2013年9月22日日曜日

御蔵島のイルカがカズハゴンドウの赤ちゃんを育ててる!?:2日目/3日間

9月の2つ目の三連休に御蔵島へ行った時、御蔵島のイルカがクジラの赤ちゃんを育ててるのを見て来たお話ですっ。


今日は3連休の中日ですが、ノロノロ近づく台風のうねりが島の南側に入り始めたそうです。島では今日の昼船に観光客を乗せて帰ってもらうそうです。明日の船が怪しいので仕方が無いですね。私は火曜のヘリを予約しているので残る事にしました。たとえ船が来なくても良いように休みは長めに取って来ましたっ(←御蔵島では大切)。ほぼ全員の観光客が昼には帰るのでドルフィンスイムは午前中だけになりました。もちろん私一人だけ午後行っても良いのですが、午前のドルフィン船にのれるそうなので午前中に行って来ました!

そして会えましたっ!カズハゴンドウの赤ちゃん?!←御蔵島のイルカが、育てている!?みたいなんですっ!!写真の母イルカの下に居る小さい赤ちゃん!他のイルカと比べると吻が短いって言うより無いのが判りますっ!まだ、はぐれたクジラの赤ちゃんか、御蔵のイルカとのハーフかは判らないそうです。赤ちゃんのウンチを採取出来たら遺伝子で分かるんですってー!


まるで本当の親子みたいにお母さんイルカにくっついています♪御蔵島観光協会で聞いた所、過去にハンドウイルカとカズハゴンドウと赤ちゃんがストランディング(イルカやクジラが浜に打ち上がってしまう事)した例があるそうです。そのときは3頭の遺伝子を調べて親子である事が確認されたそうです。その時の赤ちゃんは、吻(くちばし)の長さがハーフらしい、イルカとクジラの中間な長さだったそうです。この赤ちゃんは全然吻が無いからクジラっぽい?


御蔵島のイルカの赤ちゃんと比べると、ひどく痩せて見えました。でもカズハゴンドウの子育ては観察例が無いので、これがカズハゴンドウの赤ちゃんとして痩せているほうなのか、はっきりしたことはまだ言えないんですってー。


カズハゴンドウは御蔵の近くでも群れで見かける事があるそうです。はぐれた赤ちゃんが御蔵のイルカに混じってもおかしくないかも?でもこの赤ちゃん、明らかにイルカの群れに守られていましたっ。人間がゴンちゃん(カズハちゃんと呼ぶ人も居る!)を見つけて追いかけると、他のイルカが下がってきて人間と遊ぶフリをするの。しばらく人間を引きつけてる間にゴンちゃんを逃がすんです~っ。イルカすげ~っ。


こちらは朝日新聞の記事。
http://www.asahi.com/tech_science/update/0910/OSK201309100006.html
ドルフィンスイムしてると、遠目でも明らかに黒光りしているのでイルカじゃ無いのが混じってるのがすぐ判りました。そのせいでドルフィンスイマーに追いかけ回されちゃってました。赤ちゃん、疲れてるかもしれないです。露美は一応、群れの前方で潜って待って、逃げられなかったら並走(泳)してみたんだけど。。。。

ちなみに海洋図鑑から、御蔵島で子育てをしているミナミハンドウイルカの説明。


と、カズハゴンドウの説明です。

体長はイルカとそんなに変わらないけど、体重は随分小さいクジラなんですね?尾びれの付根からお腹にかけてが、ポッチャリしてるイルカと比べると、カズハゴンドウのそれは引き締まっているようです。これを見ると御蔵に居る赤ちゃん、ゴンちゃんは、痩せているんじゃなくて締まっているのかもしれない?一応、授乳シーンは観察されているそうなので、あとは上手に飲めているのか?足りているのか?来年春にもゴンちゃんに会えるのか露美は心配で心配で堪りませんっ。


さて午前中、穏やかな海で泳いぎましたが、あらかたの観光客が明日の3連休最終日を待たずに今日の昼の船で帰ります。200人近く居たみたい!もしかしたら明日の朝、御蔵島着発で船着くかも?なんて期待していた露美ですが、今日帰る同じ宿の人達をお見送りに行ってあきらめました。既にものすごい横揺れしながら、客船が着岸にトライしていますっ!


たぶん桟橋にお客さんが200人も待っていなかったら、着岸をあきらめて欠航するレベルです!何も知らない観光客はのんきに写真など撮っていましたが、帰れないかもしれないんだよ~っ。

でも、着きました。東海汽船の船長さん、すっごく頑張った!見ていた露美はてっきり欠航するかと思いました。左右に傾きながら回頭する客船を桟橋の皆が応援していました。ロープを投げて桟橋で受取れた時は拍手喝さい!ロープが1本かかった位じゃ安心できないのが御蔵島なんですが、この時は着岸出来ました!良かったねー♪何も知らない観光客より、島の人の方が胸を撫で下ろしたのではないでしょ~うか?

島中で台風近付く御蔵島に残った観光客は露美を含めて2人。2人とも同じ宿に泊っています(^^ゞ。さあ、明日夜辺り台風見学でしょうかねぇ~。と、のんきに先祖祭り(島のお彼岸でした)のおはぎなどいただきました~。この夜、露美はサンキョから本宅に引越してお泊りでした。なんか落ち着く~♪今夜も島づくしでしたが写真は取り忘れました。今朝、宿の大器おじさんが釣ってきたカツヲの写真だけ載せておこう~。

まさかこの夜、旦那様から「帰って来い」電話があるとは!(・_・ ) ( ・_・)オロオロ。

2013年9月21日土曜日

3連休で激混みの御蔵島:1日目/3日間

9月の2つ目の3連休に御蔵島へ行って来ました!なぜかまた台風が近づいているっ。でも後ろに2日程余計に休みを入れてあるので安心安心。←本当?

9月20日(金)3連休前日
3連休前日と会って竹芝桟橋は大混雑!伊豆諸島へ向かう大型客船は前日の夜に竹芝桟橋を出航します。大島・利島・新島・式根島・神津島へ向かうさるびあ丸は2等席無しの列が席あり以上に長かった!三宅島・御蔵島・八丈島へ向かうかめりあ丸もかなり混んでいましたっ。露美が優雅に特一等の部屋に収まった頃(予約が遅くて高い席しか空いていなかった!)、待てど暮らせど乗りこむ人の列が無くならない!露美、3連休なめていました~っ。帰りはお安い席なんだけど、こんなに激混みなの!?嫌だなぁ。。。


席無しってどういう事かと言うと、椅子席も和室も取れなかった人がデッキや通路で寝て行くって事です。3連休前日の竹芝桟橋22:20発、三宅島着翌5時、御蔵島6時、八丈島9時迄一晩、席が無いんですって~。竹芝桟橋の受付窓口で2等席無しの人はレジャーシートを渡されていました。まだ乗ったばかりの23時前のデッキは既に呑み会体制。寝ないで宴会でしょうか?露美、御蔵島に着くなり海で泳ぐつもりなので、しっかり寝ないといけません。お高い席にしておいて良かったぁ。


出航間もなくレインボーブリッジをくぐりました!そろそろ明日の為に寝ましょう~。


9月21日3連休1日目
いつものお宿に到着するとお部屋は一杯!露美が泊るのはサンキョと言う隠居用別宅です。いつものお宿は別宅が上と下に2つ有りますがどちらも一杯でした。ドルフィンスイムも全員一緒には行けません。露美は午前午後と予約が入っていましたが、午後は他の人にゆずちゃいました。新しい船は定員いっぱいの10人でした!


いつもの船のK船長はイルカが過ぎ去った後に他の生き物を見ていても怒りません。露美はウミガメとか見るのも好きです♪海が暖か~い!ウェット無しのラッシュでOKでしたっ。


お客さんはベテランから初めての人まで色々でした。露美は久しぶりでイルカ写真は失敗ばかり。海に入るとすぐに寄って来るイルカの写真はハウジングと外付広角レンズの間に空気が入っていて殆ど撮れていませんでした。途中から、イルカと遊ぶのに専念しちゃったしぃ~。


シュノーケルに慣れていない人は早く船に上がりたいので10人居ると結構待ちます。


だからその間、御蔵の海を堪能できます!この日の午前中は他のドルフィン船も思ったより少なく、のんびりできました!写真は塩焼きサイズのタカベです♪夕食に出るかな~?散々イルカと遊んだ後の写真はハウジングと外付広角レンズの間の空気が抜けていてちゃんと撮れていました~(^^ゞ


露美の泊めてもらったサンキョ。縁側から夕日が見えて居心地が良い部屋です。目の前にシュノーケル道具が干せて、縁側には水着も干せます。ただし目の前は庭では無く、島の人も通過するので派手な水着は干せません。島人はとてもシャイなのです。ハンモックも吊るしてみましたが、夕方は蚊が出ました。


夕飯は宿まで行って食べました。でも席が足りないので露美は宿のおじさんおばさんそれとガイドさんと一緒に食べました!夕飯は宿のおじさんが釣った魚や、宿のおじさんが作った明日葉やジャガイモが並びます。昨夜の船は奮発したからぐっすり寝たつもりでしたが、20時には眠くてガイドさんと一緒にサンキョに戻り寝てしまいました。


さあ、明日も遊ぶぞ!