2018年11月1日木曜日

奥鬼怒湯沢広河原の湯。温泉堀キャンプ!10/31-11/1

奥鬼怒は湯沢の噴泉塔へ向かう遊歩道の途中にある広河原の湯で、1泊2日の温泉キャンプしてきました!メンバーは露美、Rさん、Aちゃん、Hさんの四人ですっ。

車で向かう途中、龍王峡はまだまだ緑色でしたが、川治温泉を過ぎてトンネルで高度を上げると素晴らしい紅葉に声が上がりました!あまりに紅葉が綺麗だったので蛇王の滝に寄り道。蛇王の滝まで200mの看板の遊歩道を降りてみましたっ。


河原から1段上がった雑木林にはお弁当したいベンチやテーブルがありました!
素敵な寄り道でしたが、実はこんな事してる場合じゃなかった事に後で気づきますっっ。


昼過ぎには温泉キャンプ地に着いてるかな?な時間に集合しましたが、寄り道でゆっくりし過ぎました。最初の橋を出発したのは11時半頃。以前の遊歩道のままなら、楽勝の出発時間でした。


最初の砂防ダム上でお昼ご飯。


その後、遊歩道は何箇所も崩落していて、迂回したり、尾根によじ登ったり、で時間を取られました。AちゃんとRさんが簡易ハーネスやザイルを背負ってきてくれていたので助かりました。ヘルメットも持ってくれば良かったぁ。

遊歩道崩落の迂回路を探すのに相当時間を取られ、皆んな口には出さなかったけど「今日中に広河原に着くかしら?」と心配してました。RさんとAちゃんは16時半まで進んで着かなかったら、☓☓の河原まで戻ろうって相談してたそうですっ。

しかし、途中からオレンジテープの目印が、ハイカーには難易度が高いけど、クライミング経験者にはなんとかなるルートであることが判明~っ。運動不足で最近山歩きしてない露美には厳しかったけど、他の3人のサポートのおかげで夕方日のある内に広河原に到着しました~っ。

広河原の湯船も先人の作った石垣があって6人位で入れそうな大湯船が出来てました!ブルーシートをかけてお湯を溜めるだけ状態っ。いつもは源泉を直接湯船に入れると熱くて入れないので、隣に浅い湯船を作って、一度源泉を溜め、そこから溢れた湯を大湯船に溜める事にしました!

4人全員で湯船を作り始めましたっ。
大湯船もあるし直ぐ出来るよね~?

大湯船の砂を掘って湯船を深くする人、湯冷まし用の浅い湯船を作る人に別れました。が、どうも時間がかかりそう~。で、先にAちゃんとRさんがテントを張りに行ってくれました。露美はHさんと湯船作り。浅い源泉冷ましの湯船をブルーシートを駆使して作ろうとしますが、結構穴が空いてて、なかなか大湯船へ溢れな~い。その間にもどんどん日が低くなっていく~。時々、氷の粒まで降って、風が吹くと冷凍庫から吹き出すみたいに冷たいっ!痛い!仕方がないので、湯冷まし湯船は後回しにして、先に大湯船に湯を溜め始めました!

ブルーシートの上にお湯が溜まり切ってしまうと、シートが張り付いて動かせなくなるので、微調整をしながらお湯を溜めます。砂の斜面にブルーシートの縁があると湯船の出入りでシートがずり落ちてしまい、湯が抜けてしまいますっ。湯船の縁の砂を平らにしてブルーシート縁を平らな砂地に広げて石で抑えました。これで、酔っぱらいが湯船を出入りしてもブルーシートが中に落ち込んで湯が抜けたりしませんっ♪

まだ湯冷ましの湯船も諦めきらなかったので、そちらも残したまま源泉の6割位を直接大湯船に溜めながら、露美はテント場を見に行きました。Hさんは寒くて我慢ができないので湯がたまりきってないけど寝湯をするって、もう脱ぎだしました。

テントを見に行くと、RさんとAちゃんが冷え切って、テントの中で荷物を広げてました。露美も寝袋とマットを広げようと右端の自分の場所にザックを抱えて入ると、露美の寝床は半身だけ岩がゴロゴロ。・゚・(ノへ`)・゚・。どうやら、整地した後、テントが少しズレちゃったみたい。最初に4人で湯船を作り出したので、水着でテントを建ててくれていたのですが、生命の危険を感じる程寒かったって!やはり最初から湯船部隊とテント部隊に分かれるべきでしたっ。

結局、2人に手伝ってもらってテントの外からどかせる石を除けましたが、腰のあたりにどうしても動かせない大きな石の一部が残っちゃいました~ぁ。しかし、RさんAちゃんは流石は山岳部!ザックや着替えをマットの下に並べて整地するって教わってやってみたら何とかなりそうでした。足が下がって腰が反りそうだったけど、後で明日の食料をテントに持ってくるから、それを足のマット下に入れたら何とかなりそうでしたっ。

そんなこんなで、やっと入浴です!冷え切ったRさん、Aちゃんは『お湯が溜まったら呼んでー』と言うので、露美は湯船に戻りました。もうお湯が溜まってる頃かな?と思いましたが、Hさん、まだ寝湯状態。
露美「あれ?溜まるの遅いね?じゃ、湯冷ましの湯船に行ってるお湯も全部入れちゃえば~?」
Hさん『微温くて出れないんだよ~っ』
「それじゃ、露美が水着が濡れる前に源泉を全部、大湯船に入れちゃお~う。」
と、源泉の取り入れ口の小細工を変更しました!この源泉取入口も先人が石を並べてくれていて、近くに落ちてた小さいブルーシートの切れ端を並べた石に挟むだけで、湧いてるお湯の殆どを湯船に流すことが出来ました!先人の人ありがとう~っ。

細工が済むと直ぐにHさんが『暖かくなってきた~』って。
早速、露美も水着になって入りましたっ。今日は晴れ時々あられな天気ですが、どうやら湯冷ましの湯船は必要ないみたい?すごい勢いでお湯が冷める。それでも源泉の殆どを湯船に入れるとだんだん熱くなるので、そしたら出湯口をズラして半分だけ湯を外に流したりして調節することにしました!

お湯が溜まってきたので、大声でRさんとAちゃんを呼ぶと、寒そうに2人がやってきました!2人とも生命の危険を感じる程冷えていて、テントの寝袋から出れる気がしてなかったんだって!それじゃ、湯が溜まるまで外で裸になるとか有り得ないよね~っ?

体が温まった頃には暗くなっちゃいましたー。
露美、やっと夕飯を作る気になって、レトルトカレーとご飯を源泉に!←それ、作るって言~う~?^^;
Aちゃんは何と鍋を作り出しました!
ザイルもテントも背負ってくれてたのに、野菜も背負ってきてくれたの!?
ありがとう~っ。スーパー美味しかったよ~っ!!

気が付くと、あられも止んで星空に!
温泉に浸かったまま、飲んだり食べたりして、皆んな元気になりました!


最初にHさんがダウン。続いてRさんも先に寝ました。
Aちゃんと露美はそのまま長湯~。
その内、月が昇ってきました!


明るい内から温泉に入って、ご飯も宴会も湯船の中。
寝たのは多分0時過ぎ。7時間位温泉に入ってたの!?
その後、朝まで一度も目覚めずにぐっすりと眠りましたっ。

朝は、まず温泉~っ。
とにかく温まらないとご飯も作れないしっ。露美の朝食はカルボナーラ。それと昼用のご飯も源泉で温めますっ。←だから、それは作ると言うのかっ?

バスタソースが源泉で温まる頃、川の水を沸かしてパスタを茹でました!このカルボナーラが旨いっ。残ったソースにRさんが持ってきたおむすびを入れて温めたら、高級リゾットになった!!さらにRさんが持ってきてくれた卵をゆで卵にして、舐めるようにソースを食べきりましたっ。美味しかった~ぁ。

露美の昼用のレトルトごはんは、行きに豚汁を入れてきたスープポットに移しました。テルモスにお湯も沸かしたので、昼は御飯の上に乾燥中華丼をのせてお湯かけましたっ。これ、なかなか美味しかった!今度山スキーでもやってみようかな?

ところで、前の晩もそうだったけど、皆んながそれぞれ色々なメニューを持ってきて、4人で回し食いするのって楽しいっ。一緒に同じ物作って食べるのも良いけど、色々分けて食べるのも、新鮮で面白いよねっ。人それぞれの工夫が楽しかった~♪

さて、帰りは遊歩道も崩落してるし、早めに出発しようねって言ってたのに、何かするのに湯船から出ると体が冷えて、また温まらないと動けない。温泉から出たり入ったりしてたら結構良い時間になっちゃってた!意を決して温泉から出て、片付け始めるんだけど、また浸かる~。

「だめだ!着替えないと!ちっとも帰れないっ。」
仕方がないので着替えてテントを片付け始めましたっ。
温泉のシートも洗って畳んで風で飛ばないように大きな石や大きな流木を乗せて。出発はお昼頃だったかな?

往路で絶大な信頼を得たオレンジテープを目印にして帰途に付きましたっ。行きは途中からオレンジテープに沿って歩いてきたけど、帰りは初めからすっかりオレンジテープ信者。ホントこのオレンジテープは凄かった。無駄なアップダウンもしないで済んだし、無駄に元の遊歩道を探さずに済みました。帰りは行きより随分早く帰り着きましたっ。来年には川の流れも変わるし、倒木も崩落箇所も増えるから、迂回ルートはまた探し直すようだけど、

ありがとう!
オレンジテープの人~っ。

ありがとう~っ、Rさん、Aちゃん、Hさん!!
また来よ~うね~。

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