西丹沢へ沢登りに行って来ました。Rさんの入った茅ヶ崎山岳会の主催する「春の市民沢登り教室」に参加してきたんです!場所は西丹沢の中川川流域のマスキ嵐沢!!
市民沢登り教室って事で、小学生連れの親子が多かったです。最初は登山道を歩き、途中から沢靴やウォータシューズに履き替えて沢を登り始めます。地図に寄ると最後は細尾根の登山道に合流するようです。
事前説明会に行った時、小学生が居たので簡単な川歩きに時々滝がある程度かと思っていたら、結構本格的でした。
山岳会の人がザイルを付けて確保してくれますが、特に手取り足とり教えてくれる訳じゃありません。
水が流れている所の方が滑らないよ。位のアドバイスで子供達も登り始めました。意外だったのですが、男の子の方がツルツル滑っても次の足を出してしまって、最初は滑り転んだりしていました。女の子の方が慎重なのか、しっかり足場を決めてから次の足を出すのでスイスイ登っていました。
子供達が安定する足場を確保しないで次を踏み出そうとすると、ちゃんと足を安定させてから登ろう!って声をかけてくれます。子供が先に登ったので大人達はそれを見て言われなくても気を付ける感じでした。
Rさんはスタッフで写真係。
スタッフが7人、ザイルが3本。一つ滝を登り終わると、次の滝には既にザイルがかかっていました!
緑の光が気持ちの良い沢です。
皆、前の人が登って行くのをいつの間にかしっかり見ていました。
最初の内は滑って思わずザイルにしがみ付いていた子供達。最初に『ザイルは掴まないで!』って注意されて登っていたら、いつのまにかザイルに頼らず、ザイルに絡まらないように気を付けながら登れるようになっていました。
皆だんだん慣れて来て、これ位ならザイルは要らなくなってきました。
でも油断すると流れ以外は滑りますっ。
自分一人で見上げたら絶対に登れないような滝も、参加者同士でどのルートが良いかなぁ。なんて話すようになってきました!
滑って転んでも、
自分で考え、
果敢に挑んでいます!
何だか子供達の方が上手になって来たかもっ?!
お母さんも頑張ります!
このサポートがあるから安心して楽しめました!
本当に気持ちの良い沢です!
大人より先に身体が冷えて来た子供達。
滑らない本流を登るか、滑り易いけど濡れない方を登るか、自分で考えて、自分で選んで登っていました!
沢底にはもみじがいっぱい!紅葉の頃は綺麗でしょうね~♪
秋は寒くて登れないのかな?
人数が多いので、待ち時間もあり、ゆっくり花の写真を撮る時間がありました。
沢の歩きだしではバランスを崩して悲鳴も聞こえましたが、もう皆、緩やかなガレ場はスタスタ。当たり前に進んでいますっ!
露美も花の写真を撮る余裕が出て来ました!
だんだん難易度の上がる素敵な沢でした。最後は水の涸れた滝をロッククライミング。ベテランスタッフがザイルを取りつけながらスルスル登ると、カメラ係のRさんが呼ばれて先に登って行きました。おおっ!さすがクライミングやってるだけあって、ベテランほどじゃないけどスルスル登って行きましたっ!
最初に登るのは子供達。じゃんけんで勝った順に登り始めました!最初は何処に取りついて良いか分らず、1歩1歩教えてもらって取りつきました。
オーバーハングな上な所も自分で考えたり下からのアドバイスに耳を傾けたりして登って行きました。子供って上達が早~いっ!
途中にもスタッフが居て安心でした。
子供達が思ったよりスルスル登るので、自分も行けるかと思って大人の1番目に登り始めました。が、この滝、地層が手前に傾斜してて、手をかける所がなかなか見つからない!なんで子供達はあんなにスルスル登って行ったの~?
下から見上げながら、ここは敢えてアドバイスと違った登り方で行ってみようと思った所は大苦戦。結局アドバイス通りに登りました~。下から見たらあんまりせり出して無いかと思った所も、登ってみると90度以上に感じました。ここザイルなしじゃ露美、落ちますっ。
上に着くと子供達がロープで確保してもらって下を覗き込んでいました。見られていたのね。はずかし~い(>▽<)
沢の終りは足元が崩れる砂の斜面を登って、細尾根に出ました!地図には登山道が載ってましたが、急な獣道みたいな道でした。
細尾根にザックを置いて、権現山山頂から丹沢湖を眺めました。
帰りは西丹沢自然教室へ出てバスで登り口の車まで戻りました。
とっても楽しい沢登りでした!
小学生の参加者が居る時点で、こんなにアグレッシブな沢へ行くとは思っていませんでした。でもしっかりした技術があれば素人でもこんな沢を登る事が出来るんですねっ。機会があればまた参加したいです!スタッフの皆さん、ありがとうございました!
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