鳥海山へ春山スキーに行って来ました!
露美、初めての鳥海山です。メンバーは旦那とI隊長ですっ。
前日は最上川でキャンプしましたっ。美味しいお酒と肴に恵まれたキャンプでした!
美味しい記事はこちら。
朝起きたらテントのフライに氷の粒がびっしり付いてました。我家は冬用のテントや寝袋を持っていません。夏用のメッシュテントに、ダウンシュラフ&封筒型シュラフの2枚重ね。そして下にマット。封筒型の上から、旦那は毛布、露美はシュラフカバーで寝ました。明け方やや寒かったけど寝れない程じゃ無かったです。
昨日は曇り空でしたが朝起きたら快晴っ。やっと鳥海山が見えました!大急ぎでテントを畳んで、近くのコンビニで朝ごはん&買い弁。車で鳥海山へ向かいましたっ。
コースは鳥海山南斜面、湯の台の所謂”宮様コース”。登りが赤、下りが水色。水色が宮様コースです。木が滑り易いように切られているコースですが、ゲレンデみたいにすごく不自然な感じじゃ無くて最小限切ったようなルートでした。ちょっと木の混んだやや急斜面は小回り位の幅に拓かれてました。高松宮様って山スキーがお上手だったんですねー。
露美、こんなに裾野の長い山スキーは初めてかもしれない。7時半、鳥海高原牧場を出発。何だかすごく鳥海山が遠く見えるんですけど~っ。大丈夫、露美?遠目で見る限り森林限界の上の斜面が楽しそう。届くかなぁ。山頂には届かなくても良いけど、山頂左下の緩やかな大斜面は滑りたいなぁ。
車を停めた牧場で準備していた仙台の山スキーヤーの方に初めて来たんですがと、コースをお聞きしました。しばらくはショートカットしながら道路に沿って滝の小屋の尾根を登るのが、いわゆる”宮様コース”ですって!
登りも宮様コースを登るつもりでしたが、あっさり通り過ぎちゃって、道路が荒木川を渡る手前で、教わった尾根を登るか、このまま道路を登るか話し合いましたが、スノーモービルの跡についてそのまま道路を登っちゃいました。
隣の尾根に宮様コースがあるハズですが横から見ても良く分からなかった。でも木がまばらで幅も広く良さそうな尾根ですっ。日本海側から風が強いのでしょう。東側の崖は雪庇が張り出したり、雪崩れたりして居るのが見えました。下りで隣尾根を滑る時は東に近づきすぎるのは要注意ですね。
道路終点の小屋で11時前。ここで山頂を目指すI隊長と別れました。旦那と私は、ここでちょっと早めのお昼ご飯。I隊長はそれまで私達のペースに合わせていて、1時間に高度差200mずつ登っていましたが、一人になったら早いっ。高度差400m/hずつ登って行きました。
I隊長に遅れる事20分、私達も隊長の踏み跡をたどって登り始めました。隊長は山頂を目指して14時迄登るそうです。私達も14時まで登れるだけ登ってそこでI隊長と合流して滑るつもりですっ。I隊長とは無線で連絡を取りながら登って行きました!関東と違って無線のチャンネルもガラガラでした。
森林限界を超えました!下から見上げた大斜面が目の前!登り始めた時は車2台と男性2人が居たのですが大斜面には誰も居ませんっ。スノーモービルで抜いて行ったボーダーも大斜面右側の谷間で遊んでします。え~っ、この斜面は露美のもの~っ?←登りきったらな~ぁ。
山頂を見ると何だか近く見えます。でも山頂までは、まだ標高差800mもあるのっ。
大斜面の表面は薄い氷が張っています。こ、これは昔、岩木山の春山スキーで滑った、フィルムクラストってやつでは!?あの時は雪の上にワックスがかかったように板が走った!
俄然テンションの上がる露美っ。振り返ると、鳥海山から月山まで太い山の橋がかかっているみたいっ♪右奥の白いのが月山ですっ。行くぞ~っ、お~!と露美が一人で盛り上がっていると、旦那が遅れて小さくなってました。声をかけると踵の豆が潰れたっぽい。
旦那様、テンション高い露美を見て騙し騙し登ってくれましたがダメでした。1500m地点でリタイア。14時までまだ1時間半もありますが、ここでI隊長を待つ事にしました。幸い時間が出来たので、ブーツを脱いで潰れた豆を確認しました。「うわっ、踵が靴下脱ぐみたいにむけちゃってる!痛そう~。」珍しく絆創膏を持っていた露美、大きめの絆創膏を出して旦那に渡しました。
露美、自分の踵も心配になってきました。少しだけ痛い。ブーツを脱いでみました。わぁ~汗びっしょり~。露美の踵も右足だけ少し豆が出来てました。潰れる前に絆創膏貼っておこう~っと。
そう言えば大学時代、山野Bって登山の授業で『濡れた靴下は絶対にマメになる。靴ずれをバカにしてはいけない。靴ずれて山で歩けなくなったら、それは遭難だ。替えの靴下をもって山に登るべき。』って、教わったんだった~!ゴアな山靴を買ってから、靴の中で汗をかかないし、靴下が臭くならないし、靴ずれが出来なくなったので、すっかり忘れてました!今日は暑くて、インナーシャツ一枚で、手袋も脱いで、それでも汗だくで登って来たもんな~。せめてズボンの脇チャックも開けるべきでした。
で、マメの手当てをしたり、靴下を乾かしたり、写真を撮ったり、寒くなってちょっと散歩したり、おやつを食べたりしてたら、I隊長から連絡がありました!山頂には届かなかったけど準備して滑り始めるそうですっ。露美もシールを剥して準備しなっくっちゃ!隣の斜面を滑り降りてくるI隊長を狙おうとカメラを向けますっ。なんだか狂喜入り混じる雄たけびが聞こえた様な気がしたけど、気のせいかなぁ(^o^)。
来ました!I隊長ですっ。ゴマ粒みたい!やっぱり、近く見えたの気のせいだったっ。
嬉しそうに、ガッツポーズのI隊長~っ。良かったらしい♪
風紋が美しい鳥海山。春山スキーは風景もごちそう~だぁ~っ♪
3人でパドルクラブのワックスを塗って14時半頃、滑り始めました。余談ですが、このワックスが、すごく良い。パウダーも、ザラメも、雪質を選ばずに、なんでも良く滑る!麓の方の汚れが浮いてるストップ雪も気にならずに滑れました!高いけどお薦めですっ。http://item.rakuten.co.jp/auc-paddleclub/ono2014012502/
奥に見えるのは日本海ですっ。露美も斜滑降してる時は格好良くなって来たっ。
光る斜面と深い青空が素敵っ。
旦那も日本海を背景に滑るっ。下りでは踵はあんまり痛くないみたい。
尾根の西側、日本海側の斜面は風紋が凸凹で露美、苦戦中。
もちろん、旦那に上手な瞬間も撮ってもらいました♪
そして、滝の小屋下から宮様コースへ突入~っ!月山へ向かって滑る~っ。
宮様コースは、風景も開けていて、すごく気持ち良いコースでした。
もう少し下ると細かい木が立て込んだ少し急な斜面がありました。小回りターンが出来る位の幅で木が切ってありました。高松宮殿下は、この幅をタンタン、タンって滑ったのかな?
露美は幅一杯使ってワンターン。次はコース横の木の向こう側を回ってターン。。。この幅じゃ、連続ターンは無理っ。それでも宮様コースのおかげでズルズルボーゲンで木をよけながらじゃ無くても滑れました!
あっという間に降りて来ちゃった。登りは5時間もかかった斜面を、14時半に滑り出して15時45分には車に着いちゃった。写真を撮りながら、フキノトウを採りながらの1時間15分は、本っ当~にっ、あっという間でした。
振り返ると鳥海山。朝、見上げた時より近く見えますっ!
帰り道、高速に乗る前の直売所の駐車場に鳥海山を見ながら座れるベンチがありました!地元に愛されてる良い山です。楽しかった!ありがとう~、鳥海山。また来るねっ。
家に着いたのは21時頃。遠いけど良い山でした。
ちょっと寄り道して近所で夜桜を見て帰りましたっ。
桜と春山スキー♪旨い日本酒と美味しい肴。
日本人に生まれて良かったなぁ~。
露美、初めての鳥海山です。メンバーは旦那とI隊長ですっ。
前日は最上川でキャンプしましたっ。美味しいお酒と肴に恵まれたキャンプでした!
美味しい記事はこちら。
朝起きたらテントのフライに氷の粒がびっしり付いてました。我家は冬用のテントや寝袋を持っていません。夏用のメッシュテントに、ダウンシュラフ&封筒型シュラフの2枚重ね。そして下にマット。封筒型の上から、旦那は毛布、露美はシュラフカバーで寝ました。明け方やや寒かったけど寝れない程じゃ無かったです。
昨日は曇り空でしたが朝起きたら快晴っ。やっと鳥海山が見えました!大急ぎでテントを畳んで、近くのコンビニで朝ごはん&買い弁。車で鳥海山へ向かいましたっ。
コースは鳥海山南斜面、湯の台の所謂”宮様コース”。登りが赤、下りが水色。水色が宮様コースです。木が滑り易いように切られているコースですが、ゲレンデみたいにすごく不自然な感じじゃ無くて最小限切ったようなルートでした。ちょっと木の混んだやや急斜面は小回り位の幅に拓かれてました。高松宮様って山スキーがお上手だったんですねー。
露美、こんなに裾野の長い山スキーは初めてかもしれない。7時半、鳥海高原牧場を出発。何だかすごく鳥海山が遠く見えるんですけど~っ。大丈夫、露美?遠目で見る限り森林限界の上の斜面が楽しそう。届くかなぁ。山頂には届かなくても良いけど、山頂左下の緩やかな大斜面は滑りたいなぁ。
車を停めた牧場で準備していた仙台の山スキーヤーの方に初めて来たんですがと、コースをお聞きしました。しばらくはショートカットしながら道路に沿って滝の小屋の尾根を登るのが、いわゆる”宮様コース”ですって!
登りも宮様コースを登るつもりでしたが、あっさり通り過ぎちゃって、道路が荒木川を渡る手前で、教わった尾根を登るか、このまま道路を登るか話し合いましたが、スノーモービルの跡についてそのまま道路を登っちゃいました。
隣の尾根に宮様コースがあるハズですが横から見ても良く分からなかった。でも木がまばらで幅も広く良さそうな尾根ですっ。日本海側から風が強いのでしょう。東側の崖は雪庇が張り出したり、雪崩れたりして居るのが見えました。下りで隣尾根を滑る時は東に近づきすぎるのは要注意ですね。
道路終点の小屋で11時前。ここで山頂を目指すI隊長と別れました。旦那と私は、ここでちょっと早めのお昼ご飯。I隊長はそれまで私達のペースに合わせていて、1時間に高度差200mずつ登っていましたが、一人になったら早いっ。高度差400m/hずつ登って行きました。
I隊長に遅れる事20分、私達も隊長の踏み跡をたどって登り始めました。隊長は山頂を目指して14時迄登るそうです。私達も14時まで登れるだけ登ってそこでI隊長と合流して滑るつもりですっ。I隊長とは無線で連絡を取りながら登って行きました!関東と違って無線のチャンネルもガラガラでした。
山頂を見ると何だか近く見えます。でも山頂までは、まだ標高差800mもあるのっ。
大斜面の表面は薄い氷が張っています。こ、これは昔、岩木山の春山スキーで滑った、フィルムクラストってやつでは!?あの時は雪の上にワックスがかかったように板が走った!
俄然テンションの上がる露美っ。振り返ると、鳥海山から月山まで太い山の橋がかかっているみたいっ♪右奥の白いのが月山ですっ。行くぞ~っ、お~!と露美が一人で盛り上がっていると、旦那が遅れて小さくなってました。声をかけると踵の豆が潰れたっぽい。
旦那様、テンション高い露美を見て騙し騙し登ってくれましたがダメでした。1500m地点でリタイア。14時までまだ1時間半もありますが、ここでI隊長を待つ事にしました。幸い時間が出来たので、ブーツを脱いで潰れた豆を確認しました。「うわっ、踵が靴下脱ぐみたいにむけちゃってる!痛そう~。」珍しく絆創膏を持っていた露美、大きめの絆創膏を出して旦那に渡しました。
露美、自分の踵も心配になってきました。少しだけ痛い。ブーツを脱いでみました。わぁ~汗びっしょり~。露美の踵も右足だけ少し豆が出来てました。潰れる前に絆創膏貼っておこう~っと。
そう言えば大学時代、山野Bって登山の授業で『濡れた靴下は絶対にマメになる。靴ずれをバカにしてはいけない。靴ずれて山で歩けなくなったら、それは遭難だ。替えの靴下をもって山に登るべき。』って、教わったんだった~!ゴアな山靴を買ってから、靴の中で汗をかかないし、靴下が臭くならないし、靴ずれが出来なくなったので、すっかり忘れてました!今日は暑くて、インナーシャツ一枚で、手袋も脱いで、それでも汗だくで登って来たもんな~。せめてズボンの脇チャックも開けるべきでした。
で、マメの手当てをしたり、靴下を乾かしたり、写真を撮ったり、寒くなってちょっと散歩したり、おやつを食べたりしてたら、I隊長から連絡がありました!山頂には届かなかったけど準備して滑り始めるそうですっ。露美もシールを剥して準備しなっくっちゃ!隣の斜面を滑り降りてくるI隊長を狙おうとカメラを向けますっ。なんだか狂喜入り混じる雄たけびが聞こえた様な気がしたけど、気のせいかなぁ(^o^)。
来ました!I隊長ですっ。ゴマ粒みたい!やっぱり、近く見えたの気のせいだったっ。
嬉しそうに、ガッツポーズのI隊長~っ。良かったらしい♪
風紋が美しい鳥海山。春山スキーは風景もごちそう~だぁ~っ♪
3人でパドルクラブのワックスを塗って14時半頃、滑り始めました。余談ですが、このワックスが、すごく良い。パウダーも、ザラメも、雪質を選ばずに、なんでも良く滑る!麓の方の汚れが浮いてるストップ雪も気にならずに滑れました!高いけどお薦めですっ。http://item.rakuten.co.jp/auc-paddleclub/ono2014012502/
奥に見えるのは日本海ですっ。露美も斜滑降してる時は格好良くなって来たっ。
光る斜面と深い青空が素敵っ。
旦那も日本海を背景に滑るっ。下りでは踵はあんまり痛くないみたい。
尾根の西側、日本海側の斜面は風紋が凸凹で露美、苦戦中。
もちろん、旦那に上手な瞬間も撮ってもらいました♪
そして、滝の小屋下から宮様コースへ突入~っ!月山へ向かって滑る~っ。
宮様コースは、風景も開けていて、すごく気持ち良いコースでした。
もう少し下ると細かい木が立て込んだ少し急な斜面がありました。小回りターンが出来る位の幅で木が切ってありました。高松宮殿下は、この幅をタンタン、タンって滑ったのかな?
露美は幅一杯使ってワンターン。次はコース横の木の向こう側を回ってターン。。。この幅じゃ、連続ターンは無理っ。それでも宮様コースのおかげでズルズルボーゲンで木をよけながらじゃ無くても滑れました!
あっという間に降りて来ちゃった。登りは5時間もかかった斜面を、14時半に滑り出して15時45分には車に着いちゃった。写真を撮りながら、フキノトウを採りながらの1時間15分は、本っ当~にっ、あっという間でした。
振り返ると鳥海山。朝、見上げた時より近く見えますっ!
帰り道、高速に乗る前の直売所の駐車場に鳥海山を見ながら座れるベンチがありました!地元に愛されてる良い山です。楽しかった!ありがとう~、鳥海山。また来るねっ。
家に着いたのは21時頃。遠いけど良い山でした。
ちょっと寄り道して近所で夜桜を見て帰りましたっ。
桜と春山スキー♪旨い日本酒と美味しい肴。
日本人に生まれて良かったなぁ~。
ろみさん!
返信削除久しぶりの更新に興奮しています?
鳥海山 素晴らしいですね・・・・・
日本人に生まれて良かったのは、美味しいお酒に酔ったのかも知れませんね。
一升瓶を持ち上げたらもっと!感激したのかも?
なため叔父さん 最近疲れ気味です。
なためさん、お酒が弱くなったので1升瓶はもう無理です(^Q^)。疲れ気味ですか?騙されたと思って長生館へ行ってみませんか?
削除登山の授業って、イイですね!
返信削除私は登山の知識が何も無かったものだから、はじめのころは綿シャツ着て登って、山頂で着替えたりしてました。
突然ですけど、マメの話ではなく、イボの話なんですけど。最近とてもビックリな話を妹から聞きました。
『イボは髪の毛で結んで取る』という方法があるんですって!知ってました?
小さいイボも結びづらいけど、頑張って髪の毛で結ぶと、血が止まって、そのうちポロっと取れるそうです。跡も残らなくて良いんだそうです。
妹も自分で首にできたイボに髪の毛を結んで取ったと言ってました。
さらに、最近妹は2人目の赤ちゃんを産んだのですが、赤ちゃんの耳に「ふくみみ」というイボがあって、それを助産師であるお義母さんがやはり、髪の毛で結んでそのイボをキレイにとったそうです。
私は、えええええ~~~~!と、とりあえず今年で一番ビックリしました。
湯でイルカさん、登山って程じゃ無くてハイキング+α位の授業でした~(^^ゞ。大学の体育の授業にスキーとか山歩きとかあったんです。普通はテニスとか卓球とかバレーとか半期に一つ選ぶんですけど、スキーや山野は通年の単位でした。通年で済むので大人気でしたが、半期分まとめて合宿の時は体育会系で泣きを入れる人続出でした。
削除髪の毛でイボ取りやった事あります!意外と長々と痛かったので1回しかやらなかった。首とか髪の毛で結ぶの難しくて出来そうに無いです~。病院で取っても4つ以上はいくつでも1300円位でした。液体窒素で凍らすのですが、ちょっとチリっとするだけなので、私は病院の方が楽チンでした~。