9月に作った手作り石けんが友達に好評でした!
羊油と利島の椿油で作った露美スペシャルな手作り石けんです。汚れと一緒に皮脂を落とし過ぎず、皮脂に近い成分を肌に残す、肌に優しいレシピを目指しましたっ。洗い上がりがしっとりな石けんが出来ました~♪市販の石けんは鹸化率100%ですが、手作り石けんは原料の脂分を残し保湿力のある石けんに出来るんですっ。
石けんとは油脂を分解して出来る脂肪酸の事です。脂肪に溶ける部分と水に溶ける部分から成る界面活性剤です。脂肪酸には様々な種類があって、原料の油によって石けんの性質が左右されます。
羊油は皮脂に似た脂肪酸構成。羊油を火傷に塗るとヒリヒリがすぐ治まり治りも早いので、我家では火傷の薬代わりに重宝しています。羊油から作った石けんは酸化し辛く硬い石けんが出来ます。椿油はオレイン酸を多く含み肌特性の高い、肌に優しい石けんが出来ます。
しかし羊油のみから作る石けんは、軟水だと問題ありませんが硬度の高い水では、泡立ちが悪くお湯じゃないと溶けない石けんになります。椿油のみから作る石けんは肌には優しいのですが、お風呂場に置いておくととろけてしまう柔らかい石けんになってしまいます。
そこで、羊油と椿油を適度に配合して手作り石けんを作ってみました!最近、お風呂上りにカサカサ乾燥肌ぎみなので、洗浄力を多少落としても皮脂を落とし過ぎない・刺激の少ない・しっとりした洗い上がりの、石けんを目指しました。反対の脂性肌の人には物足りない石けんです。
手作り石けん
手作り石鹸を作るにあたってこちらのHPで勉強しました。作り方は同じHP内のペットボトルで簡単・安全に石鹸を作るを参考にしました。(※苛性ソーダは薬局で買えますが、劇物指定されているので身分証明書と印鑑が必要です。水と反応して高温になるので保管には注意が必要。強いアルカリ性なので皮膚がただれたり失明したりするので取り扱いも要注意な薬品です。)
上記HPで勉強し、乾燥肌用のレシピを[石けんシミュレーション]で試行錯誤して決めました。椿油と似た性質のオリーブオイルで作る石鹸は中々固まらないと言うブログも読みました。石けんの作り方には最初の10分は材料を混ぜ続け、その後30分置きに混ぜるとありますが、何時間経っても・翌日になっても固まらない。などと言うブログもありました。ポタージュスープ位の硬さになったら型に流し入れるそうです。
長く混ぜ続ける覚悟をしてペットボトルを振ること1分強。突然ペットボトルの中身が動かなくなりました~(@o@)。見ると、もうポテトサラダ位の硬さになっています!大慌てでイルカの型にゴムヘラで練り込みました。あんまり早く固まったのでポタージュスープの硬さになったら入れようと思ってたハチミツなんて入れる暇ありませんでしたっ。どうやら羊の油を使うとすごく早く固まるようです。
誕生日プレゼントに♪
ここまでは9月に作った石けんの話。作ってから1ヶ月程寝かせると使用可能になります。これを御蔵島へ持って行って使ってみたら、顔や体を洗った後がすっごくしっとりする石けんに仕上がっていました!御蔵で3泊する間毎日使っていたら鼻の頭の毛穴の脂のブツブツも無くなりましたっ。何だかお肌もきめ細やかになりましたよ?
でも手作り石けんは水の高度に寄って使用感が全然違うと言います。御蔵の水道水の硬度は17mg/L。超軟水です。我家の井戸水の硬度は知りませんが近所の井戸水の検査結果は硬度80でした。我が家で使ってみるとやはり同じ石けんでも泡立ちが随分劣ります。でも洗い上がりはしっとりしました。お風呂上りに「緊急化粧水~っ!」って叫ばなくても良くなったんです♪
自信をつけたので友達の誕生日にプレゼントしましたっ。一人は井戸水で使用。プレゼントしたのに早速友人宅で顔と身体を洗わせてもらっちゃった。友人宅の井戸水は軟水らしく使用感は御蔵島並み~。これは羨まし~いっ。もう一人は硬度60弱の水道水な所に住んでる友達です。どんな使用感か報告が楽しみです。待ちきれなくてお風呂を借りに押しかけるかも~っ!?(^o^)。
石けん作り再び
9月に作った石けんを全部配っちゃったので自分用にもう一度作りました!
羊油を使うと早く固まる様だし、ペットボトルで降ると更に早く固まるらしい。前回早く固まり過ぎたので今回はホーロー鍋でのんびり混ぜる事にしました。油と苛性ソーダの反応中はガスが出るので、かき混ぜ・型入れ、すべての工程を換気扇の下で行います。マスク・ゴーグル・ゴム手袋も必須。石けん作りに使う苛性ソーダ水は、目に入れば失明・間違って口に入れば粘膜に穴が空く強アルカリです!
材料の脂分を石けんに分解する割合を鹸化率と言いますが、肌に優しい石けんは85%位にするようです。原料の油脂をうるおい成分として残します。手作り石けんは強アルカリの苛性ソーダが石けんに残らない為にも100%の鹸化率は目指しません。
今回は固まるまで10分弱位かかりました。落ち着いて型入れ出来ました!抹茶を混ぜる位の余裕もありました。抹茶はちょっと入れ過ぎちゃった。マーブル模様の石けんにしたかったんですが、御覧の通り。作ったのは11/20頃。年末には使い始められます。楽しみ~♪
材料費
羊油100g・椿油100g・ココナッツオイル50gで冒頭写真のイルカ石けんが3つ出来ます。ココナッツオイルは50gで100円と大した事ありませんでした。でも利島の椿油は高~い!今回は島じまんで買ってきた200mlで2100円の利島椿油を使いました。でも通販したら100mlで1370円~!!送料1000円だってー(>ヘ<)。しかも油だから100mlって90g位。100mlが1瓶じゃ足りないんですぅ。自分で使う石けんなら一回に作るのは3つで十分。計算すると材料費(送料込)だけで、一つ千円近くしちゃいますっ!羊油と利島の椿油で作った石けんは、すっごく肌に優しい石けんなんですけど、もっとお徳用な椿油サイズは売って無いのかなぁ?瓶じゃ無くてペットボトルとかで良いんだけどな?500mlで4千円弱位の無いかなぁ。。。?
手作り石けんレシピ覚書
11/20分
イルカ:羊110g、椿90g、ココナッツ50g、けん化率90%。
羊:羊115g、小豆島オリーブ85g、ココナッツ50g、けん化率90%。
ハート:羊80g、小豆島オリーブ80g、ココナッツ40g、けん化率85%。
9/20分
羊:利島椿油:ココナッツ=2:2:1、けん化率85%
(使い心地:洗い上がりのしっとり感良く出た。肌が柔らかくなった。家(硬度80?)での泡立ちも十分。鼻の頭の油のブツブツが無くなった。)
羊油と利島の椿油で作った露美スペシャルな手作り石けんです。汚れと一緒に皮脂を落とし過ぎず、皮脂に近い成分を肌に残す、肌に優しいレシピを目指しましたっ。洗い上がりがしっとりな石けんが出来ました~♪市販の石けんは鹸化率100%ですが、手作り石けんは原料の脂分を残し保湿力のある石けんに出来るんですっ。
石けんとは油脂を分解して出来る脂肪酸の事です。脂肪に溶ける部分と水に溶ける部分から成る界面活性剤です。脂肪酸には様々な種類があって、原料の油によって石けんの性質が左右されます。
羊油は皮脂に似た脂肪酸構成。羊油を火傷に塗るとヒリヒリがすぐ治まり治りも早いので、我家では火傷の薬代わりに重宝しています。羊油から作った石けんは酸化し辛く硬い石けんが出来ます。椿油はオレイン酸を多く含み肌特性の高い、肌に優しい石けんが出来ます。
しかし羊油のみから作る石けんは、軟水だと問題ありませんが硬度の高い水では、泡立ちが悪くお湯じゃないと溶けない石けんになります。椿油のみから作る石けんは肌には優しいのですが、お風呂場に置いておくととろけてしまう柔らかい石けんになってしまいます。
そこで、羊油と椿油を適度に配合して手作り石けんを作ってみました!最近、お風呂上りにカサカサ乾燥肌ぎみなので、洗浄力を多少落としても皮脂を落とし過ぎない・刺激の少ない・しっとりした洗い上がりの、石けんを目指しました。反対の脂性肌の人には物足りない石けんです。
手作り石けん
手作り石鹸を作るにあたってこちらのHPで勉強しました。作り方は同じHP内のペットボトルで簡単・安全に石鹸を作るを参考にしました。(※苛性ソーダは薬局で買えますが、劇物指定されているので身分証明書と印鑑が必要です。水と反応して高温になるので保管には注意が必要。強いアルカリ性なので皮膚がただれたり失明したりするので取り扱いも要注意な薬品です。)
上記HPで勉強し、乾燥肌用のレシピを[石けんシミュレーション]で試行錯誤して決めました。椿油と似た性質のオリーブオイルで作る石鹸は中々固まらないと言うブログも読みました。石けんの作り方には最初の10分は材料を混ぜ続け、その後30分置きに混ぜるとありますが、何時間経っても・翌日になっても固まらない。などと言うブログもありました。ポタージュスープ位の硬さになったら型に流し入れるそうです。
長く混ぜ続ける覚悟をしてペットボトルを振ること1分強。突然ペットボトルの中身が動かなくなりました~(@o@)。見ると、もうポテトサラダ位の硬さになっています!大慌てでイルカの型にゴムヘラで練り込みました。あんまり早く固まったのでポタージュスープの硬さになったら入れようと思ってたハチミツなんて入れる暇ありませんでしたっ。どうやら羊の油を使うとすごく早く固まるようです。
誕生日プレゼントに♪
ここまでは9月に作った石けんの話。作ってから1ヶ月程寝かせると使用可能になります。これを御蔵島へ持って行って使ってみたら、顔や体を洗った後がすっごくしっとりする石けんに仕上がっていました!御蔵で3泊する間毎日使っていたら鼻の頭の毛穴の脂のブツブツも無くなりましたっ。何だかお肌もきめ細やかになりましたよ?
でも手作り石けんは水の高度に寄って使用感が全然違うと言います。御蔵の水道水の硬度は17mg/L。超軟水です。我家の井戸水の硬度は知りませんが近所の井戸水の検査結果は硬度80でした。我が家で使ってみるとやはり同じ石けんでも泡立ちが随分劣ります。でも洗い上がりはしっとりしました。お風呂上りに「緊急化粧水~っ!」って叫ばなくても良くなったんです♪
自信をつけたので友達の誕生日にプレゼントしましたっ。一人は井戸水で使用。プレゼントしたのに早速友人宅で顔と身体を洗わせてもらっちゃった。友人宅の井戸水は軟水らしく使用感は御蔵島並み~。これは羨まし~いっ。もう一人は硬度60弱の水道水な所に住んでる友達です。どんな使用感か報告が楽しみです。待ちきれなくてお風呂を借りに押しかけるかも~っ!?(^o^)。
石けん作り再び
9月に作った石けんを全部配っちゃったので自分用にもう一度作りました!
羊油を使うと早く固まる様だし、ペットボトルで降ると更に早く固まるらしい。前回早く固まり過ぎたので今回はホーロー鍋でのんびり混ぜる事にしました。油と苛性ソーダの反応中はガスが出るので、かき混ぜ・型入れ、すべての工程を換気扇の下で行います。マスク・ゴーグル・ゴム手袋も必須。石けん作りに使う苛性ソーダ水は、目に入れば失明・間違って口に入れば粘膜に穴が空く強アルカリです!
材料の脂分を石けんに分解する割合を鹸化率と言いますが、肌に優しい石けんは85%位にするようです。原料の油脂をうるおい成分として残します。手作り石けんは強アルカリの苛性ソーダが石けんに残らない為にも100%の鹸化率は目指しません。
今回は固まるまで10分弱位かかりました。落ち着いて型入れ出来ました!抹茶を混ぜる位の余裕もありました。抹茶はちょっと入れ過ぎちゃった。マーブル模様の石けんにしたかったんですが、御覧の通り。作ったのは11/20頃。年末には使い始められます。楽しみ~♪
材料費
羊油100g・椿油100g・ココナッツオイル50gで冒頭写真のイルカ石けんが3つ出来ます。ココナッツオイルは50gで100円と大した事ありませんでした。でも利島の椿油は高~い!今回は島じまんで買ってきた200mlで2100円の利島椿油を使いました。でも通販したら100mlで1370円~!!送料1000円だってー(>ヘ<)。しかも油だから100mlって90g位。100mlが1瓶じゃ足りないんですぅ。自分で使う石けんなら一回に作るのは3つで十分。計算すると材料費(送料込)だけで、一つ千円近くしちゃいますっ!羊油と利島の椿油で作った石けんは、すっごく肌に優しい石けんなんですけど、もっとお徳用な椿油サイズは売って無いのかなぁ?瓶じゃ無くてペットボトルとかで良いんだけどな?500mlで4千円弱位の無いかなぁ。。。?
手作り石けんレシピ覚書
11/20分
イルカ:羊110g、椿90g、ココナッツ50g、けん化率90%。
羊:羊115g、小豆島オリーブ85g、ココナッツ50g、けん化率90%。
ハート:羊80g、小豆島オリーブ80g、ココナッツ40g、けん化率85%。
9/20分
羊:利島椿油:ココナッツ=2:2:1、けん化率85%
(使い心地:洗い上がりのしっとり感良く出た。肌が柔らかくなった。家(硬度80?)での泡立ちも十分。鼻の頭の油のブツブツが無くなった。)
御蔵島で使わせてもらった石鹸の使い心地が忘れられません。スポンジの様なしっかした泡と洗顔後に化粧水を忘れる程のしっとり感!! 毛穴も引き締まった感じでした。
返信削除椿油 高いですねぇ エステやマッサージの業務用にリーズナブルな物が有りそうなのに 見つかりませんだした(>_<)
Rie
Rieさん、御蔵島の水で使った石けんは素晴らしかったねぇ。Uさんちの井戸水も良かったよ~。日本一の軟水の新潟は水道水の硬度7とかなんだって!雪解け水すご~い。岩木山宿の内湯のシャワーは雪解け水だよ♪
削除ところで羊のラノリンって知ってた?知合いの人が教えてくれたの。羊毛から採れる肌に優しい脂なんだって。露美知らなかったのでググッたら『ラノリンは、他に比べようのないほど人間の肌に対して保湿効果と柔軟効果をもたらします。』だって。羊椿石けんの洗い上がりの感想にそっくりじゃない?
初めまして。羊油の石鹸に興味を持ちました。羊の油はどこで購入できるのでしょう?
返信削除匿名さん、初めまして、石けんを作られる方ですか?羊の油は羊肉料理専門店ひつじの郷(0299-42-4029)って所で分けてもらいました。火傷に良いって置いてあった物で量は蓋付コーヒー缶に8分目位?だったと思います。値段は忘れましたがバカ高くは無かったです。
削除ご返信ありがとうございます。肌は弱いので手作り石鹸を作っています。雑誌に羊油の石鹸がのってまして、自分で作れたら、と思いましたが。
削除羊肉料理専門店ひつじの郷(0299-42-4029)は何県にあるのでしょう?
茨城県の筑波山の北側にありました。
削除食べログのこれだと思います。
http://tabelog.com/ibaraki/A0802/A080203/8001400/
たぶん電話すれば送ってくれるのではないでしょうか?火傷に塗るには多過ぎる量、石けんには少し少ない量で置いてありました。私も肌に合わない洗顔料が多くて羊石けんを作りました。でも羊油だけで作った物は我家の硬度80の水では全く泡立たず、上記レシピに辿り着きました。本文中のレシピがちょっと間違ってたので直しました。
ご丁寧にありがとうございます。石鹸作りはなかなか時間がとれないのですが、暇ができたら連絡してみます。
削除椿油ですが、依然椿油石鹸をつくろうと購入したことがあります。椿油では老舗ではないでしょうか?料理にも使える油で、薬局にあるものより色は濃いです。
五島の椿油
http://imamura-camellia.p2.bindsite.jp/
椿油の情報ありがとうございます。国産で丁寧に作ってるのにお値段お手頃ですね。これで石けん作ってみたいです!
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