2017年7月10日月曜日

加計呂麻島7/6~10フェリー故障!?熱中症!!

奄美大島の直ぐ南に張り付くようにある加計呂麻島へ行ってきました!
メンバーはI隊長、H坊、露美の3人。H坊と露美は成田からバニラエア。I隊長はJALで奄美大島入りしました。


加計呂麻島は奄美空港から車で2時間南の古仁屋港からフェリー25分位の島です。東西に細長いリアス式海岸の島。フェリーは1日に7便ですが、瀬相(セソウ)港と生間(イケンマ)港へ交互に出てます。瀬相と生間はリアス式海岸沿いの道で1時間近く離れています。フェリーの他に海上タクシー定期船がありますが、定員が少なく、一杯になると時間にならなくても出てしまいます。観光客には、もう行ってしまったのか、待ってれば来るのか、待つのはここで良いのか、良く判らないのでフェリーの方が安心です。今回は島へ帰る方が待合所で待っていたので聞けましたが、基本無人みたい?

空港でレンタカーを借りて古仁屋港まで自走しフェリーに乗りたいのですが、バニラエアだと最終フェリー17時半に間に合いません。そこで今回は先にJALで奄美に着くI隊長に、レンタカーを借りてもらって早いフェリーで加計呂麻島へ渡ってもらう事にしました。残るバニラエアの2人は古仁屋から最終の海上タクシー定期船で加計呂麻島へ渡る予定ですっ。


7/6移動日
島には付き物ですが、色々アクシデント発生。当日7/6は北九州で1時間に110mmとか言う大雨が降りました。FUK経由のI隊長の飛行機は遅れました。それでも5便14時のフェリーにも乗れそうだったI隊長、7便17時半の最終フェリーには余裕のハズでした。

私達のバニラエアが奄美に到着した16時半頃、携帯の電源を入れたらI隊長から着信あり。電話してみると、フェリーかけろまが故障して欠航。代替船が17時半に出るが帰りの7/10にも代替船が出るのか決まってないとのこと。『レンタカーで島に渡ってしまって良いのか?』って電話でした。I隊長、予定通り帰らないとダメなので確認でした。で、「フェリーが欠航したら私達が島に残るから渡っちゃってー」と気軽に返事しました。もともとバニラエアを信用していなかったので日程に余裕をとってありましたから。

バニラ組、まだ飛行場を出ていなかったので、バニラエアのおねえさんに一応確認。「コミコミバニラで予約していますが、船の都合で帰りの便を変更するかもしれない。どういった手続きと手数料が発生しますか?」すると、90分前までに変更手続きが必要で、手数料500円と航空運賃に差額があれば差額を支払う、とのこと。なんだ~楽勝じゃん。帰る当日、フェリーが欠航したって分ってからでも間にあうじゃ~ん。と呑気でした。←後日談ですが、帰りの飛行機に乗ってみたら満席だったから、もし変更ってなってたら危なかったかもしれません(^へ^;。夏休み前だと言うのにバニラエア大人気ですね~。JALの半額ですものね~。

ともあれ、この時はどうとでもなるね~。と飛行場を出発。途中、先発のI隊長が加計呂麻島でGoogleMapに騙されて、車で1時間も離れた偽の宿に到着しちゃったって電話があったり、宿の夕食が急遽作れないって連絡あり奄美大島で弁当買ったり、些細なことはありましたが、加計呂麻島に無事上陸ですっ♪

オカズと肴は自給自足の旅の、始まり始まり~っっ。

フェリー欠航対策
到着初日は宿到着が21時近かったので、弁当を食べて、乾杯して、作戦会議して、寝ました。翌朝、フェリー欠航に備えてあちこちに電話。レンタカー屋さんに延長OKか確認。I隊長は海上タクシーで人だけ渡り、空港まで乗り捨てレンタカーをフェリーが欠航したらだけど借りたいって予約。

代替えフェリーを出してくれる山畑フェリーに予約電話するも、当日の朝にならないと判らないとのこと。山畑フェリーに砂利トラや重機が乗ってるのを良く見かけたので、仕事優先フェリーなのかもしれません。後で商店で聞いたら『山畑さんは喜界島から、今日は海況が良いから来てって行くことがある。喜界島は海が凪ぐ時が少ないからねぇ』ですって。やっぱり島は大変だなぁ。

とりあえず、帰るための努力は終わりました!
安心して遊びに行きましょう~っ。


7/7中日1日目
とある島の釣りポイント横。
一度一面枯れたけどサンゴの再生が始まってる感じでした。


浅い所にオニヒトデも居たので要注意!写真左端にサンゴがかじられた痕がありますが、こんな所は特に要注意です。刺されて死んじゃった人も居るそうなので!他に浅瀬の岩の凹んだ所とかにガンガゼ(棘の長いウニ)とかも居たので、絶対に裸足では入れない海ですっ。


少し深い所には大きなサンゴもありましたが、基本茶色いです。
奄美は沖縄よりサンゴに色が無いみたい?


7/8中日2日目
やらかした日。露美、シュノーケル中に酷い熱中症になりました。泳いでるのに熱中症。聞いてください。(小さい文字は後から書いた反省と対策です)

この日、往復4時間のシュノーケルをしたんです。浮きにジップロック2重にした、ホットケーキを付けて持っていきました。前日、露美だけすごく喉が渇いたので、長丁場の今日は500ml水ペットボトルを腰のウェイトポケットに入れていきました。昨日、他の2人にシュノーケル中に喉が渇かないか聞いたら、大丈夫って言ってたので1人で500ml飲むつもりでした。


まずは楽しくシュノーケル。ブルーホールを渡ってると、深い所に銀色の大群が!露美は底の見えない海が怖くて潜りませんでしたが、I隊長が3m位潜って見たら、口を大きく開けて泳いでる魚の群れだったそうです。


加計呂麻島のサンゴは基本色が無い感じでしたが、時々青い枝珊瑚とかありました。


でも、基本は茶色。


それでも今日みたいに日差しが強い時は水面で屈折した光が揺らめいて金色に見えました!ここは途中で上陸して休憩した砂浜の前の珊瑚礁。水面に映るサンゴがすごく綺麗でした。この休憩の時、露美、自覚は無いけど既に変でした。ホットケーキに海水をちょっと付けて食べるとバーターみたいで美味しいって、他の2人に勧めてました。たぶんこの時既に汗をいっぱいかいて、水分とミネラルを失って居たんだと思います。水中だから気が付かなかったけど。。。気付いていれば背中のチャックを開けるなり、シーガルの上半分をはだけるなり、何か出来たはずでした。

そして、普段はシュノーケルで喉が渇かないって言ってた2人も水を欲しがりました。1人で飲んじゃうつもりだった500mlの水は3人で分けました。

帰ってから調べて知ったのですが、汗で水分とミネラルを失った時、水分だけ取ると、血液が薄まってしまうので下痢をしたりするそうです。だからこの時の行動は、水分は足りないものの大失敗では無かったと思います。

全体的に茶色いサンゴなので、ちょっとでも色が付いてると写真を撮りたくなります。


2時間近く泳いで着いた珊瑚礁。少し潜ると、海水が冷たくてすごく気持ち良かった。この時、熱中症になりかかっていたと思う。何度も何度も深い所に潜ってました。I隊長にもう戻りたいって伝えて戻り始めました。




こういう谷地形の所の海水は特に冷たくて気持ち良かった。


冷たい海水の所にあるサンゴの方が色付いていました。


なんか美味しそうに見えた魚。




浅い所に返ってくると、鮮やかな色のイソギンチャクに住むクマノミが居ました。浅い海は暖かく、露美、背中のチャックを開けて海水を入れました。


浜に上がって振り返ると海がとても綺麗で写真を撮りました。たぶん、こんなことしてないで水分を取るべきだった。


まだ他の2人は海に居たので、弁当を食べようと思いました。

この辺からボンヤリと体調異変に気付いていく。

車へ行き、水のペットボトルを飲んだが沢山は飲めなかった。この時、脱水症状を自覚した。こんな時は湯冷ましと思ったがない。それでは食事して水分補給をと思い、弁当とポットの紅茶を持って海の見えるコンクリート壁の上に行った。2人が帰ってくるのを見ながら食べようと思ったのである。しかし、食べる気が置きない。紅茶を少し飲んで、炎天下はまずかったなと、半分木陰の車に戻った。少しでも水分を取ろうと思いペットボトルのぬるい水を口に含み噛むように飲み込んだ。

その内にI隊長が帰って来た。大物Get写真を撮る。I隊長も露美も2mm程度の薄いが半袖のウェットを来ていた。露美も隊長も、今まで寒い海で泳いでいた習慣かもしれない。露美は珊瑚礁にいる毒と棘のある生物も怖かった。


そしてH坊が戻ってきて『なんでこんなに暑いのに2人ともウェット着てるの?早く脱いだ方が良いよ。』って言われた。H坊は、水着にラッシュで泳いでいた。着替えに行った。水シャワーを浴びて、着替えて、車に戻り、3人で弁当を東屋の日陰で食べだした。ひとくち食べたが入っていかない。I隊長も何だか食べられないと言う。この時、露美はまだ軽口を叩いていて、I隊長より元気っぽかった。実は既に熱中症で感覚が変になっていて感じてなかったと思われる。

H坊が『早く宿に帰って休んだ方が良いよ。』と言った。その通りだと思い、食べかけの弁当を仕舞い、道具を適当に片付けて、車に乗った。具合の悪い露美とI隊長を気遣ってH坊が運転してくれた。車の中で露美はみるみる具合が悪くなってきた。気持ち悪。宿の近くの商店に寄り、2人がビールを買ってるのを横目にお店の人の薦めで”みき”を買ってもらった。これは甘酒みたいな液体で、さつまいもが原料な発酵食品だった。暑さで食欲がない時に奄美の人達が飲むんだそう。露美、商店でトイレを借りたら下痢だった。店のおばちゃんが、熱中症でも下痢をすると教えてくれた。『水分を取ってね』と言われた。早く湯冷ましを飲みたかった。

宿に戻ると、クーラーのかかった車に露美を残し、2人が宿の部屋が冷えたら呼んでくれると言って宿に戻った。露美は何とか水分を取ろうとポットの紅茶を飲もうとしたが美味しくない。ペットボトルの水はもう飲んでも受け付けなかった。こんな時は湯冷ましである。5分ほど車で待って、早く湯冷ましを飲もうと宿の台所へ行った。『まだ部屋は暑いよ』と言われたが、気持ち悪くて一刻も猶予がない感じだった。ティファールに水を入れスイッチオン。部屋は露美には冷たく感じたので布団に横たわった。まだお湯は沸かない。コップを見ると朝のんだお湯の残りが冷たくなっていた。「これも湯冷ましじゃない?」と一口含んでゴクン。

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胃から大量にこみ上げてきた!
トイレに走るも間に合わないっ。
手前の洗面所に1L位の赤い液体を吐き出した。
口を抑えた手の指の隙間から洗面所前の床にも吹き出した赤い液体。

確かに朝、トマトを食べたが、3人で1つだったから1/3である。1Lもの液体が赤くなるほどではない。続いて吐き気を催したので、トイレで吐く。少し気持ち悪いのが収まったので、持ってきたボロタオルを取りに部屋へ。とにかく床に吐いたものを片付けたかった。洗面所は数口食べた弁当のカスで詰ってしまった。カスを手で取れるだけ取って、ゴミ箱に入れたのか、トイレに流したかは覚えていない。洗面台に詰った赤い水が流れたので、雑巾にしたタオルをすすぐ。気持ち悪。トイレで吐く。何回か雑巾で床を拭いたが、洗面台は綺麗にしきれないまま、「とにかく水分を取らなきゃ!」と台所隣の自分の部屋に戻り、湧いたお湯をコップに移して、ふうふうしながら少しずつ飲んだ。

良かった。お湯なら戻ってこない(;。;)
それから”みき”を一口飲んでは、ティースプーンに1さじ位の湯を、少しずつ、少しずつ飲んだ。沢山飲もうとすると吐きそう。もの凄く眠いが、少しずつしかお湯を飲めないので、寝てしまうと水分を取れない。頑張って少しずつお湯を飲む。2~3時間かけて1Lのお湯を飲んだ頃、やっと喉の渇きを感じ始めた。今まで、感覚が馬鹿になってた事に気付く。更に少しずつお湯と”みき”を飲む。段々と飲めるペースは上がってきたが、やはりいっぺんに沢山は飲めなかった。

思えばこの時、露美の血液は足りなくなって、内臓が悲鳴を揚げていたと思われる。感じてなかったが身体も暑かったんじゃなかろうか?早く身体を冷やして、水分とミネラルを取るべきだった。お風呂に昨日のお湯が張りっ放しで冷めてたはずだったから水風呂に入っても良かったかも?お湯にも”みき”にも塩分は無いから、梅干しあったら良かったかもしれない。


他の2人が今日の獲物を刺身にしてくれた。とても味見したい。吐き気が治まったので一切れずつ食べてみたが、吐かないまでも、内臓がすごく傷んでる感じでダメそう。聞けばI隊長もオシッコが赤かったとか。「うん、止めておこう。ナマモノは。」この時、「下痢は昼に海水をホットケーキに付けて食べたせいかも?」とか思っていた。

で、火を通したミーバイを食べたら旨いっ。えっと、あれは塩焼きにしたんだっけ。バターでソテーだっけ?小さいミーバイだったけど「旨いっ!何か露美に足りないものが入っているっ。」とモリモリ食べたかったが、お湯同様、少しずつしか喉を通らなかった。

この日飲めたのはビールじゃなくて、”みき”のみ。I隊長も、少し具合が悪そうだった。露美は”みき”とお湯、隊長とH坊はビールと肴。でもあんまり夜更かしせずに早寝しました。寝る時は、かなり楽になってました。だけど、寝て目が覚めると脱水症状。少し気持ち悪くて、お湯を沸かして飲むと楽になって寝る。目が覚めると脱水症状。の繰り返しでした。

後から思えば塩分とミネラルが足りなかった。ミーバイはミネラル豊富だったのかもしれない。この夜、おかゆに梅干しとか食べてれば、きっと違ってた。味噌汁でも良かった。

中日3日目
留守番を決意。

とても遊びに行ける体調ではありませんでした。クーラーの中にいると一見良さそう。でも暑い台所で朝ごはんを作り始めたら、とたんにだるくなり、食欲もありません。もう気持ち悪くはありませんが、胃と膀胱に存在感があります。今日はおかゆを食べていたい。もしかしたら、遊びに行けば行けるかもしれませんが、きっと具合が悪くなる。そして、明日帰るのに、テキパキ荷造り出来なくなるでしょう。この日は断腸の思いで、宿で留守番を決めました。

とは言え、クーラーの中でゆっくりだったら、体調も悪くはなかったので、遊びに行く2人のお弁当を作りました。昨日、大漁だったので、お魚を消費しなくっちゃ!露美は、もしかしたら、今日も沢山は魚を食べられないかもしれない。せっかく獲った命をムダにするわけにはいきませんっ。3枚におろして冷蔵庫に入ってる切り身をソテーにしたり、食べきれなかった刺身をみりん醤油漬けにしてあったのを焼いたりしたっけかな?自分で食べてないから良く覚えてません。

”みき”最高~
2人を送り出した後、まずは自分の朝食におかゆを作りました。これにポン酢をかけたら美味しかったので、おわんに2杯ほど。クーラーをかけてゴロゴロしてたら楽になってきたので洗濯~。合間に”みき”のお湯割りを飲んでたら、ぐんぐん体調が良くなってきました!昨日は”みき”とお湯を交互にのんでいましたが、”みき”のお湯割りは、湯を冷まさなくても良いので直ぐ飲めるし、お湯だけよりたくさん飲むことが出来ました。みるみる元気になりましたっ。

でも、洗濯物を干しに暑い外に出ると、何事かと言う程ダルい!たちまち内蔵に存在感を感じました。再びクーラーの聞いた部屋へ。涼しい所ならなんでもありませんっ。暇~っ。ヤスの改造を始めました。昼には、朝作ったおかゆを冷たいまま飲みました。朝、美味しかったポン酢は、もともと少ししか無かったから無くなっちゃいました。それで加計呂麻島のきび酢とめんつゆをかけてみたらこれも旨いっ。お宿の奥さんに貰ったスイカも食べたら、ますます旨いっ。急に元気になって、改造中のシャフトと金ヤスリを持って外へ出ました。

暑い外ではお宿の奥さんが休み休み畑仕事をしていました。ちょっと動いては日陰で休憩していました。私も宿の屋根付きの濡れ縁で、時々、冷たいおやゆをすすりながら、作業をしていました。当然ですが熱中症の話になります。

宿K『熱中症は怖ぃょ』人に注意をうながす時、大抵は語尾が強くなるものですが、なんだか悲しそうに話します。『年寄りは、水を飲みなって言っても、喉なんか乾いていねぇ、って飲まないの。』
露美「私も昨日、喉が渇いた感じはしなくて、ただ気持ち悪くて、帰ってきてから水を一口、ゴクンって飲み込んだら、1L位の赤い水を吐きました。その後、少しずつお湯しか飲めなくて、1L位お湯を飲んでから、やっと喉の渇きを感じました。感覚が無くなっちゃってたみたいです。」
宿K『喉が乾いて無くても少しずつ飲まないとダメ。この島は医者が居ないから、熱中症でも大変なの』誰か亡くなった知合でも思い出しながら話しているようなトーンでした。
露美「みきのお湯割りで、すごく元気になりました。冷たいのはもう受け付けなかったので、お湯割りが飲みやすかったです。スイカも美味しくって、2人が返ってくる前に全部食べてしまいそうです~。笑」
宿K『昔の人が飲んでたものは、やっぱり良いのねぇ。』

さて、暑い外でおしゃべりしてても平気になってきました。そして改造したシャフトの出来が良いっ。なんだか海で試してみたくなってきました。しみじみ眺めながら
露美「良い出来だなぁ。海で試したいけど、それで具合が悪くなったら、帰って来た2人に怒られそうですねぇ」
宿K『黙っとくから行っといで。」ふっ、おかみさんが黙ってても、おしゃべりな露美は自分で喋っちゃうけどね。。。

行ってきました。←笑って良い。
もちろん、ウェットは来ませんでした。強烈な日差しよけに長袖長ズボンなつなぎのラッシュは着ていきました。潮止まりの前後ですが、海に入ると冷たい。一瞬、戻ってウェットの帽子をかぶろうかな?と思いましたが、面倒くさいので取りには戻りませんでした。シャフトの細工は上々。でも、体調が本調子ではないので粘らずに帰ってきました。30分位かな?

浅い所に戻ったら、入ったときとは打って変わって温泉のよう。そう言えばさっき宿の奥さんと話してた時、昨日の海は35℃もあったって言ってました。まさかと思ってましたが、潮止まりの浅場ならそうかもしれません。たちまち具合が悪くなり海から上がります。濡れたラッシュのまま風に吹かれると、楽になりました。長い棒を担いで海から上がると、浜辺の木陰で集落の人達が涼んでいました。

『なんか居たぁ?』
「マツカサが少し。オカズを捕れる主婦を目指してるんですけど、全然ダメなんですぅ~」
ウケました。

帰って直ぐにお湯割りミキを飲んだら楽になり、水風呂に入りました。水着とラッシュを干して、昼寝。また起きたらミキのお湯割り。みきが無くなっちゃいました。帰ってくる2人にミキを買ってきてもらおうと電話を探していると、外で車の音。帰ってきちゃった。

露美、2人に「だいぶ楽になったけど、ミキがなくなったから買ってくる」とレンタカーを運転して昨日具合が悪かった時にトイレを貸してくれた商店へ。商店の奥さんに『あっ、生きてた~ぁ』って顔をされました(^_^;)。ここでもみきのお湯割りでぐんぐん良くなったと報告。水は受け付けなかったけど、みきのお湯割りは飲みやすかった、と。そしてやはり、しんみりした感じで『熱中症は怖いょ↓』って言われました。誰か亡くなってるのかな?聞けなかったけど。


最後の晩!
今夜はお刺身も美味しく食べられましたっ。


H坊が拾って網に入れ、海の浮きに吊るしておいたテラダも茹でてくれましたっ。


そしてナントっ、I隊長、ミーバイを獲ってきてくれました!昨日、露美がミーバイは食べれて「何か露美に必要な物が入ってる!」って美味しそうだったのを見て、狙って捕れるなんて凄~いっ。ちょっとテキパキ動くと、すぐに体調が悪くなる露美の為に、アラ汁にしてくれましたっ。すんごい美味しかった!


今回、初めてオカズと肴は自給自足の旅、コンプリート~っ♪
獲っては調べたり聞いたりして食べましたが、どの魚も全部美味しかった!
I隊長、H坊、獲った人が食べ物にするルールとは言え、お魚全部料理してくれてありがとう!体調悪くて、洗濯と朝ごはんと弁当しか出来なくて、ごめんなさ~いm(_ _)m。また遊んでねっ。

帰りは順調
あっという間に帰る日です。フェリーは直りました!予定通り朝1便で帰ります。早めの6時半に宿を出て港へ行くと、海が鏡のようでした。本当に全然さざなみもたたないツルツルの鏡でした。


それがフェリーに乗る頃には、細かい波が海面一面に広がってました。回りを見れば、6時台には居なかった小さな船が様々な方向を目指して、移動していました。このさざなみは人の営みに寄るものだったんだっ!里山って言葉があるけど、ここは里海。加計呂麻の海。人が暮らす海。なんだかとても愛おしくなりましたっ。また来ます!加計呂麻島。


熱中症は辛かったけど、
すごく楽しかったですっ!

2 件のコメント:

  1. かなり大変な状態で読んでいて怖くなりました。吐き出した赤い水は胃の血なのでしょうか。
    以前、夏に旦那が暑さで具合が悪くなって吐いて動けなくなりご飯も食べられなくなったときにも宿でミキをくれました。
    ミキを常備しつつ、無理せず休み休みに遊ばないとダメですね。気をつけます。

    露美さん達が帰ってきてすぐにまたずっとフェリーが欠航しているのですが、気になったので電話で状況を聞いてみたら、なんと8月いっぱい無理そうだって言ってました。なんてこった。

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    1. 吐いた赤い液体は、体験した不調から想像したイメージですが、内蔵全体が熱くて傷んで、細かいキズから染み出した血かも?って感じでした。痛いのは胃だけじゃ無かったので。I隊長もオシッコが赤かったって言ってたし、私も翌朝、胃と膀胱の存在感が抜けなかったし、それが楽になっても腸全体が腫れた感じが残ってました。

      本当にイメージだけですが、熱中症って、こもった熱で内蔵がやられてるって感じでした。そして自分で気付かないのが怖い。宿に帰ってからも夜も、お湯でも吐いたら救急車を呼ぼうと思っていました。でも瀬相に病院の建物があったから医者も居ると思ってたけど、宿のおかみさんが医者が居ないって言ってました。それ知ってたら、精神的ダメージで頑張りきれなかったかもです?

      何と言っても往復4時間のシュノーケルは無謀すぎました。弁当持って行くにしても、もっと水と梅干しが必要でした。上陸した砂浜で、水分が足りないって気付いた時に引き返せば良かった。せめて背中のチャックを開けていれば。。。後悔先に立たずです。

      フェリーはとっくに引退してたハズのを騙し騙し使ってたんですものね。代替え船の朝1便の時間が遅くて飛行機の乗り継ぎが微妙ですよね?ま、島は仕方が無いですけど。リスク込で楽しめない人は遊びに行けません。

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