2011年11月6日日曜日

江戸東京博物館ヴェネチア展・ヴェネツィア料理酒場

江戸東京博物館のヴェネチア展を見に行って来ました!
特別展は撮影禁止だったのですべて江戸東京博物館HPから拝借しております。


ヴェネチアに行った事のある人には、再びヴェネチアを訪れたくなるような展示でした!これは500年も前のヴェネチア鳥瞰図だそうですが、今とまったく変わりませんっ。『私達の泊ったホテルは、これだ~っ♪』って判る位おんなじでした!


こんな絵のバックの建物も今と同じ。ひたすらヴェネチアが恋しくなるっ!


これは本物では無く下絵でした。本物は壁いっぱいに描かれた絵画なので日本に運ぶのは不可能ですっ。壁に書く前に板に描いた設計図みたいな物だそうです。さすがに細部は本物にはかないませんが、絵の立体感はそのままでした。これからヴェネチアへ行く人は是非本物も見て下さい!キリスト教徒じゃなくても感動します。ヴェネチアの宗教画はバチカンのそれと違い押しつけがましくないのが良いです。バチカンの壁絵は異教徒の内臓が腹から出ちゃったりしてましたから~o(´^`)o


江戸東京博物館の常設展も見てきました!

こちらは写真OK。凄い人出でしたヾ(^∇^;)
←模型です。

日本橋も大人気!
模型写真です!

露美も子供達に混じって、カゴに乗ってきましたっ♪


江戸の町は建物や船が違うだけで、ヴェネチアと似ていたんですねー。縦横無尽に走る水路の水運が物資を運んでいた所とか、人々が自由な感じで暮らしていた所とかがそっくりでした。物と人が集まる所はおのずと似てくるのでしょうか?

ヴェネツィア料理酒屋 Il scampi(イル・スカンピ)

江戸東京博物館の後は、ちょっと離れてるけど神楽坂へ食事に行きました。4人がけのテーブル席2つと、カウンターしか無い小さなお店です。

今日のヴェネチア展の半券を持って行くとフラゴリーノと言うベネツィアの地ワインを1杯くれるそうです!フラゴリーノは本来はワインには使わない種類の葡萄で作ったワインだそうです。イチゴの香りがする不思議なワインでした。
ここの料理は、イタリアンと言うよりヴェネチアン。イタリアに行った事があっても、ヴェネツィアに行った事が無ければ、メニューを見ても何の料理か分かりません。

バカラ。干しタラを戻してクリームなどでのばしソースにした物。蒸し野菜などにコクと旨みを加え、非常に美味しくなる。また素材の味を殺さずに引き立てる。

ポレンタ。トウモロコシの粉を濃いスープ状に煮て、気長に水分を飛ばし練り上げた物。見かけは餅。

スカンピ。海に囲まれたヴェネツィアの干潟で捕れる手長エビ。このお店の名前にもなっており、スカンピのメニューは絶品!美味し過ぎて食べてから写真を撮っていない事に気付いたので、殆ど食べ終わった写真しか無い。

その他、イカもパスタもリゾットも、生ハムもチーズも、すべてが懐かしいまでのヴェネツィア料理。

お店の作りもBar(バール)と言うイタリア中にあるチョイ飲みのお店にそっくりです。ヴェネツィアに行った時に感じた、遠い地の日本とは違った空間なのに、妙に居心地が良い、あの感じを思い出しました!

あ、あー、またヴェネチアへ行きたくなっちゃった~。

私達がイル・スカンピに行ったのは15時半頃。ランチタイムも終り、飲みだすのには早い時間帯でした。到着した頃食事をしていた他のお客さんが帰ると、お客は私達だけになりました。すると、店主らしき店の人が話しかけてきました。

『ヴェネツィアには良く行くんですか?』
「一度行った事があります。」
『バカラとか迷わず注文されたので、余程のヴェネツィア好きなのでは?』

と、ひとしきりヴェネツィア談義に花が咲きました。めちゃくちゃ楽しかったです。また今度は、ゆっくり飲みに来たいなぁ~!

ヴェネツィアのmi Bar(マイ・バール)を訪れた様な素敵な時間でしたっ!

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