青ヶ島2泊目/3泊ですっ。
外は安心して飲んでいられるお天気です(/_;)。星空のホの字も見えない。。。でも、おかげで宿の奥さんとじっくりお話しする時間が出来ましたっ♪
そんな訳で、あおちゅう、飲み比べセット!
←星夜写真を撮りに行くなら車を運転しなくちゃっですが、全然そんな心配はいりませんっ。
安心して飲み比べられますよっ。青酎は同じラベルでも、醸し手によって味も香りも違うんですっ。醸し手の名前がラベルに書いてあります。すべての青酎を買っては帰れませんから、これは素敵な呑み比べセットですっ♪
あおちゅうはその名の通り青ヶ島の焼酎です。島外で売ってる”あおちゅうは”ラベルに名前の無い、一種類のみですが、島では様々な醸し手による、家庭の味な”あおちゅう”があります。小さな島なので、あおちゅうの酒蔵が島内に何件もあるわけではありません。あおちゅうの工場は1か所だけ。島の奥さんがそこへ芋を持ち込んで、仕込むそうです。仕込み手が違うので、同じ”あおちゅう”ラベルでも全部味も香りも違いますっ。
で、今宵の飲み比べですが、
清子さんは甘くフワッと麹が香る、マツミさんはちょっと酸味がある、直子さんはほど良い酸味と焼き芋の香り、青宝はすっきりした味とあおちゅうらしい香り(Romiの青酎のイメージはこれ)、伝承は尖った味、中里さんは断突でまろやか。中里だけ3年古酎だって。島で昔から作って飲んでる人は、伝承が懐かしい味なんですって。
お買い求めの際には、ラベルの醸し手をご確認ください!
あおちゅうの作り方が、また凄いっ。
これから説明するのは”あおちゅう”の昔の作り方ではありません!
今でもこうして作ってる人が居るそうですっ。
麹を炒ってオオタニワタリ等の葉に乗せて、葉が枯れる時の熱で麹菌を繁殖させる。それに島で取れた色々な芋を混ぜて天然酵母で発酵。天然酵母だとアルコール7度位にしかならないんですって。それを蒸留します。仕込み水は青ヶ島に降った雨水を使うんですって!これ以上無い軟水だねっ。芋は各作り手がそれぞれ違う芋を使うし、色々混ぜるんだって。天然麹と天然酵母だから、おなじ”あおちゅう”ラベルでも味も香りも作り手により全然別物でしたっ。青ヶ島に来たら、”あおちゅう”の飲み比べはお勧めですっ!
昔の蒸留方法も聞きました。
蒸留釜に水入れたロートみたいな蓋をして、釜には発酵したドロドロの芋を入れて煮る。
→蒸留釜の上の方に竹の筒を指してあって、そこから焼酎がチタる。
→竹の筒の先には葉っぱが挿してあってその葉の先からお酒が垂れる。
→それを一升瓶で受けて貯めたそう。
宿の奥さんが子供の頃、上手く瓶の中に落ちるように番をしたんですって。風が吹いても竹がしなっても落ちる所が変わるから、良く見てないといけなかったんですって。ロートの水は無くなるから水を足しながら蒸留したそう。竹筒は素手じゃ触れない程、ものすごく熱かったそうです。
あおちゅうを雨水で仕込む話が出たので、青ヶ島の水道について触れておきましょう。
青ヶ島には水が湧きだす所は外輪山の内側にしかありません。里は外輪山の外側のわずかな傾斜地に張り付くようにあります。外輪山の内側へは崖にへばりつく様な道で島を半周して、小さなトンネルを抜けて急坂を下りていきます。この外輪山を超えて水を引くのは至難の業。そこで里の上の急斜面に雨水を溜める簡易水道が昭和54年に出来たそうです。コンクリートの上に特殊な緑のペンキみたいなものが塗ってあります。ここに降った雨が下の方にある四角いコンクリートの貯水槽にたまる仕掛けですね。
水質は、、、超軟水。今まで露美が一番軟水だと感じた水道水は、御蔵島の硬度13ですが、青ヶ島の水道水は地下水ではないので鉱物が溶ける過程がありませんっ。硬度0、超と言うより究極の軟水ですっっ。飲めば判る!とても美味しい水道水でした。
水道水が超軟水の為、汚れが水に沢山溶けやすいのか、お湯ですすぐだけでタオルがとてもきれいになりました。また、顔や体を洗うとビックリするほど毛穴の汚れが落ちます。ただし、お風呂は長湯はNG。あんまり長くお湯に浸かってると、必要なものまで肌から溶けだしちゃう感じです。青ヶ島で体の芯まで温まるにはサウナがベストだと思いますっ♪
そんな訳でサウナのお話。
青ヶ島には内輪山の丸山の麓に300円で入れるサウナがありますっ。そう、あの超イケてる蒸し釜がある所です!外観の写真は撮り忘れました(^^ゞが、こちらが女湯の入り口。サウナは半地下にありますっ。お金を払って階段を下りると、既にモワっと暖かい空気になります。
暖簾をくぐるとこんな感じ。結構広いです。初日にサウナは雨水かも?って書きましたが、この洗面台の水を飲んでも別に埃っぽくもなく飲めました。飲むなとも飲めるとも書いてありませんでしたが(^^;。
洗面所の右が風呂場入り口。誰も居なかったので撮らせていただきました。小さい湯船には熱~っい湯が溜まってました。←そのままでは入れなかった。水入れて入った。一番奥の青いホースの湯船は空っぽでした。サウナの出口にあるから水風呂だと良いのだけど、、、
サウナはこんな感じ。中に水風呂がある様に見えるのは単なる映り込みです。サウナは湯気が静かに充満してる、とても静かなサウナ。普通のサウナと比べるとぬるく感じますが、長くいられるのが良いです。ただし天井から熱い湯気が落ちてくるので、水たまりならぬ湯溜りを避けて座りましょう!
こちらは脱衣所隣の休憩室。冷蔵庫もあるので水ペットを持って来て入れておくと良いかもしれませんっ。水風呂は溜めて良いのか分からなかったので溜めませんでしたが、この素敵なトドスペースとサウナを往復したら止まらなくなりそうですっ。
残念ながら十分な水を持ってこなかったのと、外で旦那が待っているので、サウナ←→トド2往復で泣く泣く引き上げました~っ。それでも旦那様は先に出ていたようです。同じ宿に泊まってるお兄さんとソファーでおしゃべりしてました~。サウナ好きな母と、半日位この天然サウナとトドスペースを往復したいなぁ。。。
青ヶ島っ、呑兵衛とサウナの島ですっ。
夢の島すぎるっ♪
外は安心して飲んでいられるお天気です(/_;)。星空のホの字も見えない。。。でも、おかげで宿の奥さんとじっくりお話しする時間が出来ましたっ♪
そんな訳で、あおちゅう、飲み比べセット!
←星夜写真を撮りに行くなら車を運転しなくちゃっですが、全然そんな心配はいりませんっ。
安心して飲み比べられますよっ。青酎は同じラベルでも、醸し手によって味も香りも違うんですっ。醸し手の名前がラベルに書いてあります。すべての青酎を買っては帰れませんから、これは素敵な呑み比べセットですっ♪
で、今宵の飲み比べですが、
清子さんは甘くフワッと麹が香る、マツミさんはちょっと酸味がある、直子さんはほど良い酸味と焼き芋の香り、青宝はすっきりした味とあおちゅうらしい香り(Romiの青酎のイメージはこれ)、伝承は尖った味、中里さんは断突でまろやか。中里だけ3年古酎だって。島で昔から作って飲んでる人は、伝承が懐かしい味なんですって。
お買い求めの際には、ラベルの醸し手をご確認ください!
あおちゅうの作り方が、また凄いっ。
これから説明するのは”あおちゅう”の昔の作り方ではありません!
今でもこうして作ってる人が居るそうですっ。
麹を炒ってオオタニワタリ等の葉に乗せて、葉が枯れる時の熱で麹菌を繁殖させる。それに島で取れた色々な芋を混ぜて天然酵母で発酵。天然酵母だとアルコール7度位にしかならないんですって。それを蒸留します。仕込み水は青ヶ島に降った雨水を使うんですって!これ以上無い軟水だねっ。芋は各作り手がそれぞれ違う芋を使うし、色々混ぜるんだって。天然麹と天然酵母だから、おなじ”あおちゅう”ラベルでも味も香りも作り手により全然別物でしたっ。青ヶ島に来たら、”あおちゅう”の飲み比べはお勧めですっ!
昔の蒸留方法も聞きました。
蒸留釜に水入れたロートみたいな蓋をして、釜には発酵したドロドロの芋を入れて煮る。
→蒸留釜の上の方に竹の筒を指してあって、そこから焼酎がチタる。
→竹の筒の先には葉っぱが挿してあってその葉の先からお酒が垂れる。
→それを一升瓶で受けて貯めたそう。
宿の奥さんが子供の頃、上手く瓶の中に落ちるように番をしたんですって。風が吹いても竹がしなっても落ちる所が変わるから、良く見てないといけなかったんですって。ロートの水は無くなるから水を足しながら蒸留したそう。竹筒は素手じゃ触れない程、ものすごく熱かったそうです。
あおちゅうを雨水で仕込む話が出たので、青ヶ島の水道について触れておきましょう。
青ヶ島には水が湧きだす所は外輪山の内側にしかありません。里は外輪山の外側のわずかな傾斜地に張り付くようにあります。外輪山の内側へは崖にへばりつく様な道で島を半周して、小さなトンネルを抜けて急坂を下りていきます。この外輪山を超えて水を引くのは至難の業。そこで里の上の急斜面に雨水を溜める簡易水道が昭和54年に出来たそうです。コンクリートの上に特殊な緑のペンキみたいなものが塗ってあります。ここに降った雨が下の方にある四角いコンクリートの貯水槽にたまる仕掛けですね。
水質は、、、超軟水。今まで露美が一番軟水だと感じた水道水は、御蔵島の硬度13ですが、青ヶ島の水道水は地下水ではないので鉱物が溶ける過程がありませんっ。硬度0、超と言うより究極の軟水ですっっ。飲めば判る!とても美味しい水道水でした。
水道水が超軟水の為、汚れが水に沢山溶けやすいのか、お湯ですすぐだけでタオルがとてもきれいになりました。また、顔や体を洗うとビックリするほど毛穴の汚れが落ちます。ただし、お風呂は長湯はNG。あんまり長くお湯に浸かってると、必要なものまで肌から溶けだしちゃう感じです。青ヶ島で体の芯まで温まるにはサウナがベストだと思いますっ♪
そんな訳でサウナのお話。
青ヶ島には内輪山の丸山の麓に300円で入れるサウナがありますっ。そう、あの超イケてる蒸し釜がある所です!外観の写真は撮り忘れました(^^ゞが、こちらが女湯の入り口。サウナは半地下にありますっ。お金を払って階段を下りると、既にモワっと暖かい空気になります。
暖簾をくぐるとこんな感じ。結構広いです。初日にサウナは雨水かも?って書きましたが、この洗面台の水を飲んでも別に埃っぽくもなく飲めました。飲むなとも飲めるとも書いてありませんでしたが(^^;。
洗面所の右が風呂場入り口。誰も居なかったので撮らせていただきました。小さい湯船には熱~っい湯が溜まってました。←そのままでは入れなかった。水入れて入った。一番奥の青いホースの湯船は空っぽでした。サウナの出口にあるから水風呂だと良いのだけど、、、
サウナはこんな感じ。中に水風呂がある様に見えるのは単なる映り込みです。サウナは湯気が静かに充満してる、とても静かなサウナ。普通のサウナと比べるとぬるく感じますが、長くいられるのが良いです。ただし天井から熱い湯気が落ちてくるので、水たまりならぬ湯溜りを避けて座りましょう!
こちらは脱衣所隣の休憩室。冷蔵庫もあるので水ペットを持って来て入れておくと良いかもしれませんっ。水風呂は溜めて良いのか分からなかったので溜めませんでしたが、この素敵なトドスペースとサウナを往復したら止まらなくなりそうですっ。
残念ながら十分な水を持ってこなかったのと、外で旦那が待っているので、サウナ←→トド2往復で泣く泣く引き上げました~っ。それでも旦那様は先に出ていたようです。同じ宿に泊まってるお兄さんとソファーでおしゃべりしてました~。サウナ好きな母と、半日位この天然サウナとトドスペースを往復したいなぁ。。。
青ヶ島っ、呑兵衛とサウナの島ですっ。
夢の島すぎるっ♪