2014年1月25日土曜日

雲竜氷瀑2014

雲竜の氷瀑へ行って来ました!メンバーはYちゃん、旦那、露美の3人です。M君も行くはずでしたが、急に仕事で行けなくなってしまいました~。Yちゃんはスッカン沢でアイゼンの練習をして、雲竜初挑戦です!

6時過ぎにゲートに着きました。ゲート前は満車でしたが例年と比べると車は少なめ。ゲートから30m位戻った所に駐車出来ました。車で朝ごはんを食べてから準備。出発は7時少し前でした。軽アイゼンでアスファルトを歩くつもりでしたが、露美の古い軽アイゼンのゴム切れちゃった!山靴で歩きだしましたが、雪はフカフカでそんなに滑りませんでした。時々ブラックアイスあったので注意は必要でしたが、まだまだ元気だったので大丈夫っ。


アイゼンを付ける迄もなく洞門岩駐車場に9時前到着。2時間かかりましたが以前より全然滑らず、疲れずに到着しました。いつもここから沢へ降りるのですが、下からはゴウゴウ水音がします。沢には下りず、道路を行く事にしました。


雲竜渓谷直前の展望台に着いたのは、9:40頃。出発は10時前でした。沢を行く方が小さい氷瀑が増え始め、段々気分が盛り上がる良い秘境ぶりなのですが、道から行くと難なく展望台についてしまいました。3時間かかったけど、なんだこの楽勝感?滑って、滑って、辛い、凍ったアスファルトが、今日は滑らなかったから楽だったんですかね?近く感じました。


雲竜には4回目ですが、川床に降りると、いつもより雪が少なく、角ばった岩がゴロゴロ出ていました。今まで雪の下がこんなに大きな石の河原だったなんて知りませんでした。


下に4人位寝れそうな奥行きのある岩穴とか横目に見ながら友知らずに向かいます。


雲竜初めてのYちゃんから「わぁ~♪」って声が上がります。反対側の崖には全然氷漠が無かったけど育ってる所は育っていました。


日が射し、氷漠がキラキラ輝いていました!残念ながら、写真の腕前が拙くて、キラキラ氷瀑を写す事は出来ませんでしたm(_ _)m。が、あしからず。


今年の友知らずは、友を思う余裕がある感じ。両脇に迫る氷の回廊ではありませんでした。


でも、氷瀑の出来始めが見れて楽し~いっ!
えっ!?そんな所から氷漠が吹き出して、出来始まるの~っ?


良く見ると地層の変わり目から水が噴き出してるみたい。崖の上から水が流れ落ちるばかりじゃないんですねっ。


友知らずの奥もこんな感じ。


対岸に渡るのも慎重になる程、スノーブリッジは育っていない。って言うか水量が多い?雪が少ない?


暖かい日に落ちるのか氷柱の輪切りもゴロゴロ。発掘前のローマの遺跡に転がる柱みたい。


奥の雲竜瀑へ登る斜面の入口。ここにいつもは池などありません。手前の岩の間に氷崖があるだけだったと思います。いつもはここから奥の雲竜瀑は見えません。ここには氷の壁があるだけでした。この写真では手前の氷滝と繋がって見えますが、上奥に小さく見えるのが雲竜瀑。小さい。細い。登ってる人が居ない。私達、今年は奥の雲竜瀑まで行きませんでした。


のんびり陽だまりでお昼ご飯を食べていたら、対岸の崖から氷柱が落ちて来ました。気温が上がってきました。そして人が増えてきた。それまで例年より人が少なくて良いね、なんてのんびり話してましたが、ちゃんと人出はあるようです。氷柱の破片を見て楽しんでいる人達が増え始めましたが、もう少し早ければ氷が落ちてこなくて安心だったのに。。。今日は何だか気軽な感じの人が多いように感じました。

以前は友知らずの入口で『ヘルメットかぶらなくちゃ進んじゃいけないよ』なんて忠告してくれる人がいました。今日はは気軽な人の割合が多い様な~?Yちゃん、今日はたまたま簡単に着いちゃったけど、今日がアイゼン初心者日和だっただけだからね!

名残惜しいですが手前の展望台まで戻ってきました。12時少し前に展望台を後にしました。今夜はここに泊る人も居るみたい。ここからゲートに帰る途中も重たそうなザックを背負った人達とすれ違いました。


そしてパトカーともすれ違った。


機動隊の車も来てた。先週遭難した人が見つかったのかな?

帰着してニュースを検索したら、雲竜渓谷より1km程下流に人が倒れていたそうです。崖には滑り落ちた跡もあったとか。ご冥福をお祈りいたします。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140125/k10014766901000.html
今日は気軽な感じに辿り着いてしまった雲竜渓谷も危険が潜んでいます。

アウトドアに気を付け過ぎる事はありません。なめずに一生遊びましょうね。←自分。


帰りはゲートまで2時間。今回はYちゃんの買ったこの簡易滑り止めが凍ったり凍って無かったりのアスファルトで大活躍でした。


大した爪は付いていないのですが、これがかえって、軽アイゼンより歩き易そうでした!モンベル。露美も買っちゃいたくなりました。もちろん、これはアスファルトで活躍しただけで、道路から沢へ下りる時はしっかりした爪の本格的アイゼンが必要です!


天気良く、風も無く、楽しい一日でした!
所で、今更思ったのですが、雲竜渓谷もすごいですが、スッカン沢も意外と大きな氷瀑ですよね?地元のひいき目かな?

2014年1月24日金曜日

スッカン沢氷柱2014、三度。

また、スッカン沢の氷瀑を見に行って来ました!氷柱が氷瀑になって来ましたよっ。

今日は気温が上がる予報だったので、氷柱が落ちてくると危ないっ。それで午前中の気温が上がる前に行って来ましたっ。

八方ヶ原を8時半。
山の神様を8:40頃。


途中、樹の枝先だけに日が当って花が咲いたみたいでしたっ。


雷霆の滝を9:10。


最初の氷瀑に着いたのは9:40頃でした。

下の方に見えるブルーシートは工事中の遊歩道です。これからコンクリートで固めるので雪が付かない様に覆ってあるようです。到着した時はまだ工事の人は来ていませんでした。

私達が帰る頃、工事の人達がブルーシートをめくってコンクリートを混ぜてました。黙って横を通り過ぎるのも気まずいから、

「こんなに寒くてコンクリートは凍らないんですか?」
って聞いてみました。

そしたら、
『凍らないやつを混ぜるんだよ。』
ってピンクの不凍液を見せてくれました。

セメント袋や不凍液をスッカン沢の駐車場から人力で運んでくるんですねぇっ。工事の人は塩原側のゲートのカギを持ってるからスッカン沢の駐車場までは車で来れるそうですが、、、そこから先の遊歩道は夏でも徒歩40分位?プラスチックのソリが置いてあったから、あれに積んで人力で引いてくるのかな?お疲れ様ですっ!


新しい遊歩道が出来ていないので、旧遊歩道から撮りました。が、ここには氷の塊がゴロゴロしていました。気温が上がったら危ないですっ。新しい遊歩道は氷瀑から離れた、川に近い方に作っていました。そちらは安全そうなので早く出来ると良いですね。


桂の木の周りの氷瀑。橋の向こう端に工事の人が立っているので、大きさを比べて見て下さいっ!


一番凍ってる部分。何だか変な色になっちゃった。←夕日モードだった(^^;。だいぶ凍った面積が広がってきました。10mm広角レンズなので小さく写っていますが、上の段は首が痛くなる程、高い崖です。


横の槍も伸びて来ました!


伸びただけじゃ無くて太ってきた。


ものすごく重そう。気温が上がったら落ちるかもしれないっ(>_<)。


川を挟んだ向こう側に氷瀑がありますが、こちら岸にも氷の塊が落ちていました。近づくのは危険ですっ。


下まで届いちゃえば安定するのかなぁ?

↑と同じ場所から撮った写真ではありませんが、
大体同じ所から10mmで撮った写真がありました!

4日前。4日前には有った真ん中の氷の塊が、今日はありませんね?


1週間前。


10mmで見回した動画。何だか青く写っちゃってますが、こんなに青く無いです。


風も無く、良いお天気でした!
今日はスッカン沢ですごく寒かったので、軽アイゼンじゃ無くて10本爪のアイゼンで行って良かった。八方ヶ原に戻ってきたのはお昼過ぎでしたが、帰る頃には気温が上がって雪が緩み、アイゼンに雪がくっつき始めました。最後の平地の頃には歩き辛かったのでアイゼンを脱いで、ちょっと滑り気味に帰ってきました。気温が高いとアイゼンに雪がくっ付くんですね!知りませんでした。

2014年1月20日月曜日

スッカン沢の氷柱2014、再び。

Yちゃんに古いアイゼンを頂いたので練習の為、スッカン沢へ行って来ました。Yちゃんの目標は雲竜の氷瀑を見に行く事!今日は練習&ダメだしです!氷瀑まで着かなかったら途中で引返すつもりですっ。案の定、山の駅で初めてアイゼンを付けるのに手間取り出発は11時過ぎ。雷霆の滝でお昼ご飯となりました。

余談ですが、雷霆の滝、ロープかければ登れそう?

Yちゃんスノーシューだとスッカン沢の氷瀑から帰るのに3時間以上かかると言うので、今日、氷瀑まで行くか悩みましたが、まあ目指して見ましょう!


着きました!第一の氷瀑。


崩壊箇所です。去年は階段に岩が乗っていましたが無くなっていました。でもこの階段の先はまだ工事中で、今日も工事の人が作業中でした。この先の階段もまだ出来あがって居なくて柵が無い状態。作りかけの階段は凍った岩の上の高い所に有るだけ。登り降りは大変でした。工事の手を止めて通してくれましたが、大変申し訳ありませんでした。


桂の木を囲む氷瀑群です。10mm広角レンズで撮ってるので小さく見えるけど、この場に立つと氷瀑と巨木に囲まれた最初の圧巻ポイントです!


3日前にも来た氷瀑。


3日前よりも育ってるみたい!?氷柱じゃ無くて、短いカーテンみたくなってきた?


やっぱり育ってる気がする!


奥の滝の手前の崖とか明らかに氷は増えてると思う。。。


滝の水量は増えていましたっ。


うんっ、やっぱり育ってる!


早く、ここ一面が凍るのが見た~いっ!


到着が遅かったので2時前になってしまいました。でも横から日が射して氷漠がキラキラして綺麗でした♪




Yちゃん、スノーシューだと3時間以上かかると言っていましたが、アイゼンだと帰りは2時間ちょっとで登って帰れました!まだお日様が眩しい内に八方ヶ原に帰って来れましたっ♪古いアイゼンでも問題無しっ。土日で雪が踏み固まっってたので調子良かったですっ!アイゼンの古いのはちょっと履くのに時間がかかるって感じでした。

風も無く穏やかなお天気のスノー散歩でした!

2014年1月17日金曜日

スッカン沢の氷柱2014

スッカン沢の氷柱を見てきました!
まだ少し早かったかも?


一番育ってる所で、この位。


その右側は育ち中?


更に奥の雄飛の滝を見た所。


滝からは水飛沫混じりの冷風が吹いて来ますっ。


その水飛沫が滝壺の岩壁を、氷のダイヤモンドで飾っているみたいでした。ここで露美もカメラもずぶ濡れ。どうやら露美には青い氷のダイヤを身にまとう資格は無いようです。只々、寒かった~っ。


氷柱から離れて見上げると、上の段に氷瀑も見えました。全部凍結した所を見上げたいなあ。


良く見ると滝の上にも氷柱がある。滝に近づくばかりでは視野が狭くなりますね(^ ^)ゞ。


帰りは写真を撮りながらの登り道でした。ここの所、雪が降っていないので遊歩道は踏み固まってました。氷瀑の近くのツルツルの階段以外ではアイゼンが要らない位でした。でも行くならせめて軽アイゼン位は必要です。




途中、ツルウメモドキが雪の上に散って鮮やかでした。


11時半の太陽がこの高さなので、氷瀑を見るなら午前中がおすすめです。


山の神様迄登ったら、もう一踏ん張りです!


ウサギの足跡や


キツネの足跡を眺めながらのんびり登りました。


下り(行き)1時間、上り(帰り)2時間の楽しい運動でしたっ♪


余談ですが遊歩道に良く作られる、この階段。歩き辛い上に雨で山道が削られるのを冗長しています。滝が滝壺を削る様に道がえぐられていきます。


もはや遊歩道に立ちはだかるハ―ドル。斜面で蹴躓ずく危険な存在。どうにかならないものでしょうかねえ?