2016年3月26日土曜日

箕輪山、迷い沢コース

大抵、海で泳ぐと山スキー熱が冷めるのですが、10日前の加計呂麻島の海が寒かったので、まだ山スキー・シーズンの露美ですっ。それでも今シーズン最後の箕輪・迷い沢コースへ行ってきました!


AリフトTop。Aリフトの営業は終了していたのでCリフト上からAリフト・トップまでシールで登りました。


地図のカメラマーク2つ目。目印の3本杉(注:3本でも杉でも無い(^_^;)に到着。


いつもは隣のこれくらい雪に埋もれていた気がします。


カメラマーク3から箕輪山方面。


カメラマーク3から鐵山小屋方面。


鐵山小屋の尾根で昼休み。


昼休みした尾根から沼ノ平方面。火山性ガスが発生してるので降りてはいけない所。なぜかスマホのGPSの軌跡は昼休みまでしか取れてなかった。


快適なブナ林のツリーラン。


磐梯山に向かって滑る。


笹は出てたけど、気にならない程度。


例年より雪が少ない?


でも前日の降雪のおかげで雪質はまあまあだった。


春山スキーのベチャベチャ雪を覚悟していたけど、
めっちゃ楽しい山スキーでしたっ。
雪上ランチも最高!

2016年3月12日土曜日

シーズン初スノーケルと、加計呂麻島の夜。

中日2日目。昼間はS浜へスノーケルに行ってきました!
今シーズン初のスノーケルですっ。寒いけどっ、行くよ~っ♪

前日より日差しはあったのですが、少~し波がありました。準備の遅い露美より先にSちゃんが海に入りました。準備をしながら、Sちゃんを目で追いました。砂浜に平行に随分右へ行くなぁと見ていると、浜の右端で顔を出しました。あ、露美を待ってるのかっ、と急ぎます。でも、慌てない。露美は慌てるとろくな事無いから~。その内、H坊も来ました!浅瀬でちょっと浮いてみりしてた露美は、一緒に行こうとしばし待ちました。が、何か変。ナントH坊のフィンのベルトを付ける所が取れちゃった!久しぶりに道具を使うと時々こんなことあります!でも、何にも売ってない島の、初の海でなんて、ショック~っ。H坊は釣りしてることにしましたぁ(;へ;)。Sちゃんに伝えて2人で泳ぎ出しました。

見た目は大したこと無かったのですが、海面がざわついてて何だかキビキビ進めませんっ。波打ち際が濁ってて、露美、少し進んで海面に顔を出すと90度右向いてました!む、気をつけなくっちゃ!と、沖の対岸の山に目印を決めて進みました。押し戻されるような感覚~。シーズン初めってこんなものだっけ?それとも波に押されてる?それなら帰りは楽かなぁ。

上のGoogleEarthでは判りづらいですが、この浜の対岸の山はこちらに突き出した尾根があります。海面から見ると、こんな感じに見えました。山歩きでよく騙される偽ピークですね(^^;。今日は尾根を登るわけじゃないので偽でも構いません。ただの判りやすい目印ですっ。

最初、県道マークから真っ直ぐ起きを目指すつもりでしたが、右への流れがあったので、左寄りを目指しました。最初は矢印を目指し、ついで矢印を目指して泳ぎました。流れに合わせて偏流をとりました。一緒に泳ぐSちゃんと打ち合わせた訳じゃないけど、たぶん同じ気持で泳いでたと思う。同じ方向を目指してたから。

少し深くなると濁りが減って底が見えるようになりました!そして、もう少し進むと、やっとサンゴが現れ始めました。まだガレた中に生きてるサンゴがいる感じ。「もう少し沖を見たいけど今日は辛いなぁ。初日だしこの辺までかな?」と思って、Sちゃんを見ると、『これ以上沖に出るのはやめておこう!』って。良かった、同じ気持だった。

それ以上、沖に出ずに横移動しながら1枚撮るも、疲れる~。進まな~いっ。サンゴにも色が無くって寂しい。←写真は、これでも少し色のあるサンゴに近寄って撮ってみた1枚。ふう。。再び、Sちゃんを見ると、『戻ろう!』キッパリ。少し後ろ髪惹かれましたが、キッパリ決めてくれましたっ。縦泳ぎしながら話さなくても同じ行動を取れるのって、助かりますっ。

戻り始めると、やっぱり進まない。沖に出るのが大変なのは波に押し戻されてるから?それなら、帰りは楽勝かな~とか考えてたけど甘かった。ゆるゆるしか進まないっ。シーズン初めって、こんなもの??こんな時は山登りと一緒。焦らない。6割の力で休まず漕ぐ。ゆっくりでも、休まず進み続けられる速度の方が早く着く~。山登りでも、リハビリでも、泳ぐのでも、皆同じですねっ。

陸に上がってから元イントラのSちゃんに訊いてみた。「シーズン初めって、こんなに進まないものかなぁ?」すると、『海面がざわついてたから』だって。露美、学びました。波が高くなくても、あんなふうにざわついてる時は遠くまで行けない。無理がきかない条件を一つ覚えましたっ。

陸に上がると寒い。今日はもう終わりにするっと、着替えることにしました。S浜には充実のトイレ、更衣室がありましたっ。更衣室には水ですがシャワー室もありますっ!ユニットシャワーが更衣室にあって、すごく綺麗に掃除してあるのっ。更衣室とトイレの建物の外には水道もあって、海の道具を真水で洗ってから車に載せられました!道具を洗って、ウェットもすすいで、干して、真水のシャワーを浴びて~、さっぱりしてから、お弁当!こんなに手入れされた設備を使わせてもらったのに無料でいいの?どこかにお金を入れるところが無いのかな?探しましたが見当たりませんでした。

H坊が釣りしてる時、たぶんS浜の人が『海が荒れてるから気をつけてね』と声をかけてくれたそう。トイレや更衣室からも島人の優しさが伝わってきましたが、本っ当~にっ、観光客の私達を気にかけてくれていますっ。やさしい空気の流れるS浜でした!

さて、この後、A浜にも寄りました。昨日、瀬相の船客待合所で、『S浜-A浜の林道は、絶対に通っちゃダメ!』と言われたので、瀬武セダケから林道を通って阿多地へ向かいました。この林道は割と走りやすかったです。

この日の午後のA浜はちょうど干潮で沖には波立つ浅いラインが見えてました。たいてい、サンゴが綺麗なのは急に深くなる縁の所です。干潮に浅い所のサンゴを歩いてボキボキ折りながら沖に行くわけには行きませんっ。

そうでなくても、露美はS浜で濡れたウェットのまま道具を洗ったりしてて冷えきってしまいました。A浜では温まった砂の上で、雨ポンチョやら、ありったけを着込んで寝転びました。風があり、まだ足元が寒かったのでウィンドブレーカー(上着)の袖に足を通して、ごろん。お、温か~いっ。変な人になって、お昼寝しました~(^^ゞ。H坊は釣り。アタリは無かったようです。

ここでも流れるゆったりした時間。

ザザー。
波の音。

さざー。
風の音。

よく寝た~ぁ~~~ヽ(´∀`)ノ

夜はH坊が夜釣りに行くというので一緒に伊子茂へ行きました。
露美は赤い光が点滅する堤防の先っちょで星夜写真撮りましたっ。

21:59 PENTAX K5Ⅱs 10mm、f3.5、ISO1600、露出2分
カメラの液晶を真っ暗な港で見た時は、冬の銀河がしっかり写ってる様に見えたのですが、家のPC見たら目立つ星座しか判らない暗さでした。以下、Picasaの自動調整ボタンを押した写真です。右端に見える光は道路の街灯。液晶画面では写って見えなかったので、オリオン座が歪まない様に出来るだけ右へ振ったら、少しかかったガスに映りこんでました。

22:02 PENTAX  K5Ⅱs10mm、f3.5、ISO1600、露出2分
何だかシャッターを開くたびに同じ辺りを飛行機が横切るんだけど~っ。何?この時間、沖縄行きがいっぱい飛んでるの~?

22:05 PENTAX K5Ⅱs 10mm、f3.5、ISO1600、露出2分
やっと飛行機が飛んでないカットを撮れた~と思ったら、この後、飛行機が横切らなくなりました。

ふと気が付くと港は真っ暗。港のオレンジ色の灯は22時頃消えるようです。写真整理して気が付きましたが対岸のオレンジ色の灯りも22時前後で消えていました。街灯のLEDが、ポツンと点在する集落の位置を知らせてくれていました。

10mm、f3.5、ISO12800、露出30秒
辺りは森の気配に包まれています。海を囲む森のあちこちからフクロウの声。ホ、ホー。ホウ、ホー。

カジカガエルみたいな高い声で、
キョロロロン。

森に守られた静かな海のさざなみ。ザ、ザー。

ふと、海をみると夜光虫が光ってる。
空には冬の銀河。
海には淡く、たゆたう光。

自分が海辺に居るのか、
深い森に包まれているのか、
星空の中にいるのか、
水中にいるのか、

ホ、ホー   ホゥ、ホー
キョロロロ
ザザー

時間が止まっているような、
流れているような、
不思議な加計呂麻の夜でした。

2016年3月11日金曜日

加計呂麻島、寒いからドライブ。

中日1日目。あんまり寒いし、天気も悪いのでスノーケルは断念っ。今日は島内をドライブしてみることにしました!初めての島だしねっ。宿の近くのカフェ(要予約)で腹ごしらえをして、のんびり出発ですっ。ちなみにこのカフェの奥さんは横浜から島に帰ってカフェを始めた黒糖工場の娘さんだそうです。

加計呂麻島はのんびりした島です。カフェの奥さんによると、島の人は自分の他に車が走ってるとは思わないで走っているそう。道の真中を走ってるし、前後は(前も!)見てないし、海を見ながら走ってるのは当たり前だから気をつけてねって。

そう言えば昨日、フェリーで到着して宿へ向かうT字路手前で一時停止中の車は、右側の自販機でジュースを買っていました!自販機の目の前の路肩も少し広くなってたけど、そこに車を寄せては居なかったし、一時停止中にしか見えなかった。ああ、あんな感じ?とにかくゆっくり時間が流れてる島。カフェで海を見ながら朝ごはん食べてると、時間が止まってしまうの分かります~。

(後日ですが、前走車が海を見ながら遅くなったり早くなったりしてました。全然私達が後ろを走ってることに気がつかない。そのまま10Km位走って、横道に入って行きました。別の日に林道で、対向車な何かの配達車が、道のド真ん中をすっ飛ばして来た事もありました。幸い、その配達車は前を見てくれてましたっ。遅い車だけじゃない所が要注意ですっ。早いのは島外の車かもですが。)

加計呂麻島の道路は、県道・町道・林道の3種類です。全部じゃありませんが、県道には中央車線がありました。県道は島の北側を東西に1本だけ。東西40Kmほどでしょうか?端から端まで一時間位かかります。島の南側の集落へは県道から町道が伸びています。南側の集落同士は林道でも繋がっていますが、この林道は近くの集落で「通れるのか」島の人に聞かないと危ないです。路肩が弱かったり、崖崩れていたり、狭かったり、草ぼうぼうで道が見えなかったり、アスファルトが凹んでるなぁと思ったら下が空洞化してたりしました。林道は利用しないか、通るなら必ず島民に聞いてから通りましょう。大丈夫って言われても、結構厳しかったですっ。

この日は佐知克サチユキの宿を出発後、伊子茂イコモ→花富ケドミー(林道)ー西阿室ニシアムロ→瀬相セソウ→実久サネク→佐知克経由→秋徳アキトクでドライブしました。

伊子茂(イコモ)
伊子茂には小さな港があって、加計呂麻島の南にある請島・与路島行きの海上タクシーが出ているようです。↓は港の隣の浜。露美は小さな島が好きなので与路島には興味あります。一度ここから日帰りで行ってみたいかも~?


港と浜の間にトイレと東屋が一緒になったような建物がありました。翌日の土曜の夜、伊子茂の港に星夜写真を撮りに来ましたが、ここで”ゆんたく”に集まってる人が居ました。島の憩いの場所なのかも?穏やかな海ですが、浜から、ザザーって、さざなみの音。ここでぼんやりするのも良いかもです。


港横の海。水が綺麗~っ。海が海に見えませんね?半島に守られた入江ですが、森に囲まれた湖みたいです♪ちなみに写真右端の黒い半島が切れた所が入江の出口方向です。森に守られた海ですねっ。


伊子茂の後、南隣の花富に行きました。大工さんの作業場で材木を刻んでる人が居たので、「西阿室へ抜ける林道は車で通れますか?」って聞いてみました。すると大丈夫と言う返事。じゃあ、と林道で西阿室へ向かいました。

タカテルポイント
林道は車OKと聞きましたが細いっ。時々、岩が落ちてる!島民の『大丈夫』は対向車が居ない時に限るってイメージです。ま、居ませんでしたけどね、対向車。途中のタカテルポイントはMapに夕日ポイントとありますが、夕方この林道を走るのは勇気が入ります。ブランコがありましたが、ここでのんびり夕日を眺める人がいるのかな?夏は風通しが良くって蚊が出なそう~。。うんっ、ブランコGoodかもっ♪


写真左の半島の向こうに有人の与路島、右の方に須子茂離って無人島が見えましたっ。


西阿室の港。
林道を抜けた先の集落。GoogleEarthではこの浜も気になりましたが今回の旅では泳げませんでした。どの集落もこじんまりしてて和みます~。




瀬相港
ちょっと走っただけで、もう昼過ぎでした。意外と大きな加計呂麻島です。それとも私の時間が止まってる?瀬相港にはフェリーが来ていましたが、ん?時刻表にはありません。工事車両が降りてきたので、工事用にチャーターされたフェリーでしょうか?


フェリーを撮ってるとそんな感じしませんが、基本のんびりした港です。船は田舎の電車より来ないし、チャポン、、、ちゃぽん、、、って音がしてるだけ。昨日の夜、H坊を迎えに来た時も寂しいくらい静かで真っ暗でした。←船が到着した時だけにぎやかでした。昼間は港の目の前の直売所や商店等、人がのんびり働く気配がしてさみしくありませんっ。港に車を停めて朝作ったお弁当を、海を見ながら食べました。

ちゃぽん。

ちゃぽん。

H坊は釣り。
アタリは無かったようです。
とにかく寒いのよ!魚も凍えてるんじゃないのかな?


実久
午後は一番泳ぎたいと思っていた実久へ行ってみました!
綺麗な海ですっ。晴れてれば実久ブルーが写るのに~っ。
明日はここで泳ぎたい!


浜の石。珊瑚がありそうですっ。
珊瑚のかけらが打ち上がってると海にサンゴ礁がありそう~っですっ。


バス停横の広場にひつじのショーンみたいなカラーのヤギ?が居ました。人が来ると顔を出す、フレンドリーなやつ。H坊が、シマダと命名。昨夜、食べた”てらだ”に引っ張られています^_^;。



この後、阿多地へ行こうかと思ってましたが、花富ー西阿室間の林道が思いの外疲れたので、宿へ向かいました。でも、翌日実久で泳いだ後阿多地にも寄ったのでついでに陸からの写真だけ上げておきますっ。

阿多地
翌日12日に実久で泳いだ後、行きました。塩が引きすぎていたのと、もう寒くて濡れたウェットを着たくなかったので泳ぎませんでした。H坊が釣ってみただけ。15日に暖かくなってから泳ぎましたが、沖の波が立ってるアタリがリーフで綺麗でした。潮が引きすぎてると浅くて行けません。


嘉入の滝
翌日、阿多地の後に寄った町道沿いの滝です。シダが大きくて恐竜時代っぽい。森にはハブが居て山歩き出来ませんが、加計呂麻島の森を感じられる場所でした。



本日に戻って、秋徳
宿の前を通過して町道で秋徳へ。この町道はあちこち崩れていて工事中でしたが通れました。でも路肩が怪しい所とかあったので、道の真中を走った方が無難でした。直してる所だったけどアスファルトの下が空洞だったよー。秋徳の奥は島民の釣りポイントみたいです。この旅行中、ここでしか島の釣人に会いませんでした。釣りポイントってことは潮流が入るってこと?


H蔵がここでも釣り。露美とSちゃんは林道を散歩しました。


秋徳の先の浜がGoogleEarthで気になっていましたが、


途中のココも気になりますっ。
どれも気になるのはもの凄く流れが入る所っぽいですね。


気になってた秋徳の奥の浜に流れ込む川の両脇はサトウキビ畑でした。畑の中に牛も居た!牛小屋に人が居たので、声をかけてみました。車の音もしないのに人が来てびっくりしたみたい。

「佐知克に向かう林道は車で通れますか?あ、車は少し手前に停めてここまで歩いて来たんです。」
『通れるよ。そこの浜の前を右へ行くんだよ。横道に入るんじゃ無いよ?』
目の前の浜から横道に入って歩いてきた私達に念を押して教えてくれました。昨日今日と道等を聞いた島の人達、それに宿やカフェの奥さん、とても親身になって教えてくれます。何だかとても居心地の良い島ですっ♪

帰りは林道で帰って見ようか?と、H坊の所に戻ると、ミーバイ釣ってました~っ。タイも釣り逃がしたんだって!ここは釣れそう~っ。H坊は釣り逃がした魚が気になるのか、釣魂に火が点いたのか、まだ釣るようです。のんびり眺めてる内に牛のおじさんが通りかかりました。教えたのと反対方向に居る私達をジィ~っと眺めて通り過ぎて行きました。こんな人気のない砂利道で迷子になってると思われてるのでは??(2日後、またここで会いましたが、やっぱり心配されてた(^^ゞ)日が傾いてきたので、林道はやめて町道で宿に帰りました。

今夜はミーバイで一杯っ!
↑1杯じゃすみませんでした~っ。

そして、もう一つ大発見!
エソの天ぷらっ、上品な白身で美味しいよっ♪
ついでに露美の天ぷらの腕も上がってたよっ。

2016年3月10日木曜日

奄美大島の離島、加計呂麻島へ!

奄美大島の南にくっつくようにある加計呂麻島へ行ってきました!


実は露美、加計呂麻島はおろか奄美大島のことも、何も知りませんでした。蛇が苦手なので、ハブが居る島はノーチェックだったんです。ところが御蔵島で知り合ったYIさんから加計呂麻島の珊瑚が凄い!と聞いて気になっていました。

そこへ、やはり御蔵島で知り合ったSちゃんが、3月に2週間近く休めると言うので誘ってみました。確か2/8のことです。Sちゃんを誘ったその日に、旦那が熱を出して帰ってきてインフルエンザと判明。予防接種を受けていなかった露美は慌てましたが、何とかかからずに済み、旦那のインフルエンザも一段落。さて、加計呂麻島ってどうやって行くのかな?と調べ始めました。

鹿児島から船かなぁ?と調べてると、羽田からJALが奄美へ飛んでる!奄美から船で直ぐみたいっ。おおっ、JALの先得割引が締切間近じゃぁあ~りませんかっ!すでにSちゃんの休みの前半に締切が食い込んでいますっ。今すぐ、行きの飛行機を予約しても3/10からしか安く行けませんっ。先得だと片道1.9万円なのに、普通運賃は5.4万円じゃありませんかっ!慌ててSちゃんに電話~っ。「まだ宿も島のことも何にも調べてないけど、行きの飛行機は予約しちゃおう!」。。。って、、、予約しちゃったっ。

友達の休みの日程に収めないとだし、帰りの日の飛行機だって安く買いたいし、調べてる時間があんまりない、、、で、再びYIさんに聞いてみました。「おすすめの宿とかありませんか?」で、泊まったことは無いけどチェックしてた宿とレンタカーやさんを聞いて、今回はロクに自分で調べないで予約しちゃいました~っ。YIさん、ありがとう!

一息ついて、ちゃんと調べ始めたら、バニラエアが成田から飛んでる!しかも安い!何も付けなきゃ1万円しない日もあるじゃんっ。←この辺りでアングラーH坊を誘った。3人で話し合いの結果、Sちゃんのお休みに1日だけ余裕を持って帰りはバニラエアで帰ることにしました。よく調べると、奄美空港から、加計呂麻島行きの船が出る古仁屋港までは、車で2時間もかかるらしい。JALよりバニラエアの方が奄美に付くのが遅く、最終フェリーに間にあうにはJALしか無かったんです。行きは安いバニラで、帰りは確実なJALの方が良かったんじゃ?とも思いましたが、結果オーライですっ♪

さあ!3/10~17
8日間、加計呂麻島の旅、始まり始まり~っ!

8日間と言っても前後1日ずつは移動日です。中日は6日間しか無ありませんっ。出発までの1ヶ月間、GoogleEarthで珊瑚の良さ気な浜を探して暮らしていた露美。中日が6日間じゃ行きたい浜全部は無理かも~っ?とか、取らぬ狸の皮算用ですっ。良いのっ。これが、楽し~いのっ。

さらにっ、露美は出発前のNHKニュースで奄美のイサリ漁ってのを見ましたっ。冬の大潮の夜、ヘッドライトを点けてヤスを持ち、潮だまりに取り残されたタコとかを子供達が捕っていたのっ。ニュースでは3月中旬まで出来るって言ってたっ。潮見表を見ると3/10はギリギリ大潮~っ。前日の3/9は日蝕だし、新月の大潮でバッチリじゃ~んっ。バニラエアで後から来るH坊が合流したら、宿の前の浜でこれもやってみた~いっ♪夢は膨らみまくりますっ。

さて、のりのりで降り立った奄美空港は、、、「さ、寒いっ!?」。うん、冬型になっちゃったものね。今朝家を出た時は雪が降っていました。荷物を送った時は北関東の我が家でも暖かかった。昼間は半袖のつもりで荷造りして送っちゃった露美。海では5mmのウェットとフードベストのつもりではありますが、やっぱり寒そう。日が出れば違うかもだけど、、、滞在中の天気予報は、雨やら曇りやら少し晴れ間もな感じ。ま、とにかく加計呂麻島を目指しましょう。70Kmも南下するしっ。

空港前でレンタカーを借りて、加計呂麻島行きの船が出る古仁屋港へ向かいます。南北に長い奄美大島の北東の端に空港があり、古仁屋港は南の端っこにあります。空港から古仁屋港まで70Km以上をレンタカーで走らなければなりませんっ。来る前にGoogleEarth見てたら、結構山越えなんだよなぁ。。。でも、奄美大島の国道58号は、山越えの所は結構長いトンネルが多く、2時間はかからずに到着しました!地元の車があんまり早く走って無かった割に、信号が殆ど無いので平均40Km/hでいける感じでした。

事前にYIさんに教わった通り、古仁屋港のcoopで買い物してフェリーに乗りました。車は私達の他に1台とパトカーのみ。のんきなフェリーです。詰めても10台ちょっとしか乗らなそう~。古仁屋港も加計呂麻島も瀬戸内町なんですが、町の名の通りフェリーは鏡のような海を出港しました。動き出したのに気が付かないほど穏やかな海。25分ほどで加計呂麻島瀬相港に到着しました!

瀬相港に上陸すると、港の目の前にある18時まで営業の島の直売所「いっちゃむん市場」がまだ開いてましたっ。入り口には、【てらだ あります】の張り紙が。。。何?てらだって???聞けば『巻き貝を塩ゆでした物で美味しいよ!冷凍してあるから今日食べなくてもいつでも大丈夫!自炊宿に泊まるの?調度良いじゃない!』ノリの良いお姉さんの勢いで買っちゃった!どーすんの、今日は宿のご飯頼んであるのにー。ま、バニラエアで遅れてくるH坊が合流したら酒の肴にすれば良いかー(^O^)。

泊まるのは自炊宿です。←獲物が取れる予定なので(^^ゞ。でも頼めば近くの食堂で食事を出してくれるそう。初日は到着したばかりで、買い出しも出来るか分らなかったので、JALで先に着く私とSちゃんは、2食付きにしてありました。ご飯を食べてから後合流のH坊を迎えに行来ます。

H坊はバニラエアで到着後、空港から乗り捨てのレンタカーで古仁屋港まで来ます。17時半の最終フェリーには間に合わないけど、19時か20:15の海上タクシーに乗れそうです。19時発は宿から45分の生間港行き、20:15発は宿から15分の瀬相港行きでした。私達が18時半に宿に着いて夕飯食べるので、20:15に乗ってもらう事になりました。

私たちが宿に着いて説明を聞いて食事をする所に連れて行ってもらうと、素敵~っ。海辺のおしゃれなカフェでした!

ホント、海が目の前。台風の高潮とか大丈夫なのかな?とか心配しちゃいます。でもこの島、結構海辺に家が建っていて、台風の時どんななのか、、、気になりますっ。


メニューは島づくし。このカフェは、隣の黒糖工場の娘さんが横浜から帰ってきて始めたそうで、野菜も作っているそう。

じゃがいもがしっとりしてて口の中の水分を奪われないのっ。ああ、この島も御蔵島みたいに水の豊富な島なんだなぁ。お魚も美味しくて、海の幸なんだけど、野菜たちから自然豊かな島を感じます。味噌は、豆じゃなくて、なんだっけ?何かソテツか何かの実から作った島味噌ですって。豆味噌っぽい味噌汁でしたっ。


海を眺めながら、おしゃべりが心地よいカフェ。お話してると、海上タクシーの話になりました。後から友達が海上タクシーに乗って合流すると言うと、海上タクシーは定員12人で、一杯になると時間を待たずに出航しちゃうって。えっ、そうなんだ、びっくり。H坊に電話しておこう。

電話したら、港の近くの食堂で食事中でした。20:15に乗ることにしたけど、切符は先に買っておこうと、海上タクシーって書いてある建物に行ったら、真っ暗。近くの船も真っ暗だったって。ま、食堂でどうするのか聞いてみようと、立ち去ろうとしたら、真っ暗だった船が急に電気を点けて出発したんですって。思えば、あれが19時発の定期船だったって。

食堂で聞いてみると、夜の定期船な海上タクシーは船長さんに直接お金を払うらしい。20時過ぎの船には、30分位前に行って3人目だったって。遅い船には加計呂麻島から飲みに行った島民が乗って帰ってきたりするから、意外と満席になる時があるとカフェの人が話してました。知らないと乗れないかもなので、観光客はフェリーで予定を立てておくのが無難そうですっ。

私達も食事とおしゃべりが終わり、H坊を迎えに瀬相港に向かいました。真っ暗な道。曲がるとこ1本間違えて、細い道に入っちゃったりして、辿り着いた港は、、、真っ暗でしたっ。もしかしたら海上タクシーは、私達が着いたフェリーの所とは違う所に到着するのかも?何処だろう?

港は人影もなく、真っ暗です。
20時って言うより、丑三つ時な感じ。

したら、直売所の横の扉に人影が見えたっ。
いっちゃむん市場の前に車を停めて聞いてみましたっ。

「海上タクシーに乗ってくる友達を迎えに来たのですが、船は何処に来ますか?」
訝しげにこちらを見ていたお姉さんが笑顔で答えてくれました。

『すぐ目の前よ!そこのピンクの貝の向こう!』
振り返ると先客待合所かな?な建物の前に大きな貝のオブジェ。

「ありがとうございますっ」
すぐに眩しい明かりが海から港を照らして海上タクシーが着岸しましたっ。

H坊と合流~っ。3人とも初めての加計呂麻島にハイテンション↑↑↑。
しかし、寒いっ。いさり漁は、諦めました~っ。そのまま宿に落ち着くと、暖房を入れて、coop買っておいたビールでカンパーイ。あら、【てらだ】、意外とイケるじゃん?

さあ、旅は始まったばかりですよっ!
寒いけどっ。良いから~ぁ、寝なさいっ。

2016年3月5日土曜日

箕輪スキー場サイドカントリー

箕輪スキー場で、プチバックカントリしてきましたっ。メンバーは先週と同じ、旦那と先週山ボードデビューしたNさんの3人です。先週の初山ボードの疲れか、Nさんから先週より疲れない所希望があったので、短いコースですっ。殆ど登らずにスキー場隣の谷を滑ります!元気があればリフト券を買って何周か出来る谷です。距離は無いですが、装備と登山届は必要です。


ここから滑ります!


手前の低いなだらかな尾根1459のすぐ手前の谷へ滑り込みます。急斜面を滑りたい人は一度なだらかな尾根の上に乗って、写真右端に見えなくなってる尾根の側面のお好きな斜度を滑れますっ。


なだらかな尾根の上に乗って振り返った箕輪山頂。


尾根先の急斜面まで行かず緩やかな尾根側面を滑り降りました。


片栗粉みたいで良く走る雪でした。


トラバース気味に尾根側面を下りました。


この谷は割と雪が溜まってることが多い気がします。


すぐ終わっちゃう短いコースなので写真の取りっこなどしながらゆっくり滑りましたっ。


心配していた雪は沢山ありました!
お天気にも恵まれて良いサイドカントリーでしたっ♪