2012年7月11日水曜日

種子島へ7/21こうのとり打上、見に行きます!

7/21(土)に種子島宇宙センターから、こうのとり3号機が打ち上げられます。「こうのとり」は、国際宇宙ステーション(ISS)へ物資を送る補給機です。種子島宇宙センターからH-ⅡBロケットに乗せて打ち上げられます。この打ち上げを見に行きます!ナント、友達の親戚が種子島に住んでいて泊めて下さるそうですーっ!

先週から露美は種子島ロケット打上モード全開っ。宇宙兄弟も読んだし、種子島の地図も印刷しましたっっ!旦那もものすごーく行きたがっていますが今めちゃくちゃ忙しくて休めません。ごめん旦那。でも露美、行って来るっっっ。行~ってきま~ぁすっ!ヾ(^∇^;)まだ10日も前だって~。

そんな訳で気のはやる露美は今日、裏山の県道から数キロ先の鉄塔が双眼鏡やカメラでどんなふうに見えるのか確認して来ました!

種子島の観光客用ロケット展望所は大体7km前後の所にあるようです。プレスが入れる宇宙センターは一般人は入れなくてロケット射場からは3.5km位の所にあるようです。だからTVで見る打上は3.5kmの所からプロのカメラマンに撮られた物です。あれを期待して行ってはガッカリします。まずはどんな大きさに見えるのか計算してみましょう。最近、金環日蝕を見たので太陽の視直径と比べてみる事にします。ロケット打上も金環日食を見た双眼鏡で見るつもりなので丁度良いでしょう。

太陽の視直径は0.53°
7.2Km先の物に置き換えるとtan0.53°*7200m=66.6mに相当する。
3.5Km先なら32.4m。
上記サイズの物は太陽と同じサイズに見える訳です。

H-ⅡBロケットは全長が56.6mだそうなので、
7.2KM先のロケットは太陽の視直径の 85%サイズ。
3.5KM先のロケットは太陽の視直径の175%サイズ。

下の写真の紅白の鉄塔が7.2Km位だと思います。300mmのレンズで撮りました。双眼鏡ではハッキリ見えたのに、カメラのファインダーのすりガラスの像では暗くて直接鉄塔を入れる事が出来ませんでした。手前の山の切り開かれた地形を目印に、やっと視野に入れました。双眼鏡ではもっと明るくハッキリ見えます。下の写真はカメラのファインダーから見た暗さと似ています。これでも天気は雲量6位の晴れでした。
F16、ISO400、1/1000秒。

家に帰ってから上の写真のコントラストをいじってこんな感じ。


こ、これは寂しい。
高圧線の鉄塔がどんな高さか分りませんが56.6mより、きっと大き~い。今日は決して透明度の良い日では無かったけど、ものすごく悪い日でもなかった。筑波山は何とか見えていました。7kmって意外と遠いですっ!

もっと近くの鉄塔を見て見ましょう。レンズ55mm。
見た目の印象と同じ感じに写っています。


300mmにズームすると、こんな感じ。こちらは地形図で見つからなかったので距離は良く分かりませんが、尾根2つ目と3つ目の間なので3km弱でしょうか?パラボラが付いてるからTVの中継局?これ位に見えたら申し分ありませんが、ロケット打上当日はロケット射場から3km以内は立ち入り禁止です。



双眼鏡で見ると3km先の鉄塔が、こんな感じに見えます。もっと視野は明るいです。上のコントラストをいじった写真位?

無理やり双眼鏡の片眼にコンデジを押しつけて近い方の鉄塔を撮った写真が←。シャッター押しながら手ぶれ防止ボタンは押せなかったし、カメラと双眼鏡の光軸を合わせるとか無理だったので、明るさの参考にして下さい。

双眼鏡を両目で見たらもっと綺麗です!日蝕の時も思いましたが、カメラのファインダーのすりガラスの映像と比べると、紙で出来たのっぺり平らな太陽と、立体的な太陽位違います!

と、ここまで書いた所で、、、友達からメール!
打上前日まで会社の研修が入ったってーっ!!!
当然、打上当日朝の飛行機も高速船も満席!
友達の親戚の家に友達抜きで泊る訳にもいかない。
いきなり宿なし。゜゚(>ヘ<)゚ ゜。

がーん!
どうなる?種子島っ!

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