2014年12月21日日曜日

青酎と天水、夢の天然サウナ@青ヶ島

青ヶ島2泊目/3泊ですっ。

外は安心して飲んでいられるお天気です(/_;)。星空のホの字も見えない。。。でも、おかげで宿の奥さんとじっくりお話しする時間が出来ましたっ♪

そんな訳で、あおちゅう、飲み比べセット!
←星夜写真を撮りに行くなら車を運転しなくちゃっですが、全然そんな心配はいりませんっ。

安心して飲み比べられますよっ。青酎は同じラベルでも、醸し手によって味も香りも違うんですっ。醸し手の名前がラベルに書いてあります。すべての青酎を買っては帰れませんから、これは素敵な呑み比べセットですっ♪

あおちゅうはその名の通り青ヶ島の焼酎です。島外で売ってる”あおちゅうは”ラベルに名前の無い、一種類のみですが、島では様々な醸し手による、家庭の味な”あおちゅう”があります。小さな島なので、あおちゅうの酒蔵が島内に何件もあるわけではありません。あおちゅうの工場は1か所だけ。島の奥さんがそこへ芋を持ち込んで、仕込むそうです。仕込み手が違うので、同じ”あおちゅう”ラベルでも全部味も香りも違いますっ。

で、今宵の飲み比べですが、
清子さんは甘くフワッと麹が香る、マツミさんはちょっと酸味がある、直子さんはほど良い酸味と焼き芋の香り、青宝はすっきりした味とあおちゅうらしい香り(Romiの青酎のイメージはこれ)、伝承は尖った味、中里さんは断突でまろやか。中里だけ3年古酎だって。島で昔から作って飲んでる人は、伝承が懐かしい味なんですって。

お買い求めの際には、ラベルの醸し手をご確認ください!


あおちゅうの作り方が、また凄いっ。
これから説明するのは”あおちゅう”の昔の作り方ではありません!
今でもこうして作ってる人が居るそうですっ。

麹を炒ってオオタニワタリ等の葉に乗せて、葉が枯れる時の熱で麹菌を繁殖させる。それに島で取れた色々な芋を混ぜて天然酵母で発酵。天然酵母だとアルコール7度位にしかならないんですって。それを蒸留します。仕込み水青ヶ島に降った雨水を使うんですって!これ以上無い軟水だねっ。芋は各作り手がそれぞれ違う芋を使うし、色々混ぜるんだって。天然麹と天然酵母だから、おなじ”あおちゅう”ラベルでも味も香りも作り手により全然別物でしたっ。青ヶ島に来たら、”あおちゅう”の飲み比べはお勧めですっ!

昔の蒸留方法も聞きました。
蒸留釜に水入れたロートみたいな蓋をして、釜には発酵したドロドロの芋を入れて煮る。
→蒸留釜の上の方に竹の筒を指してあって、そこから焼酎がチタる。
→竹の筒の先には葉っぱが挿してあってその葉の先からお酒が垂れる。
→それを一升瓶で受けて貯めたそう。

宿の奥さんが子供の頃、上手く瓶の中に落ちるように番をしたんですって。風が吹いても竹がしなっても落ちる所が変わるから、良く見てないといけなかったんですって。ロートの水は無くなるから水を足しながら蒸留したそう。竹筒は素手じゃ触れない程、ものすごく熱かったそうです。


あおちゅうを雨水で仕込む話が出たので、青ヶ島の水道について触れておきましょう。

青ヶ島には水が湧きだす所は外輪山の内側にしかありません。里は外輪山の外側のわずかな傾斜地に張り付くようにあります。外輪山の内側へは崖にへばりつく様な道で島を半周して、小さなトンネルを抜けて急坂を下りていきます。この外輪山を超えて水を引くのは至難の業。そこで里の上の急斜面に雨水を溜める簡易水道が昭和54年に出来たそうです。コンクリートの上に特殊な緑のペンキみたいなものが塗ってあります。ここに降った雨が下の方にある四角いコンクリートの貯水槽にたまる仕掛けですね。


水質は、、、超軟水。今まで露美が一番軟水だと感じた水道水は、御蔵島の硬度13ですが、青ヶ島の水道水は地下水ではないので鉱物が溶ける過程がありませんっ。硬度0、超と言うより究極の軟水ですっっ。飲めば判る!とても美味しい水道水でした。

水道水が超軟水の為、汚れが水に沢山溶けやすいのか、お湯ですすぐだけでタオルがとてもきれいになりました。また、顔や体を洗うとビックリするほど毛穴の汚れが落ちます。ただし、お風呂は長湯はNG。あんまり長くお湯に浸かってると、必要なものまで肌から溶けだしちゃう感じです。青ヶ島で体の芯まで温まるにはサウナがベストだと思いますっ♪

そんな訳でサウナのお話。

青ヶ島には内輪山の丸山の麓に300円で入れるサウナがありますっ。そう、あの超イケてる蒸し釜がある所です!外観の写真は撮り忘れました(^^ゞが、こちらが女湯の入り口。サウナは半地下にありますっ。お金を払って階段を下りると、既にモワっと暖かい空気になります。


暖簾をくぐるとこんな感じ。結構広いです。初日にサウナは雨水かも?って書きましたが、この洗面台の水を飲んでも別に埃っぽくもなく飲めました。飲むなとも飲めるとも書いてありませんでしたが(^^;。


洗面所の右が風呂場入り口。誰も居なかったので撮らせていただきました。小さい湯船には熱~っい湯が溜まってました。←そのままでは入れなかった。水入れて入った。一番奥の青いホースの湯船は空っぽでした。サウナの出口にあるから水風呂だと良いのだけど、、、


サウナはこんな感じ。中に水風呂がある様に見えるのは単なる映り込みです。サウナは湯気が静かに充満してる、とても静かなサウナ。普通のサウナと比べるとぬるく感じますが、長くいられるのが良いです。ただし天井から熱い湯気が落ちてくるので、水たまりならぬ湯溜りを避けて座りましょう!


こちらは脱衣所隣の休憩室。冷蔵庫もあるので水ペットを持って来て入れておくと良いかもしれませんっ。水風呂は溜めて良いのか分からなかったので溜めませんでしたが、この素敵なトドスペースとサウナを往復したら止まらなくなりそうですっ。


残念ながら十分な水を持ってこなかったのと、外で旦那が待っているので、サウナ←→トド2往復で泣く泣く引き上げました~っ。それでも旦那様は先に出ていたようです。同じ宿に泊まってるお兄さんとソファーでおしゃべりしてました~。サウナ好きな母と、半日位この天然サウナとトドスペースを往復したいなぁ。。。

青ヶ島っ、呑兵衛とサウナの島ですっ。
夢の島すぎるっ♪

2014年12月20日土曜日

絶海の孤島、青ヶ島へ!

伊豆諸島の最南端の島、青ヶ島へ来ています。
まずは八丈島まで飛行機50分。


八丈島から東京アイランドシャトル(ヘリ)で20分、東京から358Km南の島です。


今日は雲が低くて上から青ヶ島を見れませんでした。宿にあった青ヶ島のジオラマがこちら。2重カルデラの頭だけ海から出た珍しい島です!里は外輪山の外側の少したいらな所にあります。


これが中央火口丘。丸山と呼ばれています。縞縞なのは椿と何かを交互に植林されてるからだそう。230年位前に噴火して出来た火口丘だそうです。火口の中の平らな所はほとんど自然林で、噴火のあと、鳥が種を運んだタブノキやホルトノキの森だそうです。車で走ったら林の中はオオタニワタリだらけでした。平らな以外、御蔵島の森と少し似ていました。


丸山の西側は湯気が出てて岩が暖かい。ここに寝転がって星空を見たい!でも今夜は暴風雨の予報ですー。


湯気を引き込んだ蒸し釜がありました!釜に限らず湯気が出てる穴を「ひんぎゃあ」と呼ぶらしい。外食する店が無い島なので、宿が蒸して食べるお弁当を用意してくれましたっ。


今日のお昼のおかずですっ。おむすびは待ちきれずに先に食べちゃった。

この地熱釜の隣は無料キャンプ場。反対隣は300円サウナ、個人タオルマット付。安い!外輪山の内側には水道設備が無いけど、サウナは天水っぽいシャワーと湯船もありましたっ♪

青ヶ島、どれだけ夢の島なんだっ。

お昼の後はサウナにも入ってきました。サウナで会った島のおばあちゃんが、そのまたおばあちゃんに聞いた話だそうですが、230年前の噴火の時、今の様にヘリも大きな船も港も無かった時代だったので、手漕ぎの船で逃げたそう。でもみんなは乗れなかったので、年よりは島に残って若い人を八丈島へ逃がしたんだって。当時、年寄りは暖かい外輪山の内側に住んでたとか。残った年寄りは皆死んじゃったって。その時の噴火で丸山が出来たんだって。

噴火から50年位経って200人程の島民が帰ってきたとか。今は元々青ヶ島の人は80人位で90人位が外から来た人。学校には先生が20人いるけど、生徒は10人だって。だけど、昔は400人位住んでた時もあるんだって。
「産業は何があったんですか?」
『牛を飼ってたの。牛乳を出荷してたのよ。皆、豚や鳥も買っていた。野菜も(地熱で?)良く育つし、何も島の外から買わなかった。米は牛乳を売って少し。ほとんど芋を食べていたの。今は島の外から何でも買うから船が来ないと難儀する。でも、こうして観光のお客さんも来てくれる様になった。』
もっとお話していたかったけど、60度のサウナは温いようでも長居はできなかった。おばあちゃんも毎週土曜日に役場の人に連れてきてもらうので、脱衣所で役場の女性が待っていました。

そうそう芋を40分蒸しながら港を見に行ってきました。

外輪山の内側から港へ抜けるトンネル。


島の南にある港。船が着く気がしません。なんだ!この絶海の孤島感~っ。


「ひんぎゃあ」で蒸した芋は一見ジャガイモだったんだけど、食べるとねっとり甘いさつまいもでした。中身の色もジャガイモだけど味は種子島の安納芋ににてた。昔から青ヶ島で作ってるいもらしい。おばあちゃんが米より沢山食べたって芋もこれだったのかなぁ?

さて、島には6軒の宿があるらしい。昼弁当も量が多かったが夜もすごい。食べきれないよ~。今夜は雨なので飲めるんだけど、お腹に隙間がありませんでした。でも、宿の特製、あおちゅうで作った梅酒をもらった!旨いっ。でもお猪口に一杯しか入らないっ。


3泊の予定ですが晴れるかなぁ?
今、物凄い風切り音と雨音が宿の外でしています。
子守唄には激しい音だけど寝ます~。

2014年12月15日月曜日

コタツで双子座流星群 ☆ミ

近年恒例の庭にコタツを出して、ふたご座流星群観測ですっ。
今年は0時半過ぎに月が昇ってきましたが、月に負けない位明るい流星が飛びました。

観測準備完了~♪@18時頃。


20時前から観測開始!しかしバンバン飛び始めたのは22時でした。0時頃、明日仕事の旦那とM君がコタツを片付ける事に。。。露美は明日寝てられるから、見てても良かったんだけど、真っ白に霜が降りる中、コタツ無しでは頑張れなかった~っ。カメラだけ庭に残し、時々様子を見に庭に出ました。月は出てる物の、明るい流星が何個も飛んでいました。しかし、コタツ無しじゃ、5分も外に居られなかった!結局、露美もカメラを片付けてしまいました。ちょっと気合が足りなかったかなぁ?来年のふたご座流星群は新月前後みたいだから、一人でも頑張ろう。←コタツを一人で片付けるっ。

明るいのが2枚だけ撮れた♪暗くても写ってるの入れたら8枚撮れたっ。


目で見る分には1時間に数十個位だったかな?数えてなかったから良く判らない。


3時間弱分を動画にしてみました。短くまとめたつもりだけど、4分50秒あります。1コマ1.8秒。8コマ流星が写ってるけど判るかな?

2014年12月3日水曜日

打ち上げ成功~!はやぶさ2、いってらっしゃ~い♪ 帰って来いよ~っ。

西暦2014年12月3日、はやぶさ2打上の朝ですっ!

11/27深夜に南種子島に着いてから7日目ですっ。延期に次ぐ延期でしたが、露美、今日迄っ、はやぶさ2と一緒に種子島でっ、この日を待ちました~っ!もはや”はやぶさ2”他人とは思えませんっ。到着した日は暑かった。急に寒くなったり、物凄い大風が吹いたり、叩き付けるような大雨。ロケット組立塔の中で膝を抱えてじっと待つ”はやぶさ2”の姿を思いながら、一緒に待ちました。

写真は朝8時頃の恵美の湯公式に並ぶ車の列です。皆、はやぶさ2を応援に、ここまで来た人達です!こんなに沢山の人に見送られて地球を旅立つ”はやぶさ2”は幸せ者です~っ♪



南種子島町も、絶賛熱烈応援中~っ。


まずはカメラのセッティング!お隣さんとも、楽しく自己紹介。


今、打ち上がれば良いのに~っな、めっちゃ良い天気!


平日なせいか横長の見学場は人が折り重なるほどは居ませんでした。横長の右寄りスペースは、レジャーシートを広げてピクニック気分。打上は13:22だというのに朝から大勢の人が集まって来ましたっ。←全国からですよ!


町も歓迎ムード一色~っ。南種子町からお弁当やさんも来ていました。


露美は最初の打上予定日11/30に食べちゃったけど、はやぶさ2弁当もあっと言う間に売り切れ。インギー鳥やら、旬の島筍やら安納芋ようかんやら島づくし弁当が1000円は安すぎますっ。なんだか町全体から感じるのですが、島の人、めっちゃ良い人だらけですっ。


南種子町のロケットカレンダーのクォリティが高いと言うので買っちゃいました!


そうそう、昨日の宿の夕飯もロケット丼でしたっ。春と秋に旬の筍がメインロケットとSRBです!



公式見学場左寄りの先端は三脚林の本気モードっ。一番前の人達は出来るだけ低く。後ろの人は初めから背の高い三脚をセット。はやぶさ2サポ同士気が合うのか和気藹々です。そして人の機材に興味深々。何?左手前の望遠鏡。右の空に突き出したのは360°動画が撮れるカメラだってー。


皆、思い思いの応援グッズも用意して打上に臨んでいるようですっ。


はやぶさ2バッチをもらう列~っ。近くでリポビタンDも配ってました!はやぶさとリポDの長い馴れ初めに興味のある方はこちらをどうぞ。ニコニコ大百科探査機「はやぶさ」


打上時に乾杯しようと思って持ってきたリポDや、会場でもらったリポDを並べて写真を撮ろうとしてたら、何やら当りから沢山集まって来て、打上成功祈願になった~っ!リポビダンDキッズなんてあるんですね~。↓小さい瓶。


そうこうしてる内にロケットの足元に放水が始まりました!なんだか皆の熱気のせいか雲が増えてきたみた~い。ふと、前回の”雲ずぼっ”が頭をよぎりますっ。

打上時間が迫りますっ。打上成功祈願(-人-)。


SRB分離祈願(-人-)


打上3分前に露美に衝撃が走ります!右下に写ってるカメラ、SRB分離狙いの動画予定でしたが、電池切れ~っ(+_+)。急きょ、スマホで撮りました~っ。リフトオフっ!皆の夢をのせて~っ♪


双眼鏡ではやぶさ2を追いながらスマホのシャッターも切りましたっ!


ロケットはゆっくり回転しながら登って行きました。前回のH2Bよりもゆっくり上がったので、露美、アクシデントにも関わらず、スマホ写真は間に合った~っ。


打ち上げ直前、皆の熱気か増えてきた雲ですが、H2Aロケットは雲の割れ目の青空へ向かって飛んでいきました~っ!残念ながらSRB分離はロケット自身の出す煙に隠れて見えなかったけど。


はやぶさ2、いってらしゃ~いっ♪無事に帰って来いよ~っ!

大勢のファンに見送られた、良い打上でした!

宿に帰る前に青空の打上を祈願した門倉岬の神社に御礼参りに行きました。天気予報からは、とても青空の打上は期待できませんでしたが、なんと雲の割れ目の青空へ向かってロケットは飛んでいきました!鉄砲伝来の地の神社ですが霊験あらたかですっ。


打上後すぐに来たのですが、もう海には漁に出る船が居ました。打上延期で漁師さんも漁おあずけだったんですね~。ありがとう~、種子島の皆さん。宿で出た島魚美味しかったですっ♪


この夜は、ツイッターで見かけた宴会に参加。打上延期で泣く泣く先に帰った同じ宿の青年の紹介で、”打上の打上2”宴に参加してきました。HAYABUSA2 Return to the Universeの上坂監督や、その濃いお友達たちと飲めて、めっちゃ楽しかったです。出会い多き、充実した打上でしたっ!

2014年12月2日火曜日

いよいよ、明日打上決定!種子島に宇宙ファン集う!!

種子島に濃い宇宙ファンが集まってきました!
見学場所の下見に行ったら、熱烈なファンから、初めて見に来てワクワクなファンから、盛り上がっっってます。皆、同じ目的で来てるから、すぐ話が合って楽しすぎるっ。今夜、宇宙センターで機体移動を見るつもりだったけど、楽しいから場所取りした見学場所で見る~っ♪

露美、ワクワクが止まらなくなって来た~っっっ!!!

今朝、虹が出てたから明日は打ち上がる気がするよ!


時間と電気と電波があれば、ここに報告を書き足していきます!

今までの打上延期の前日の朝とは違いますっ。朝から防災無線で通行止めのお知らせ等の放送も流れました。根拠は無いけど、なんだか明日は上がりそうですよっ♪

午前中、恵美の湯公式見学場所を確認に行くと案の定、場所取りの椅子が跡形もありませんでした。幸い、椅子を結んだ紐だけ残っていたので、場所取りの場所自体は残っていました~。セーフ。打上延期の大風のせいであちこち紐やらゴミ袋に入れた石やらがバラバラになっていました。

崖の木に私達の椅子が引っかかっていないかと思いましたが、レジャーシートやいくつかの椅子は引っかかってたけど、私たちの椅子は見当たらなかった。そん所そこらに引っかかって止まらないほど物凄い風だったんですねー。私達も昨日は宿から出たくありませんでした。宿が畑に囲まれた所だからか風当たりも強かった。恵美の湯は海に面した崖上なので宿の比では無い突風も吹いたのでしょう。我が家でもこの前の台風の突風で、自転車が「バタン、バサ、ドカッ、」みたいな音を立てて、自転車置き場から吸い出されて飛びました。息継ぎのある大風って意外な仕事をしますっ(@_@)

強風で打上延期の発表時に一度椅子を回収するべきでした。海のゴミにしてしまった。ごめんなさい。後で聞いたところによると、30日の朝には椅子はいくつかまとめて一か所に積んであったそうです。私達は11/28に場所取りように紐で4つ繋いだ椅子を置きました。29日に見に来た時は雨の泥跳ねで汚れていたけど同じようにありました。30日と12/1は見に行きませんでした。30日から風が強く吹き始めたので、その風でバラバラに飛んでしまった椅子を誰かまとめて置いてれた様です。30に見に来れば、これからもっと強くなる強風に椅子では耐えられそうに無い事に気付けたかもしれません。場所取りするからには毎日確認に来ないとダメですねぇ。


午前中から恵美の湯に並んでる車が30台程居ました。今夜の機体移動はJAXA宇宙センターから見ようと思っていましたが、恵美の湯に並んで機体移動もここで見ることにしました。宿の夕飯を食べ終わってのんびりしてから来たのは21時頃だったでしょうか?だいたい45番目でした。さすがにトイレの無い所で車中泊する人は少ないようです。

待ってる間に星夜写真。オリオンの下、発射台の白く明るい光の上にはカノープスが見えました!


0時に機体移動と聞いていました。恵美の湯公式からだとロケット組立塔の扉が開いたのが見えません。気が付くと、もうロケットが建屋から出てきていましたっ。

前回見たこうのとりのH2Bより移動が早い!露出1秒じゃブレる~っ。H2Bの時はロケット組立塔から出てきて射点に着くまで30分位かかったのに、H2Aはロケットが軽いからでしょうか?射点までH2Bの倍位の距離を15分程で着いちゃった。最初は1秒露出でしたが、移動するロケットがブレるので、慌てて途中から露出を変えて撮った写真を動画にしてみました。途中から暗くなりますが、ご愛嬌。

最後に世界一美しいロケット発射場を冬の星座に名残を惜しみました。今月末に旦那と青ヶ島へカノープスを観に行くはずだったのに先に見ちゃったなぁ~。


車に戻ると、どこかで機体移動を見たであろう人達の車がちらほらやってきました。やはり車中泊までする人はそんなに居ないみたい。前の晩は随分寒かったのですが、この夜はそうでもなくて、寝袋1重で十分寝れました。並んでる車の中にはエンジンをかけっ放しの車もありましたが、近所に家もあるので寒いなら寝袋とか毛布位持参するべきではないかなぁ?私は田舎者なので車のエンジン音は割と気になりました。眠いから寝たけど。普段静かな島の人が車の音を気にしないなら良いのですが。。。

さあ、明日はいよいよ打上です!