2013年6月30日日曜日

6/27-30阿嘉島の銀河と碧い海

沖縄は慶良間諸島の阿嘉島へダイビングに行って来ました!

到着するなりランチした席から見た前浜。


夜の前浜。



ここから阿嘉島の海の写真です!
さすが阿嘉島。魚を吸いこんじゃいそうなほどですっ
↑吸い込めません。


海藻の切れ端かと思ったら、テンスの子。


全然動かないイロカエルアンコウ。緑色の部分。言われないと珊瑚だと思ってた。翌日同じポイントに潜ったらまだ同じサンゴの上に同じ様にジッと居た!w(・O・)w。


ヒメオニオコゼ。


慶良間諸島らしい珊瑚礁。これ位の風景ならシュノーケルでも見れる。


今回はマクロな写真家達とご一緒しました!皆、一つの根で小さき者を見つけて動かなくなるので、露美も、ものすごくゆっくり写真を撮る事が出来ました♪


ご一緒した写真仲間の中にアロハダイバーも居た!←始めて見ましたっ。暖かい海には良く出没するそうです。なんせアロハですから、決して膝を付かない中性浮力や注意力が上級者じゃないと真似できませんっ。


オヤビッチャの根。


普段、良く動くクマノミを撮るのが苦手な露美も、じっくり写真を撮る時間があったので、ちゃんと撮れました!


クマノミが見上げている海は、熱帯魚のパラダイスですっ。


一面のサンゴ礁には一面の魚達♪


これが竜宮の舞かっ!?




空飛ぶ竜宮の使いです!


むっちゃ踊り子さん達に囲まれていましたっ!


中3日間もダイビングしたのにあっという間に帰る日でした。一緒にダイビングしたカメラマン達の乗ったダイビングボートが私達の乗った高速船のお見送りに来てくれました♪


そして慶良間諸島から那覇へ向かう途中の海に、なんだか帆掛舟が沢山居ましたっ。どうやら帆掛舟を人力で漕ぎ、座間味島から那覇を目指しているようです。監視船みたいな普通のボートも所々に付いています!←後で調べたら監視船だけじゃなくて応援船や観光船が殆どだったみたいです。


私達の乗った那覇へ向かう高速船は長く伸びた帆掛舟の列を抜いて行きます。高速船にのった子供達がジッと船の列を見て居ましたが先頭集団に差しかかると口々に「ざまみ丸~っ」と叫んで応援して居ました!←おそらく地元座間味島のサバニ船と思われる”ざまみ丸”、優勝したみたいです!


帰ってから検索してみたら”第14回サバニ帆漕レース”と言うレースだったようです!
http://www.photowave.jp/sabani_s/photo/2013/index.html


公式動画もありました!


いや~、最後の最後まで楽しめた阿嘉島の旅でした!

おまけ
今回、茨城空港から那覇まで行きました。空港建屋目の前まで自転車で行けるアットホームな飛行場でした。自家用車を空港正面口に横付け。荷物を降ろして目の前の駐車場に車を駐車できます。なんて言うかMy飛行場な感じ~っ。なんと言っても大きな荷物を持って、東京で乗り換えなくて良いのが楽チンです。駐車場も無料。めっちゃお薦めです。北関東道も出来たし、北関東の人はもっと活用すべき!茨城の隣は那覇な気分ですよっ。

余談。

茨城空港、空港職員が居ませんでした。一日に何本も飛行機が飛んで居ないので、飛行機のチケットカウンターや飛行機までの案内は各飛行機会社の添乗員さんがやっていました。行きは雨だったのですが、空港建屋から飛行機までは徒歩。傘を貸りて飛行機に乗ったのは初めてかもしれませんっ。

これぞ、マイ空港~♪

ただし行きの那覇到着が遅いので、那覇から島へ渡る船には間に合いませんでした。だから那覇で前泊しました。おかげで那覇で久しぶりに会うお友達と呑む事が出来て、さらに、お得・楽しい!でしたっ。

2013年6月14日金曜日

御蔵島4・5日目/5日間。いつものお宿・ドルフィン船長&新しいガイドさん。

昨日はK夫妻を早朝泣く泣く見送った後、バンガローからいつもの民宿に引越しました。昨日は一日雨。お土産買ったり、観光協会で御蔵島のDVDを見たりして過ごしました。しかし、寝不足だったのかDVD見ながらウトウト~。結局午後~夕方迄、宿帰って布団でぐっすり寝ちゃいましたっ。

良しっ、明日に向けて万全!
宿のおじさんの釣った魚や、おじさんが育てた野菜で英気を養いますっ。

金曜日はお天気も良い予報だし、遊ぶぞ~っ、お~っ!←今までも遊んでたよね?(^^;

4日目午前
明けて金曜日、今日一日遊んだら明日の船で帰りますっ。朝、ドルフィンスイムのK船長が来て午後から行きましょうと言ってました。それで、午前中は森にハンモックを吊るしてのんびり過ごす事にしました!

天気は回復傾向です。台風は既に1000mbを超えています!でも南からの湿った風は弱くなった物の相変わらず吹き続けていました。御蔵島では風下天気と言いますが、台風から来る湿った風は島を超えてもまだ湿気を含んだままでした。島の上半分は雲の中です。結局私達が到着した火曜日から一度もヘリの音を聞いていません。有視界のヘリは島上空が雲に隠れていると欠航してしまうんですー。こんな時はヘリより船の方が着島率が断然高いです。

森は良い感じに霞んでいました!


そんな中にハンモックを張ってお昼寝です。
鳥の声に包まれてのんびり出来ました!
御蔵の森の幸せなひととき。


宿への帰り道、御蔵で唯一のパン屋さんが営業していました!火・金営業だそうです。昨日も今日もゴロゴロしていただけなので、今日のお昼はこれに決定~っ。天然酵母パンでした。小さいけど美味しいパンでしたよ!


4日目午後
午後はいよいよいつものK船長の船でドルフィンスイムです!

今年から船が新しくなったそうですっ。前より大きくなって椅子も一列付きました!2列付くサイズの船ですが敢えて1列しか付けていない感じ?うん、K船長のスタイルにはこの方が合っていると思います♪ 露美、この新しい船が楽しみで台風近づく中、御蔵島にやって来ました~っ。やっと乗れて、とっても嬉し~いっ!4月の御蔵旅が爆弾低気圧で流れた時から楽しみにしていたんですよ~。

そして船だけじゃ無くてガイドさんも新しい人になってました!女性ガイドのTKちゃんですっ。イルカが去った後、御蔵の海でのんびり出来るのがK船長のドルフィンスイム。露美このペースにすっかり身体が馴染んでいます。

新しいガイドのTKちゃんも、のんびり御蔵の海を楽しむのが好きそうな人でした!露美がメジナの群れを見ていたら『美味しそうな魚の群れが居ましたね』とか、『タカベの群れが来ましたねっ』とか、『ウミガメが居ましたね』とか。のんびり御蔵の海に浮いていたい露美達と一緒にのんびりガイドしてくれました!それから船からイルカを見てたら水面が異様に波立って、露美と同時に『水中で見たい!』って叫んだりとか、めちゃくちゃ気の合うガイドさんでしたっ。

イルカだけじゃなくて御蔵の海が大好きな感じ。タカベの群れも、イルカが食べてる魚達も、溶けちゃいそうな暖かい黒潮の海も、厳しい御蔵の海も、綺麗事じゃ無い部分まで愛してる感じのガイドさん。イルカ好きの人に時々居る(気がする)偽善的な所が全然ありません。これは是非、島の魚を肴に一緒に呑みたいガイドさんだっ!そう言えばバンガローから宿に引越した時、宿のおじさんも、きっと露美と気が合うよ、って言ってましたっ。おじさん、すげー。TKちゃん、こんなに気が合う人とは思いませんでしたっ。宿のおじさん、さすが人を見る目があるなぁ!

ところで今日のイルカ達ですが、観光客が増えたせいか、ややそっけなかったです。K船長のガイドではいつも、最初はイルカ達がそっけなくても、船長がノリの良い群れを探してくれるのか、大抵最後にノリノリの群れと遊んで港に帰るのがパターンです。でも今日はSNちゃんが酔っちゃったせいかあんまり遠くまでノリノリイルカを探しには行きませんでした。

でもサービスの良いイルカがバブルリングを海面に浮いている私達に向かって出したりしてくれました!

K船長のドルフィンスイムでよく感じる事なのですが、なんだか船長とイルカが結託して演出しているんじゃないかと思う時があります。いつものパターンもそうだけど、後半の方がイルカ達が良く遊んでくれたりとか。赤ちゃんを見せにくるイルカが居たりとか。何艘ものドルフィンスイム船にイルカの群れが囲まれちゃってる時にイルカ達が、輪の外に居るK船長の船に向かって泳いでくるとか。

ものすごくイルカ達がK船長に協力してくれている感じがする時が多々あるんです。イルカ達がK船長を好きなの?それともK船長がイルカに秘密の合図を送ってるとか!?まさかねぇ~?

夜は無理やりおじさんと呑みました!色んなお話が聞けて楽しかった♪

そうそう、東海汽船の人が新造船の設計の為に御蔵島に来た時にこの宿に泊ったそうです。島から新造船の希望として、八丈島は足の速い船を、御蔵島では着岸率が上がる様に回頭性能の良い船を希望していたそうです。それで、御蔵島の港をじっくり測量して行ってくれたとか。速い船にする為には船体は長い方が良いけど、御蔵の港に着岸する為にはある程度長さが限られるそうです。

そんな訳で、来年夏には御蔵&八丈島スペシャルな新造船・橘丸がお目見えです!足が速くなった分、大島にも寄港するかもしれないそうです。そしたら帰りに早く東京に到着したい人は大島で高速船に乗り換えるのも可能ですねっ。楽しみですっ。

5日目、帰っちゃう日
帰りたくない様な青空です。しかし仕事を始めた露美は帰らなければなりません!今日は海に入らず、さんざんお世話になった御蔵の神様にお礼参りしながら、昼船迄あちこちブラつきました!


台風のバンガローの間、お世話になった東屋。長くなってハンモックも吊るせて流しも付き、雨風をしのぎながら海も眺められる素敵な東屋に新調されていました!今日から観光客も増えて、のんびり過ごす人を見かけるようになりました。

台風の雨続きだったので、神社も水溜りだらけでした。でも水たまりに青空が写ってテンション上がります!


三宝神社に落ちてるのを良く見た種が根を出していました!
6月の御蔵島は初めてなので、こんな小さな事が新鮮~。


そして次来た時泊めてもらうかもしれないサンキョ。イルカガイドのTKちゃんが借りています。サンキョとは引退した両親が住む家です。御蔵島では嫁と姑は同居しないんです。このサンキョは宿のおじさん夫婦がいつか住む為のお家です。おじさん達、まだまだ現役なので今は人に貸したりしているようです。

長いようであっという間の御蔵島。
帰りの出航はいつでも名残惜しく胸が締め付けられます。


それでも帰りの東海汽船でのんびりしている間に気持ちは切り替わります。
帰りのさるびあ丸。楽しかった御蔵島の旅に乾杯!


また来ます!御蔵島!!
もはや第二の故里ですっ。

2013年6月12日水曜日

御蔵島、2・3日目/5日間。台風、欠航、滝巡り、蘭。そして、強風の御蔵島着発。

気象庁の台風予想進路が伊豆諸島寄りになってきました。露美的には3日前のUGRIBの予報に近づいて来た感じ。気象庁の予報を信じて木曜の朝船の着発狙いだったK君とSTちゃんは1泊だけに予定を変更して、水曜朝の御蔵島着発狙いで帰る事になりました。御蔵島着発とは、南風に弱い八丈島へ東海汽船が向かわずに、三宅・御蔵に着岸したらそのまま竹芝桟橋に引返すって事です。20時半に竹芝桟橋に着く予定の船が、昼過ぎには東京に着くと言う大変レアなケースです。

でもSTちゃ~ん、台風の速度が早まったのなら金曜日は船着くんじゃなーい?UGRIBの予報は9日にみた時からそうだったよ~。え~んっ、STちゃん帰らないで~っ。もう少し露美と遊んで~。゜゚(>ヘ<)゚ ゜。しかしSTちゃんは土日はお仕事。もし台風がノロノロしてて、金曜日に船が来なかったら大変です。一応金曜のヘリも予約済ですが昨日は頼みのヘリも欠航していました。台風から吹き出す南風の湿度が高いので山はずっと雲の中なんです。有視界飛行のヘリはこの南風がおさまるまで来ないかもしれません。無理に引き止めてはいけないと我慢していましたが、やっぱり言っちゃった。「STちゃん、帰らないで~っ(;へ;)」。しかし台風は少しずつ近づいていて、明日の木曜日はもっと南風が強くなる予報です。たとえ島北側の風影にある桟橋が穏やかでも、途中の航路の風が強すぎると東海汽船が判断すれば明日の船は竹芝桟橋を出航しないかもしれません。

13(水)朝6時前、露美、半べそ状態でK夫妻を桟橋まで見送りに行きました。5時過ぎの放送で既に八丈島は欠航して、御蔵島着発が決まっていました。桟橋前はとても静か。黒潮も離れているので潮も流れていませんでした。これなら船は着岸できそうです。K夫妻、東海汽船の窓口で乗船券をもらう時、既に半券をもぎって渡されました。普通、船の着岸が怪しい時には、半券は付いたまま渡されます。こうなったら、もう引き止めても無駄。露美あきらめました。

雨が強く降っていたので車でタラップの前まで行って良いことになりました。昨日ドルフィンスイムのガイドをしてくれたミナさんの車で、雨の中、桟橋の付け根駐車場に待機。船は少しウネリのある桟橋の東側へ向かっているように見えました。しかし東側の着岸をあきらめたのか、桟橋の先端を西に向かい出しました。うん、西側の方が海が鏡の様だもんね。見送りの車が動き始めました。助手席のK君が窓を開けて桟橋作業をしているお兄さんに、もう進んでも良いか聞きました。

『欠航だよ!』
えっ(・・)?  …なんで? 桟橋の西側で着岸やり直すんじゃないの?

周りの車はUターンして居なくなってしまいました。東海汽船の窓口に戻り、払戻やら、予約の取り直しやら、手続きをします。御蔵島では桟橋で今日は船が着岸できる条件と判断したら東海汽船に連絡して客船に桟橋前まで来てもらいます。この時点で御蔵島村から東海汽船に、着岸出来ても出来なくても支払いが生じるそうです。船が桟橋に着岸出来るか出来ないかの最終判断は、当然船長が決めます。憤懣やるかたない思いの私達は、着岸出来ると判断した御蔵島桟橋作業員に文句を言っても仕方が無いと思いつつ「なんで欠航したんですか?」聞かずには居れませんでした。『船長が着岸したら出航できない風だと判断したのでしょう』って。風?吹いてた?少しは吹いてたけど~…。昨日、私達が降りた時と何が違うのか判らな~いっ。納得し難いけど船長がそう判断したなら仕方が無いですよね?STちゃんに帰って欲しくなかった露美の願いは叶ったけど…、こんな叶い方をして欲しい訳じゃ無かったぁ(;へ;)

東海汽船の建物を後にしようとしている時、よく山ガイドをしてくれるH川さんが声をかけてくれました。『車で滝巡り位なら連れてってあげるよ?』「お願いしますっ」。イルカガイドのミナさんの車でバンガローへ送ってもらう間、なんであれで欠航するの~?な話題で盛り上がりました。「着岸のチャレンジ位して欲しいよね~っ!?」ミナさん曰く『これが御蔵島です!』だって。分かってたけど、今日の凪(に見える)桟橋の欠航はショックでした。今まで天気予報が外れて海況が悪化し欠航したことはあったけど、穏やかで黒潮が桟橋直撃して無いなら着岸してました。露美の東海汽船に対する信頼がガラガラ崩れた感じ。天気図と睨めっこして着岸予想するのは結構楽しかったけど、とんでもない不確定要素がある事に愕然としました~。

まあ、気を取り直して、、帰れないなら遊びましょう。幸い滝巡りに連れて行ってもらえます。ここ数日の台風の湿り気で滝は水が豊富でした。御蔵島は伊豆七島の中でも水に困っていない稀有な島です。海風が島の崖に当り上昇すると森の木に水滴が着くんです。たとえ晴れていても樹雨と言って葉っぱに付いた雫が落ちて森に浸みこんでいるんです。それに加えて台風の雨が滝を豪快に落ちていました。普段は何処から来るのか判らない滝の上の方まで白い流れが見えました。
  
木々も苔も生き生きしています。
  

台風でお休みかと思ったエビネ公園も開いていました。
ホシケイラン。ガンセキランの葉に黄色い斑点がある物だそう。
 
濡れた木道は素晴らしく滑りました。STちゃんのヨガ教室に通ってて良かったぁ。腰が固いままだったらグキっと行く所でした~。

セッコク。よくツゲの木に付いている着生植物です。杉の幹にも付いていました。
 

御蔵島は照葉樹しか無いので秋に紅葉はしませんが、タブノキの新芽などは紅葉してる様に赤く、春や初夏の山は柔らかいパッチワーク模様になります♪


広角レンズではちっとも大きく写りませんが御蔵は巨樹の多い森です。巨樹の大きさでは屋久島の方が上ですが、巨樹の本数は御蔵島の方が多いそうです。余りに巨樹がそこら中にあるので、巨樹を巨樹とは感じられないのが残念。


瑞々しい木々が気持ち良い。


水で戻さずに食べられるキクラゲ♪雨が続いているせいなのか、樹雨の降る御蔵島ではいつもそうなのか、私が良く山で見るキクラゲみたいにカラカラに乾いていません。ラーメンに入れても美味しいって~。


初めてガクアジサイの季節に御蔵島に来ました!


里のあちこちに咲いていた花。


台風が近づいているなんて信じられない程、穏やかな桟橋でした。夕方から作戦会議。明日は今日より風が強まる予報です。今日、八丈に向かわなかった東海汽船なら、明日は御蔵にも来ないかも?もしかしたら今夜竹芝桟橋を出航しないかもしれません。しかし17時の東海汽船の発表は三宅・御蔵・八丈すべて条件付きで出航でした。条件付きとは船が着岸出来るか判らないまま出航するって事です。

露美とSNちゃんはもともと日曜帰りの予定だったので、K夫妻が帰った後、民宿に移動してお天気の御蔵で遊んでから帰るつもり。問題はK夫妻です。STちゃんが土日お仕事なので金曜日には必ず帰らなくっちゃです。もはや気象庁の予報でも金曜の船は着岸しそう。でも今朝の凪で欠航する船長なら例え条件付きで竹芝桟橋を出航しても、御蔵まで来やしないんじゃぁなかろうか?それとも、夜22時半に出航して翌日20時半まで勤務するなら船長は一日交代?それなら、明日は今日とは違う船長なので御蔵島着発狙いはあり?

露美、夕方東海汽船に電話してみました。
「御蔵島の着岸に付いて教えて下さい」
『条件つきなので行ってみないと着岸できる海況なのか判りません』
「あの~、、、明日の船長さんは今日と同じですか?」
『少々お待ち下さい。』、、、かなり間があって
『こちらでは分かりません』教えてくれませんでした。
「そうですか、ありがとうございました」

STちゃんがドルフィンスイムの船長さんに相談電話をした所、東海汽船の船長さんは3~4日は同じ人で、昨日着岸した船長さんと今朝欠航した船長さんは違う人だったそう。って事は明日は今日と同じ船長さんかぁ(´。`;…。

明日の朝13(木)にも着発狙うなら、また寝起きの悪いミナさんに早起きしてもらうのも何となく気がひける。風の弱まる金曜帰りでも良い様な気がするK君。土日仕事の為に大事を取って1日早めに帰って置きたいSTちゃん。結局、明日は着発狙わない事に決めて寝ました。

6月13日(木)、御蔵島着発!
所が翌朝5時過ぎ、八丈島は欠航で御蔵島着発の放送が入りました!

昨日、一旦は金曜帰りで納得した御蔵島フリークのSTちゃん、船が着くなら乗って置きたいっ。そう、御蔵島では”帰りたいなら来た物に乗れ!”が常識なんです。しかも、レアな御蔵島着発です!長年御蔵島に通っているSTちゃんの判断は早かった。ガバっと起きて『帰るよ!』。まだ御蔵島2回目の旦那K君は寝ぼけていますっ。しかし、帰ると決めたなら大急ぎ。露美、バンガローの電気を点けましたっ。「忘れ物しないで!乾いて無い物は荷造りが間に合わなかったら露美が送るよ!」

かつて御蔵島で4延泊した事のある露美は、毎日帰り支度をして船が着岸しなかった経験があります。毎日帰り支度をするので、2回目以降の帰り支度はどんどん早くなったものです。今日のK夫妻の荷造りも早かった。露美が海道具を後から送る迄もなく荷造り完了!今日はお見送りの車を頼んでいないので大荷物を持って港へ急ぎます。露美とSNちゃんも合羽を着こんでお見送りです!

そして、今日は昨日よりずっと風は強かったけど、、、着岸しました!
昨日と違って初めから桟橋の西側からアプローチ。全然、危なげもなく、当然のように着岸しました。昨日より風は強かったんだけどなぁ。。。判断基準が分からん。でも、着岸して良かった!船長さん、すごい頑張ってくれたんだぁヽ(´▽`)/。露美、STちゃんに「船長さんに宜しくねっ。着岸のお礼をものすごく言っておいてねっ。」『OK!!』うん、嬉しい気持ちは伝えないと伝わらないからねっ。無事、K夫妻を見送りました!

そして、乗船後のSTちゃんからメール。
船のカウンターで船長にお礼を伝えて欲しいと言ったら、松井昇船長だったって~~っ! えーっ、引退したと聞いてたのにーっ。松井昇船長は御蔵島の着岸率が良いので露美注目していた船長さんです!今日は着岸無理かなぁと思った日でも、ビックリ着岸した!なんて日はカウンターに『船長 松井昇』って札がありました。聞けば引退は来年2014の6月だそうです。小回りの効く新造船が来年7月就航だそうですから、新造船と入れ違いで引退なのですねっ。松井昇船長ありがとう~!!引退式ってあるのかな?露美、参加したい気持ちでいっぱいですっ!