。

午後は、登る班、登らない班に班分けしました。露美は登る班に手を上げたっ。昼休みがのんびりだったせいか、もうあんまり時間が無いんだって。1本リフトに乗ったらTバー乗って姥ヶ岳山頂に登りました。8割方の参加者が登る班でしたっ。

Tバー降りて、シールを張ってると露美、ドン尻になっちゃった。でもツボ足に比べたらサクサク登れるので追いついたっ。えへへ、いつもはラッセルしてもらっても、遅れ気味の露美が他の人に追いつくなんてー(^^ゞ。道具のおかげだなぁ。お金で体力を買ったみたい。良い時代だー。

ただし、道具に頼って雪山に来てる、地足の無い露美は、トラブルに弱い。これは肝に命じて置かなくちゃ!露美は、道具に何かあったら高い確率で遭難する。←増長禁止。だから普段の山スキーではシールやビンディングや板に何か合った時の為にスノーシューも担いでる。ツェルトもエマージェンシーアルミシートも持ってる。こんなに重くなったら遅くなるんじゃない?とも思うけど、スノーシューは木の混んだ急斜面で時々使うし、ツェルトも風が強い休憩とかで使うよね?
今回、見晴らしの良過ぎる所でのトイレにもツェルトが使えるって聞きました。それ位、自分で思いついてしかるべきだった?

脱線しましたが、登る班は麻子先生と一諸に姥ヶ岳裏へ!今日は一日中レッスンだと思っていたのでGPSは持って行きませんでした。






緩やかな沢沿いの林の中で、登らない彩乃班が合流先行。ネイチャーセンターに着きましたっ!


ネイチャーセンター迄、宿の車がお迎えに来てくれました。今日帰るのにお部屋で着替えさせてくれて、お風呂にも入れて16時。今日、泊ってく人も結構居るみたい。今夜も宴?うらやましい~。でも、露美は明日の船で御蔵島へ行く予定!イルカと泳ぎに行くんですっ。露美の雪山シーズン終了~。明日から海シーズンですっ。

来年は旦那とー諸に来たい月山キャンプでした!


旦那に「来年はー諸に行こう!」って報告しようと意気揚々、帰着したら、旦那は出張で帰って来なかったっ(;_;)。明日は露美、御蔵島に出発だからすれ違いだぁ~。ま、GW後半はー諸に川下りキャンプだから良いか?


、、、と、御蔵行きの船を待つ竹芝桟橋で、月山ブログを書き上げましたとさ。

2014年4月26日土曜日

麻子&彩乃先生の月山スキーキャンプに参加して来ました!1日目/2日間

GOLDWIN SKI CAMP

に参加して来ました!旦那様はGWだと言うのにお仕事です。露美、初・月山ですっ。

まずは前泊から4/25
月山宿に朝9時集合が自信無い私は、キャンプと同じ宿に前泊しました。旦那が行けないので一人で月山まで運転です。片道120Km位の田舎道なら一人で運転して良く遊びに行きます。が、友達と車で遠出の時、高速道路でトップドライバーを買って出ても、我家から国見SAでリタイアする私が一人でちゃんと到着出来るでしょうか?休み休み行きましょ~う。

と言う訳で、桜舞う東北道を北上~っ。あちこちに白やピンクや黄色の花が咲いてました。濃いピンクの果樹園は桃かな?緑の丘に小さなピンクの果樹園。足元の緑の上には黄色いタンポポ。ミニチュアの桃源郷だっ。桃源郷の裏山の木々の枝先で芽吹いた黄緑も、まるで花が咲いたよう。山がやわらかくて優しい。遠くの白い雪山も冬のそれとは違う。美しい国だなぁ。

なんて走っていたら着きました!駐車場とお風呂から月山が見える素敵なお宿です。


こんなイカした生簀もありましたっ。お酒が冷えてますよ!


山菜とにごり酒が美味しいお宿でしたっ。地酒の月山ビールも旨かった!


そしてキャンプ初日!4/26
宿の駐車場に続々とツワモノ達が到着しましたっ。H先輩や露美が誘ったMちゃんも到着しました♪それからキロロでお会いした面々もチラホラ。知ってる顔があると安心します。9時出発のハズですが、もう8時前から皆準備万端!7時半に到着したMちゃんとお部屋で着替えていましたが、焦る~っ。早くから参加者が揃って8時半には宿を出発しました。

初日は湯殿山スキー場のガイドさんも来て、月山スキー場から湯殿山スキー場までガイドしてもらいましたっ。雪崩や雪庇の多い中、毎週何回も地元の山に入ってるガイドさんがガイドしてくれるので安心です。コースは姥ヶ岳から湯殿山スキー場まで。露美、事前にこの辺を滑るのかなぁ?とあたりを付けて地図を印刷して行きました。湯殿山スキー所まで入れるか悩みましたが、A4に入りきらなかったし、まさかそんなに遠くまで行かないだろうとずっと手前までしか印刷して行きませんでした~。この地図は帰ってから切り取ったものですー。


宿のバスで月山駐車場より上の雪の始まる所まで送ってもらいました!殆どの参加者は山スキーヤーでは無く、宿のビーコンを借りてツボ足で登ってました。月山リフト乗り場までは雪の中を15分位?スキーブーツで登ります。露美は自分のシールで登りました。ツボ足の人は板を雪上車で無料で運んでもらえます。リフトは1回560円。7回券2700円。明日は1日券かもしれないから今日は、1回券を買いました。

Tバー
リフトを降りると目の前、少し登った所にTバーがありました。露美、Tバー初体験ですっ。昨日、カメラマンのYちゃんが初めて?でちょっと大変だったと聞きました。露美は水上ジェットスキーで引っ張られても立ちあがる前に手が離れちゃったんだけど、大丈夫かなぁ?

200円払ってTバーを股に挟むと、お兄さんが反対端を動き続けてるワイヤーに引っ掛けてくれます。ドッキドキでスタート!ぐんっ、と引っ張られてスタートはOK!あ、降りる時はどうするの?昨日、聞いた様な?股からTバーを離すんじゃないよね?下って来るワイヤーにTバー付いていないもの~!?

露美、大声で「降りる時は外れるの~っ?…((((((((((((´O`;」
麻子先生『勝手に外れるよ~ぉ…』

Tバーの終点が近づきますっ。上には先に彩乃先生が到着していました。
露美、もう一度確認っ「勝手に外れる~ぅ?」
彩乃先生『大丈夫~ぅ↑、着いたらクルっと横向いて~っ↑』

見たら、終点の所でワイヤが金属の板だったかスプリングだったかの中に吸い込まれていて、Tバーはそこに当って外れるみたい!手前は細い幅で平らになってて、すぐに横向かないとTバーが外れるなり後ろに滑り落ちる!?トン、クルっ!出来た~っ♪

露美のTバー初体験でした!
ま、こんなに大騒ぎしなくても乗れる簡単なものですけどねっ(^^ゞ。


さて、Tバーから山頂迄もう少し登ります。露美もシールを貼り直して出発。シールを張ってる間に先に登りだした人を息を切らしながら抜きますっ。露美、またシールを剥がすから先に着かなくっちゃ!


でも山頂で少し休憩してのんびりしたので急がなくても良かった(^o^)。山頂から先々週登った鳥海山が見えるかと思ったんだけど、晴れてるのに霞がかかってて見えなかった。日本海も見えるはずだけど霞んじゃってましたー。でも良い天気♪


もう一回滑って、登ってちょっと休憩。これから行く尾根を眺めます。隣の一番高い所から向こう側へ滑るんですって。あれ、また登る?出だしはシールの貼り直しが何回か有りますが、面倒でもシールを張った方が楽でしたっ。時間がかかっても体力を温存出来ます。彩乃先生、シールに付合ってくれてありがとうございますっ!余談ですが、露美の使ってる濡れてもくっ付く、何度も張り直しが出来る、吸盤シールは、コルテックスCT40でした。
http://image.rakuten.co.jp/auc-paddleclub/cabinet/01137458/img58589857.jpg


隣のピークから今来た尾根を振り返った所。細尾根だー。


到着したピークは手前で見た時より広くて、ここでランチ。風も無く、最高の山スキー日和。ランチも楽しいですっ。


ランチピークから下って、いよいよ大斜面です!



最初に麻子先生が斜面に飛び込んで下から撮影してくれますっ。あっという間にゴマ粒みたいに小さくなっちゃった。


大斜面トップから参加者が滑り終わったら、彩乃先生が降りて来ました!露美が2分以上かかって滑って来た斜面をあっという間。

滑り出しから見下ろした時は、麻子先生の所まで滑ったら7割方お終いに見えたけど、麻子先生、斜面の真ん中位に居たんですねー。

そして麻子先生がビデオを撮っていた隣で、写真を撮ってくれてた女性プロカメラマンの由香ちゃんを中腹に残し、麻子先生も力強く滑ってきましたっ♪ 2人が滑ると凸凹して見えないですけど、すごい縦溝でしたよ?


トリはカメラマン由香ちゃん!愛されキャラですっ。


大斜面を滑り終わったら少し登り返して隣の沢へ降ります。その沢の上部が雪崩れていました。ガイドさんによると、最初に正面の谷が雪崩れて、次に左の谷が雪崩れたそうです。その後、たぶんゆっくり流れて、地図見ると川が直角に曲がってる所で止まってました。


雪崩れエンドに向かう。


雪崩の先端の写真を撮ろうとしてたら、笑顔の麻子先生~♪


そして先の見えない沢をガイドさんに付いて、切れ落ちていない側を案内してもらいました。要所要所で気を付ける所では指示がありました。


途中、振り返ると真ん中が滑って来た大斜面。遠くから来たなぁ~。まだツアーの途中だけど、あんなに遠~い。この距離を地図でルートを確認しながらガイド無しで来たら、露美は休憩なしで頑張るようだなぁ。時間を食って暗くなったら大変。



この日プロが撮ってくれた動画が編集されて、もうアップされてました。へっぴり露美も、すごい格好良く編集してくれてるっ。再生リストでGOLDWINのその他のキャンプ動画も見れるみたい?帰ってから動画を見て、楽しいっ♪ を反芻出来る、GOLDWIN CAMPは、何度も美味しい~っ!お薦めですっ。


明日も、楽しむぞ~っ♪
とは言うもののこれから御蔵島に出発するので2日目ブログ書けるかなぁ?

2014年4月24日木曜日

薄暮のISS通過。

今日もISSの通過が有ったので観測しました!

JAXAのHPでは18:50から見える予報でしたが、ISSディテクターってアンドロイドのアプリでは18:57から見える予報でした。結局ISSディテクターの勝ち~。どんどん暗くなっていく薄暮の中、ISSの通過を見ました~っ。しかし、夕方のISS撮影は難し~いっ。空の色は素敵なんだけど、ISSが目立たないっ。どんなに合成しても良く分からなかった。明るさだけ調整して動画にしてみました。

いいですか?
よ~く、見ないと判りませんよっ?
小さな点が濃紺の空を左から右へ横切るだけの動画ですっ。


昨日より、とてもゆっくりでした。見てる時は「何で昨日より遅いの?」って、不思議に思いましたが、当たり前だっ。今日の方が遠くを飛んでるんだ!昨日はほぼ真上を通過したけど、今日は北海道の南の端を通過したんだもの~。ISSは同じ速度で移動してるんだから、ゆっくりに見えて当たり前だった~(^^ゞ。

そして昨日より1時間早かったので、随分低い所まで太陽に当って見えました。ISSが暗くなり始めてからカメラの向きを変えて、あわててシャッターを切ったのが最後のカットです。ISSが地球の夜側に入る直前ですっ。若田さ~んヾ(^o^)ノ゙


こうしてISSを見上げるのが日常になったら素敵ですねっ♪
ISSディテクターはかなり正確でした。
ISS日常化の手助けにどうぞっ。

2014年4月23日水曜日

ISS通過!若田船長~っヾ(^o^)ノ゙

夕方、若田船長のISSが東北の真上を通過しました!
我家からもほぼ真上の夜空をISSが通過するのが見えましたっ。
最大仰角85°、見上げる程真上ですっ。若田船長に手を振らなくっちゃ~♪

19:46頃、北西の空にISSが見える予報ですっ。カメラの露出を決めて待ちかまえましたっ。

ISO1600
露出30s
レンズ10mm

来ました!ISSですっ。


明らかにマイナス等級の光の点が、真上へ向かって行きます!
水が入ったばかりの田んぼに写るほど明るいっ。


旦那様が「光の点が2つ見えるっ」って、言いだしました!露美には肉眼では見えないっ。双眼鏡を渡されて見て見ると、本当~だ!ISSの前を暗い点が先行して一緒に進んでるっ。ドラゴンだっ。4日前に射ち上がったアメリカの民間宇宙輸送船ですっ。←なんかSFっぽい響き~っヾ(>▽<)o


見る見る真上へ昇って行きますっ。


そして南東の空へ低くなっていきますっ。そこで、地球の影に入って見えなくなりました。5分間位、見えていたかな?


あっと言う間の通過でしたが、
あそこに人が居て、、、
日本人の若田船長が乗っていてっっ、
地球の夜側に入ったばかりの日本を、宇宙からも見ている!かと思うとっ、
露美、興奮しますっ♪

最後にISSの通り過ぎた星空が写る田んぼの写真を撮って終わりました!


明日も18時半頃、北の空をISSが通過します!
明日も晴れますよう~にっ(-人-)
ご近所の方、一緒に見ませんか?

ISSの写真をDeepSkyStackerって言う自動合成ソフトで合成してみました。星の位置合わせを自動でやってくれる便利なソフトです。ただし英語。合成する時の設定がいくつか選べるのですが、何が違うのかさっぱり分からないので3つ程、試してみました。

Averrage

水面に写ったISSは見えなくなってしまうが、普通に合成されたみたい。

Median

ISSの軌跡がなくなっちゃった!
天体写真から飛行機の軌跡を取り除くのには使えそう。星も流れない。

Maximum

水面に写るISSもある程度見える。星は一番流れてる?日周運動を合成するのに良いみたい。

昇って来た月を、ISO 400、F8.0、60sアストロトレーサーで6枚撮影し、スタっキングした。月に露出を合わせたので1枚1枚の写真は月しか写って無かった。でも合成すると星も出る。元写真が暗すぎたのでmaximumじゃないと、星が少なかった。暗めに撮って、何枚も合成すれば、月も星も白飛びしない写真が出来るかと思ったけど上手くいかなかった。


60秒アストロトレーサー
ISO 1600
F3.5

これはMedian合成が良かった。星が流れず銀河も濃く写った。水面に写った星は無くなっちゃった。そうね、鏡面映像は日周運動が逆向きだものね。

最後に田んぼに写る☆を撮ろうとして1枚。合成は無し。

ISO800
f3.5
60s
10mm

暗かったからPicasaの自動調整ボタンを押しちゃった。

アストロトレーサー使うと水面の星が流れちゃうから固定撮影。DeepSkyStackerを使いこなせたら、良い写真が出来そうだけど、英語がさっぱりなので難しいな。