2017年8月21日月曜日

アメリカ日蝕、モーターホーム旅~っ!皆既日蝕快晴!!

皆既日蝕当日の朝です!モーターホームの朝は早いっ。日の出を拝みに起き出しましたっ。見えないけど、太陽の直前に新月があるはず!!標高1500m程の観測地は夜や明け方は冷えました。

お天気は、、、
少し雲はありますが、まあまあですっ。


引き締まった朝の空気に太陽が昇りますっっ。
朝からハイテンションの露美!←迷惑。


朝ごはんはYちゃんがおむすびを用意してくれていたので、各自観測準備を微妙に進めながら食べられます。素晴らしい計画だよっ、Yちゃん!

朝9時前。だんだん雲が増えてきた!?


西と北に快晴の空があるから、段々晴れてくるんじゃない?ひと月前からこの辺りの天気予報を眺めていたので、午前中は雲が多いのは知ってました。しかし、こればかりはお天道さまの気分次第。今までの行い次第ですよっ。

露美、自分の行いには自信が無いけど、皆の行いの良さを信じてるっ!

皆既って何時からだっけ?
M君に確認すると、PCを開きGPSを受信し、何かソフトを立ち上げて教えてくれました。

第1接触 09:19:26.4s(部分食始まり)
第2接触 10:38:44.3s(ダイヤモンドリング)
皆既最大10:39:59.3s(皆既日蝕2分23.2秒)
第3接触 10:41:08.5s(ダイヤモンドリング)
第4接触 12:05:01.8s(部分食終わり)

「ん?日本で調べた時、皆既は11時台じゃなかったっけ?」
『観測地が変わったから時間もズレたんでしょう。』
そんなものかも?

ところが、9時半になっても部分食が始まらないっ。
あれ?今って何時?デンバーに到着した時は確かに時計を合わせたよ?
もしかして、ワイオミング州は夏時間に参加してないの?
良く解らないまま、時計の方をソフトに合わせました。8時半。

でも、タブレットの時間を「自動で現地時間に合わせる」ってしても、今は、やはり9時半なんだけどなー。ま、良いかー。と、この時はとりあえず1時間増えた時間に余裕を貰って撮影準備をしてましたっ。

そして、うろこ雲が残る中、太陽が欠け始めました!
1時間遅らせた時計で9時20分位?

皆既日蝕になるまでの部分日食は1時間20分近くあります。そして部分食の間は、まだ暑い。露美は、朝飯が早かったので小腹が空いてきました。たしか昨日の美味しいフランスパンが残ってたはず。モーターホームの台所でバターと残りのパンを出し、皆も食べるだろうと全部スライスしてバターを塗りました。一番小さいバターを買いましたが、アメリカのバターは大きかった。余っちゃう?と、贅沢に塗りましたっ。ところが、お腹が空いてたの露美だけだった。。。え?朝ご飯を食べてから4時間位経つけど、皆、平気なんだ。皆は、しっかり部分日食を観察していました。切りすぎたパンを冷蔵庫に戻す、露美。

そして、皆既20分前!
太陽の周りまで快晴の空が届きましたっ!!

皆既の直前、西の山を見ると山の後の空が真っ暗でしたっ。山のすぐ後まで、月の本影が迫っているんですっ。次の一瞬、ダイヤモンドリングと共に、輝く夜がやってきました~っっ。

広角レンズで撮った1分おきのタイムラブスを御覧くださいっ。


一回目のダイヤモンドリングの瞬間、サッとフィルターが変わるように夜になる様。真っ黒な太陽の回りに揺らめく、刷毛で引いたようなコロナの筋。360°夕焼けの地平線。皆既日蝕を見るのは、今回で5回目ですが、今までで一番、美しいコロナでした。右上には大きなプロミネンスも見えましたっ。

皆既中の2分23秒は、永遠とも思える一瞬でした!
↓旦那の撮った皆既日蝕です!かなり見た通り写ってますっ。

皆既の直前から、空は透明な黒潮の海のように青かった!
最高の観測条件でしたっ。こんなに微細なコロナを見たのも初めてですっ。

再びダイヤモンドリング。水色の空と共に正気に返りますっ。
放心状態。尾根の上の人達も、きっと、同じ気持ちでしょう!



部分日食になると、もう太陽を観てやしませんっ(^_^;)
麦わら帽子でピンホールカメラして遊んだり、


旦那の写真を皆で見たり。


おお、プロミネンスも写ってる~


皆既が終わったら、さっさと帰る人達も結構居ました。渋滞予報が酷かったですものねー。

広角レンズのタイムラプスを見直すと、隣のモーターホームの帰るのの早いこと!黒い太陽後10分位で片付けて居なくなってましたっ。1人2本以上の三脚を建ててる我々は、そんなに早く片付けるのは無理っ。


私達はモーターホームでのんびりカレーライスを食べてから次の宿泊地へ出発です。カレーは昨日、Yちゃんが夕飯と今日の昼用に作って置いてくれたものですっ。もちろん、手伝える人は手伝ったけど、食事のタイミングからお三どんまで、すべて計画してくれました。



この時、まだ気付いていなかったのですが、時計が1時間遅れていました。昼だと思って、ご飯を食べてるけど13時だったし、

13時だと思って記念撮影してたのは14時だった。


そして、14時過ぎだと思ってRivertonの銀行で両替をしてたのは、15時過ぎだったー。アメリカの銀行って15時に窓口、閉まらないんですね?


16時と思って助手席で風光明媚な渓谷を写してる時は17時?


16時半と思いつつ、初めてアメリカで運転してみたのは17時半だったのか!?

余談ですが、露美の初アメリカ運転は80マイル程。Cody空港までの1時間半でしたっ。本当は2時間位運転して1回も曲がらなかった!って言いたかったんだけど、実際には疲れてRest Ariaで休むのに曲がったし、飛行場へ入るのに曲がっちゃった。でも130Km位運転中、道が曲がったのは飛行場の直前のT字路だけでした!アメリカって、広いな~っ。←言いたかった~っ(^^ゞ

本日の宿泊地、Cody KOAに到着したのは、18時と思ってた19時。


今日は外食でアメリカのステーキを食べようと、Oさんに予約の電話をしてもらいました。皆でRV Parkのシャワーを浴びてから食事のつもりでした。
「1時間後に行きます。」と言ったら、お店の人が
『分ったわ、20時ね?』と言ったそう。まだ18時だと思っていたOさん
「え?今、何時ですか?」

電話を切ったOさん曰く、
「衝撃の事実が判明しました。今、19時だそうです!」

結局、日蝕時間をカウントダウンしてくれた結構高い有料アプリが間違ってたらしい。日本で日蝕の時間をこのソフトで調べた時は合ってたのに。現地でPCのGPSから、現在地と時間を拾った時には間違ってたみたい。バグですね?気づかずに時計の方をズラしちゃった。

日蝕前に儲けた1時間のツケが回ってきました。今日は、昼過ぎに日蝕が終わって、2時間位でCodyに着くから余裕があると思ってました。外食する時間もあるし、RV Parkのランドリーで洗濯も余裕~♪と思ってました。

ところが、21時閉店のステーキハウス、ギリギリだったぁ~っ。電話で予約した時、早めに来てもOKよって言われたそうなので、シャワーを浴びずに直ぐに向かいました。Oさんに予約してもらって良かった。店内は激混みです。レジ前で待つも、お店の人の手が空かない。それでも順番が来ると直ぐにテーブルに案内されました。

慣れない英語のメニューから、色々頼んで、サイドメニューが良く解らずに更に悩んでいると、全種類試してみれば?とウェイターのお兄さんが提案。じゃ、それで。

どのステーキも焼きすぎずジューシー。そしてどれもデカイ!さすがお肉の国だっ。露美の頼んだバッファローのステーキは焼きすぎずジューシーで美味しかった。それに予想に反して、癖のない肉質。旨いな、バッファロー。

旦那の頼んだ看板メニューは、上手に写真を撮れなかったので、お店のHPからメニューの写真も。看板に偽りなしでした!



Oさんのポーク・リブ、でかっ!!

Ribって、スペアリブのことだと思った。日本でスペアリブって言ったら、肉付肋骨1本だと思う。けど、これは、肋骨のある胸板一枚全部だよね~?パーティ・メニューみたい!

帰ってからお店のHPメニュー見たら、BABYBACK RIBって書いてあった。BABYがデカイやろっ。

そんなこんなで、RV Parkに戻ったのは22時過ぎだったか?←今度は時計も合ってる。

Codyで洗濯するつもりで着替えを持ってきたので、今日は洗濯しないと~っ。でも~、限界に近いっ、眠いっ。それでも一日、砂漠みたいな牧場に居たんだから、シャワーは浴びたい!シャワーを浴びてる内に洗濯機位回せるよね~。と、旦那と私の洗濯物を持って、Yちゃんと連れ立ってランドリーへ。

コイン洗濯機のコイン投入口には$25って書いてあった。ずいぶん安いなと思いつつ、クウォターコインを1つ投入。動かない?何か設定があるの?Yちゃんと悩んでいると、近くで乾燥機が止まるのを待ってるらしい若いお兄ちゃんが、壁を指差して$2.5だよと教えてくれた。あ、$25って書いてあるのは quwater coin onlyって意味か!Thank you!若者よ!

なんだかRivertonでも感じたんだけど、アメリカの人達が優しい。英語が聞き取れない人にも優しい。露美、前にメキシコ日蝕でロスのディズニーランドへ行った時、チャイニーズ!って言われて列の順番を抜かされたの。ああ、アメリカって人種差別の国なんだなあ、って思ってた。ワイオミング州だからなのか判らないけど、昔と全然違う!

この後の旅行中、運転してても、他の乗用車が、遅いモーターホームを煽らないし、追い越し車線があるまで気長に待ってくれた。日本のドライバーの方が、ずっと気が短い。トラックは抜こうとすると、行け行け!って手で合図してくれるし、大きなトラックの横を抜ける時、ビビってると車線を広く開けてくれるの。車社会において、アメリカの方が、お兄さんなんだなぁ。と、感じました。

来れて良かった!アメリカ!
晴れて良かった!皆既日蝕!

アメリカ、モーターホームの旅は続きますっ。

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